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ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫 む 6-27) 文庫 – 2004/10/15

5つ星のうち4.4 120個の評価

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失われた心の震えを回復するために、「僕」は様々な喪失と絶望の世界を通り抜けていく。渋谷の雑踏からホノルルのダウンタウンまで――。そこではあらゆることが起こりうる。羊男、美少女、娼婦、片腕の詩人、映画スター、そして幾つかの殺人が――。デビュー10年、新しい成熟に向かうムラカミ・ワールド。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2004/10/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/10/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 416ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 406274905X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062749053
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.8 x 1.6 x 14.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.4 120個の評価

著者について

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村上 春樹
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1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。

1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞受賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
120グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2023年11月11日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    上巻の感想にも書きましたが、主人公よりもずっと年上の今、読んで良かったと思う。あまり若いうちでは、この内容はわけがわからなかったでしょう。まあ、今でも全てわかるわけではないけれど。とても良かった。深く暗い話なのだけれど、所々になんともいえないユーモアがあるところが、他の村上作品とはちょっと違う気がした。またすぐに読み返したいくらいです。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年11月11日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    物語に没入感です。文学的な小説家ですね。
  • 2020年7月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    羊をめぐる冒険が面白くて続編と言うことで買いました。おちんちん。不思議な世界観は村上春樹作品の面白さでそれをおもしろいと感じる人にはおすすめできると思います。
  • 2023年4月15日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    商品も綺麗でした。
  • 2020年1月28日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ちょっとした事情があって、ここのところ村上作品をデビュー作から読み続けているのだけど、本作はこれまでとは違う意識で読んだ。
    それはその昔、本作で村上作品を読むのを休止したからで、その理由を思い出すという理由からだ。

    上巻は普通に面白く読んでいたけれど、下巻を読んで思ったのは、あーあの頃のわたしは、「僕」と同様に物語の展開に混乱していたのだろう、加えて、失う/失われることにばかり心をもっていかれていたのだろう、ということ。
    今読むと、本作で「僕」はちゃんとケリをつけたのだねと感じるけど、あの頃はそんなことに思い至る余裕はなかったのかな。

    『世界の終わりと~』のリブートであるようにも思う。
    「世界の終わり」と「ハードボイルドワンダーランド」とふたつに分けなければ書けなかった思い/認識をひとつの物語にする。

    壮大な独り言かな、とも思う。
    子供であったり、周りに合わせていたり、独善的であったりした自分を登場人物たちに語らせ、自らを見つめ直し、そして自分なりのステップで進もうとする。
    進む決意をする。
    あの頃のわたしは進む決意ができなかったのかもなあ。
    5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年1月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    村上春樹の作品には「悪を倒す」描写が多いです。この作品では「悪」が後の作品に見られる異形の怪物等として独立した存在ではなく、五反田君という人間に潜む影の人格という形で描かれている。「僕」はそれを、自分ではそう意図してなかったつもりだが結果的に駆逐してしまう。それも「僕」の影の人格が成したことかもしれない。表の人格は互いに引かれ合い、影の人格は反発する、という関係かと読み取りました。他作品に出るSFぽいキャラクターに少しついていけないと思う私にはよい物語でした。羊男はいますけど。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2015年5月16日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    上巻(評価済:「オドルンダヨ」―マントラ(呪文)の力)からつづく。

    マントラには効力があるが、しょせんは他から与えられたもので決定的ではないだろう。

    「僕」は次に自問へ進む。(下巻28章p.51)
    「音楽にあわせて踊っていたら、ここまでやってきた。僕は上手く踊っているだろうか? 僕は頭の中でこれまでの事態の進行を順番に辿り、それに対して自分がとった行動をひとつひとつチェックしてみた。それほど悪くない、と僕は思った。たいして良くはないかもしれない。でも悪くない。もう一度同じ立場に立ったとしても、僕はやはり同じように行動するだろう。それがシステムというものだ。一応足は動いている。ステップを踏み続けている。」

    自問し、経過を観察し、自答する。これで決定的に次に繋がるのだろう。
    評者ならマントラ風に短く「In step?」と自問したい、繋がりを信じつつ。(Am I keeping in step?の簡略版)

    しかし自問でも解決がつかない状況に追い込まれる。(下巻39章p.262)
    「踊るのだ。すごく上手に。五反田君に電話をかけて(略)僕は受話器を床に放り投げた。駄目だ、僕にはできない。どうしてもうまくステップが踏めない。」

    解決(?)に導いたのは意識が遠のくときの絶妙の直覚の声、そこに至るまでの心の状況描写がすばらしい。(同章p.268)でもこれは口にだしてはいけない言葉だったかも。

    本書が気に入った人はぜひ、英語バージョンも横に置いて較べながら読むといい。世界はもっと広い。
    『Dance Dance Dance』(書評済) 書評のタイトル:「dance/stepというメタファの力が強い分、本書のほうが原書より遠くへ飛べる!(ハズ)」

    本書は坂口恭平著『現実脱出論』(評価済)とも波動が似ている。機会があれば合わせて読みたい本といえる。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2016年3月14日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ハラハラドキドキのラスト手前。そしてラストは良かった。最期に救いのあるベートーヴェンの曲のように。まるでベートーヴェンの「エグモント序曲」を聴いているようだった。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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