2019年版の新作「チャーリーズ・エンジェル」が興行的に爆沈、女性監督が
「この映画が利益を出さなければ、男性は女性が活躍するアクション映画を見に行かないというステレオタイプをハリウッド業界内で強めてしまう」
という発言をして物議(笑)をかもしていますが、そういうことじゃないんだなぁ・・・というのが良く分るのが本作!2000年版のチャーリーズエンジェルス。
まあ、そもそもチャーリーズ・エンジェルス自体、1976年から1981年にかけてTVシリーズが続いた人気作。
男は女性が主役のアクションが嫌い、なんてことは無いのは一目瞭然。
2019年版が苦戦しているのは「女性だから」とかそういうことではなく、単にニーズが無かったか、作品が面白くなかったせいでしょう。
本作は、まず冒頭で「またテレビ番組の映画化か」と自虐ネタで軽いジャブをかますセンス!
間髪いれず、ケレン味タップリのアクションと、明るくポップなノリが最高です。
チャーリー探偵事務所に所属する3人の女性探偵(エンジェルス)達の、007も顔負けのアクション、女性の魅力タップリの華麗さで、ムツカシイ事抜きにして楽しめる娯楽作に仕上がっています。
この「華やかさ」とセンスの良さ、派手なアクションがチャーリーズ・エンジェルスの醍醐味、本作はそのあたりをしっかり理解しての映画作りをしている感があります。
もちろん、主演のキャメロン・ディアスやドリュー・バリモア自身の魅力も上手く引き出せています。
私自身は、テレビシリーズの方はそんなに観たことはないのですが、本作は普通に面白い!と感じました。

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