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ダールグレン(1) (未来の文学) (日本語) 単行本 – 2011/6/22

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

都市ベローナに何が起きたのか―多くの人々が逃げ出し、廃墟となった世界を跋扈する異形の集団。二つの月。永遠に続く夜と霧。毎日ランダムに変化する新聞の日付。そこに現れた青年は、自分の名前も街を訪れた目的も思い出せない。やがて“キッド”とよばれる彼は男女を問わず愛を交わし、詩を書きながら、迷宮都市をさまよいつづける…奔放なイマジネーションが織りなす架空の都市空間を舞台に、性と暴力の魅惑を鮮烈に謳い上げ、人種・ジェンダーのカテゴリーを侵犯していく強靱なフィクションの力。過剰にして凶暴な文体、緻密にして錯乱した構成、ジョイスに比すべき大胆な言語実験を駆使した、天才ディレイニーの代表作にしてアメリカSF最大の問題作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ディレイニー,サミュエル・R.
1942年ニューヨーク生まれ。ニューヨーク市立大学を中退後、漁船乗りやフォークシンガーとして世界を放浪、62年『アプターの宝石』でデビュー。該博な知識と詩的文体、多層的語りを駆使してメタファーに満ちた神話的作品を多数発表、アメリカン・ニューウェーヴの旗手として活躍。自伝The Motion of Light in Water:Sex and Science Fiction Writing in the East Village 1957‐65(88)はヒューゴー賞を受賞

大久保/譲
1969年生まれ。東京大学教養学部卒。現在埼玉大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 出版社 : 国書刊行会 (2011/6/22)
  • 発売日 : 2011/6/22
  • 言語 : 日本語
  • 単行本 : 488ページ
  • ISBN-10 : 4336047413
  • ISBN-13 : 978-4336047410
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.6 7個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

ベスト500レビュアー
2011年7月7日に日本でレビュー済み
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2011年7月14日に日本でレビュー済み
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6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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ベスト500レビュアー
2020年4月7日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち5.0 金星(ヴィーナス)のような、緑色の目の女性?
ユーザー名: amazou@karakuchi、日付: 2020年4月7日
タイトルの「ダールグレン」って何?
物? 言葉? 名前?
「ダールグレン」の意味を知りたい、と思い、読書を始めました。

キッドという名前は、この本のいたるところに無数回、繰り返し出てきますが、
「ダールグレン」は、「ノート」のリスト中に「ウィリアム・ダールグレン」(91頁)と、
たった一回出てくるだけです。
人の名前っぽいけれど、本書のタイトルと関係があるのでしょうか?

本文中には「ダールグレン」についての説明は、いっさいありません。
(まだ読んでいない「Ⅱ巻」のほうには、何か書かれているのかも……)

この本の読書は「ダールグレン」の意味の謎を探る冒険の旅になりました。

最初の謎は、表紙カバー。真っ黒な表紙カバー!
本を手に持って微妙に傾けながら光線の反射を加減すると、
やっと黒地の上に黒インクで印刷されたタイトルがかすかに見えてきます。
手の込んだ仕掛けの表紙カバーは、闇夜のカラスのような装幀です。
この本の全てが<漆黒の闇>の世界のことであることを表象しているよう。

「闇の内奥で風が答えた」(15頁)
「二人は漆黒の闇にはいりこんだのだ」(38頁)
「漆黒の木々のあいまから」(40頁)
「俺の<魂(傍点あり)>は黒いんだ」(368頁)

「でもぜんぶ真っ黒じゃないですか、そう口にしかけた瞬間、つや消しの紙にかすかな光が反射していることにキッドは気づいた。
『黒い紙に黒インクで刷られているんだ』ニューボーイ氏は説明した。『挿絵を見るには、横から光にかざさないといけない。そうすればインクが光に照らされる」(434頁)

一方、本の帯には、黒地に白い活字なので、文字がはっきり読めます。
「Ⅰ」、「Ⅱ」という大活字がそびえたち、二巻本の超大作であると誇示する帯。

「20世紀SFの金字塔」
「ジャンルを超えたマジックリアリズムの傑作」

最高の賛辞が躍る帯

本書冒頭には、いきなり序文のような、
ウィリアム・ギブスンの「組み換え式の都市」の文章。

「ベローナ。 あの街のみんなに、わたしからよろしくと伝えてほしい」(5頁)

「組み換え式の都市」ベローナへの旅に、いざ出発!
ギブスンの挨拶もキッドたちに伝えたい、と出発したものの、あっと言う間に読み終わりました。

キッドという男性が主人公の物語です。
しかし、物語の流れを作っているのは、なぜか女のような気がしました。

「バニーは男なんだ。知ってるかい? だけど彼女は、〝彼女〟と呼んでほしがってる」(398頁)
「疎外感。これは、ゲイ的なものの本質だな」(368頁)

「<ヘイズ街(ゴシック体)>がはずされた。女は梯子の最上段から<Q通り(ゴシック体)>という標識をとりあげてはめ、ボルトを固定しはじめた」(399頁)

ベルーナでは、男は女々しくて、女は男のようにたくましく力仕事をこなしている!

この「ダールグレン」という作品の作者ディレイニーが生まれたのが、1942年。
「ダールグレン」が出版されたのは、1975年。
作者、33歳のとき(若い、幼いとき)の「ぼく」ちゃんの小説です。

《備考》
<「ぼく」について>
人の名前と言えば、
この本の主人公の「ぼく」は、自分の名前を忘れ、思い出せないという、変なヤツです。
「だから世界に向かって叫んだ、自分に名前を与えてくれと」(15頁)
頭の病気では? 記憶喪失?
ではなさそうです。
コロンビア大学で一年間勉強したと、何度も言っているから。(19頁、182頁、382頁)
コロンビア大学は、頭のいい「ぼく」ちゃんしか入学できない一流大学です。
なのに、「ぼく」に名前をつけてください、だなんて!
知らない他人に言ったら、ふざけてんの? と殴られそう。
奇妙なことに、91頁のリストの中の〝キット〟という似た名前(?)に対しては、
「いや。ちがう、ぼくの名前じゃない」(91頁)と、妙にキッパリと断固否定する。
「ぼく」ちゃんたら、自分の名前が分からないのだから、
〝キット〟という名前の可能性だって完全否定はできないはずですよ。
きっと、頭は狂ってないのでしょう。忘れたふり? 思い出せないふりかも?
それにしても、論理的でないことを平気で言う「ぼく」ちゃんですこと。
「キッド(Kid)っていうのは、鉄の狼が勝手につけた名前なんだ。そのあと、コミューンのあの娘がもう一個の dをつけたして Kidd にしようとした」(90頁)
生まれたばかりの赤ちゃんの名前なんていうものは、
本人の了解なんか得ずに、勝手につけられるものなんですよ、ベイビー。

<「二つの月」について>
「雲の切れ間から、丸い月がのぞいていた。そして、風に流されたその切れ間に、<もう一つの(傍点あり)>月がみえたのだ! 低い空にある小さな月は、ほぼ三日月だった」(127頁)
二つの月だなんて、いったい何なんでしょう?
「二重の明かりに照らされた霧のなかで影を探す」(129頁)
「二つの月なんて、いったいなんの役に立つんだ?」(129頁)
「二つの月には、それ以上の意味がなくちゃいけない!」(129頁)
「からかっているんだろう? 二つの月のときみたいに」(455頁)
「二重の光のもとで消えてしまうものもある」(129頁)
「まだ誰も足を踏みいれていないもう一つの月が現われたおかげで、とつぜん、前からある月もいっしょに……」
「空に輝く光にもどった」
「あるいは……」彼女はうなずき、「新しいものになった」(以上、131頁)
「月になったジョージ・ハリスン」(466頁)
「新しい月にジョージって名前がつけられた」(404頁)
「でも、ジョージが新しい月なら、このわたしは明けの明星よ」(404頁)とバニー女子。
明けの明星は、金星(Venus)の別称。女神ヴィーナス。
男は月で、女は金の星?

<再び、タイトルの「ダールグレン」について>
原書のタイトルは、”DHALGREN”の一語。
和訳本の真っ黒な表紙カバーを外すと、ハードカバーが出てきます。
そこには、ライト・グレーの地にダーク・グレーのインクで印刷された「DHAI.GREN」の二語。
そうか! 大文字の「L」と思っていたのは、もしかして大文字の「I」にピリオドだったのかも。
DHALと見えたのは、DHAI(Dhai)なのかも?
”DHALGREN”とは、もともとは DHAI と GREN の二語だったのでは?
ニュー・ヨークが、のちにニューヨークになったように。
ガール・フレンドが、のちにガールフレンドになるように。
Dhai means moonlight, bright light, or gold.
Gren means green.
ということで、「DHAI.GREN」とは、
金色に明るく輝く月光色、そして緑色、という意味なのでは?
金色に明るく輝く月光色のような男性(黒人)と
緑色の目を持った、金星ヴィーナスのような女性(白人)、の物語かも知れません。
月と金星の幻想物語なのかも。月がふたつ見える世界なんですもの……
「女はリンゴの目を――リンゴのような緑の目をあげた」(89頁)
この女の名前は、レイニャ。先に出てきたバニー女子ではありません。
おっとー、
「バニーは男なんだ。知ってるかい? だけど彼女は、〝彼女〟と呼んでほしがってる」(398頁)
「オカマだろ」(39頁)

<「ぼく」が歳を気にするわけ>
「ぼく」は、二十七歳(19頁、35頁、36頁、364頁)。
1948年生まれ(19頁、385頁)
この物語の「ぼく」は、なぜこんなに歳を気にするのでしょう? 何度も何度も、四度も。
<歳>というより、自分の幼さを気にしているようです。
「ぼく」って自称するのは、子供っぽいですよね。
「俺はおまえより十二は年上だ。俺のことを坊や(キッド)って呼ぶな」(301頁)
おおっ。いいぞ、いいぞ、キッド坊ちゃん。ガンバレ!
レイニャは、「二十三歳! ひどくない?」(381頁)
「わたしは今でもまだ幼いんだわ」(381頁)
「四日のあいだ、彼が口にしたことといえば〝ありがとう〟と〝うわあ〟の二つだけ。それぞれ四十四回ずつ言ったかな。わたしたちは幼すぎたんだと思う」(381頁)

ベローナの街のみんな、ありがとう。
つづいて「Ⅱ巻」を読み始めます。
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2014年5月13日に日本でレビュー済み
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ベスト500レビュアー
2011年8月27日に日本でレビュー済み
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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VINEメンバー
2011年8月19日に日本でレビュー済み
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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VINEメンバー
2012年3月9日に日本でレビュー済み
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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