かたくなまでに理解し難い罵声罵倒を仲間にはいてきたベート。
優しさの裏返しだとしてもあまりにひどすぎる言葉。
例えどんな背景があろうとも、原作者はこんなキャラクタを正当化出来るのか?読者を完全に納得させる事は出来るのか?
そんな疑念をずっと抱いてきた人も多いのではないでしょうか。
正直私も苦手でしたし、言ってしまえば(例えそれが演出だとしても)嫌いなキャラクターでした。どんなエピソードがあろうとこの評価は変わらないだろう、と。
ところで、当方はいい歳したおっさんです。
そのいい歳したおっさん、まさかの号泣です。
鼻水たらしてティッシュを2~3枚消費し、落ち着くのにちょっと時間がかかりました。
まさかこんなに共感してしまうとは。
自分で言うのもなんですが、人に迷惑をかけないために、あるいは家族や大切な人に苦労させないために、何でも一人でなんとかしようとしてしまうタイプの人間にはかなり響くのではないてしょうか。
現実でもそうですが、人に頼ることもできる人の方が結果的に(本人を含め)幸せの総量を増やせることが多いです。
ベート編はまだつづきますが、ベートさんの未来に幸あれとねがうばかりです。
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