本来レビューはその商品を肯定的に伝えるために書くべきだが、敢えて苦言を呈します。
まず青チャートは教科書はおろかスタンダードなど学校採用の公立高校の標準レベルの問題集まで全て解ける方以外は手を出していけません。
解法暗記するにしても解法を理解できないからです。
では黄チャート?という方。青チャートよりは賢明な判断です。書店にて星1から3の問題をざっと眺めましょう。1は解けて当たり前、2も大体は解けそう、3であまり解けないかな?位で初めて使いこなせます。
学校採用の問題集で言うとA問題は全部できてB問題も半分は解ける、勿論解答は完全に理解出来る方以外は黄チャートもなかなか難しいでしょう。
黄チャートと青チャートは半分以上かぶって大差ありません。超進学校でも黄チャートを使ってます。
ではチャート式をやるなということではありません。
白チャートを是非やってみましょう。
馬鹿にするな!と言われそうですが、理解できない青チャートやほぼ同じ難易度の黄チャートできますか?
多少遠回りでも白チャートで基礎を固めてからでも遅くないはずです。
白チャートもまずは星1から3の例題だけでいいのでやってみましょう。
なかなか理解できない例題は下のEXという類題にも取り組みましょう。基本的に例題だけです。
案外白チャートも悪くないです。
私も白チャートは大体は解けますし、解けなくても分かります。でもこのレベルが完璧でないと上にいけないと思います。基礎固めと思いやってます。
確実なステップアップにまずは白チャートいかがですか?
追記。
もしも白チャートの解説では少し意味不明という方はマセマのはじはじを最初に読みましょう!
また白チャートが量が多いから挫折するという方はマセマの初めから解けるを問題集代わりに使用しましょう!
最後にマセマのはじはじすら理解不能という方へ。諦めてはいけません。やさしい数学ノートを使いましょう!公式を当てはめて使って慣れる。その後に理屈ははじはじの講義部分で読んで納得しましょう。その後ははじとけか白チャートにちゃんと進めます。
では白チャート以降のルートを提案します。
ここで受験の定番の基礎問題精講または黄チャートまたは青チャートに手を出せます。みんなと肩を並べられます。
うーん、そうは言っても難しいという方はマセマの元気が出る数学をはさみましょう。
マセマが嫌な方はチャートか基礎問になんとか食らいついてください。
チャートか基礎問が終われば一対一をやるもよし。チョイスもよし。チェックリピもよし。文系の数学もよし。キャンパスもよし。標問もよし。
参考までに文系の数学、チェックリピート、チョイス、キャンパス、標問、一対一の順に難しくなります。
標問と一対一に関しては難関大理系以上または旧帝大文系以上でないと必要ないと思います。
それ以下の文系は文系の数学重要とキャンパスで大丈夫だと思います。それ以下の理系は中堅ならチェックリピートで有名大なら難しめですがキャンパス、やさしめならチョイスかと思います。
志望校の過去問を見れば自然と分かると思います。
大事なのは今の学力を向上させるために段階を踏んで一つずつこなすことだと思います。
スタートラインが青チャートでなく白チャートでもはじはじでも構わないはずです。
無理して難しい教材で数学嫌いになったり、自信なくしたり、投げ出したり、自己嫌悪になる必要はないはずです。
まずははじめること。今の学力を冷静に把握すること。続けることです。逆転勝利を目指して頑張りましょう。
さらに追記。
以前の記述で不足してた点を記載します。
まず横国や千葉や筑波や神戸など難関大文系及びマーチ地方国立大文系かつ理系は文系の数学重要編は必須、マーチ文系かつ理系はチェックリピートを追加。地方国立大文系かつ理系志望はチョイスを追加。キャンパスで仕上げ。
これは黄チャートか基礎問の後のルートです。
しかし中堅地方国立私立大学志望者は以上のルートは必要ないと思います。何をやるか?
そうです。白チャートです。基礎例題だけでなく発展例題は勿論、理解できないのはEXもやりましょう。その後にエクササイズをやって受験勉強は終わりでいいと思います。マセマのはじはじが必要ない方は白チャート一冊で終了です。
中堅より上の方はエクササイズはやる必要は必ずしもありませんが、時間があるならやれば確実な力になります。おすすめです。
またまた追記。
受験数学の主流は黄青チャート式かフォーカスゴールドかニューアクションレジェンドや一対一や基礎標準問題精講だと思います。
出来ればこれらを使いこなせた方がいいのですが、学校採用の問題集でも4ステップはさっぱりな方もいるでしょう。
白チャートまでは出来た。そこからが難しいとかまたは白チャートも難しい方もいるでしょう。
無理してやらなくても坂田アキラの数学が面白いほど分かるシリーズやマセマシリーズを使いましょう!
ただ私個人としては白チャートは汎用性のある基本的な参考書だと考えてますので出来れば例題だけでなくてエクササイズもやってほしいです。
ただ無理して取り組んで数学嫌いになるよりは坂田シリーズでつかみはバッチリ!
続いてマセマの元気が出る数学から合格!数学や実力アップ問題集へとステップアップした方がつまづかずに簡単に短時間で結果がでる効率的な一つのやり方です。
是非一つの方法として検討してみて下さい。
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