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ダイング・アニマル 単行本 – 2005/1

5つ星のうち 3.8 6件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

愛と死、迫り来る老いと生への渇望を描く!
教え子と関係を持ち自分の年齢を強烈に意識する老齢の大学教授。些細なことで別れたが…。迫り来る老いと生への渇望。愛することと、生きることの根源を問うフィリップ・ロス驚愕の話題作!

内容(「BOOK」データベースより)

60を過ぎた老批評家ケペシュに美しい乳房を持つ若い愛人ができた。美しい体への執着は、せまりくる老いと生への渇望を想起させ、初めての嫉妬にとらわれる。そして大きな喪失感に苛まれた別れから8年、ふたたび彼の前に現れたとき…。「死にゆく獣」としての男の生と性への執着を赤裸々に描くフィリップ・ロス円熟の代表作。

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登録情報

  • 単行本: 151ページ
  • 出版社: 集英社 (2005/01)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4087733963
  • ISBN-13: 978-4087733969
  • 発売日: 2005/01
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8 6件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 275,414位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

5つ星のうち 3.8

トップカスタマーレビュー

形式: 単行本
 フィリップ・ロスを読むのは、『欲望学教授』以来30年ぶりだ。映画化された『エレジー』の上映前に読んでおきたかっただけだが。相変わらず、性を語らせたら、今や右に出る者はいないというべきか、筆は冴え渡る。
 「老いと性」がテーマであれば、対局にある若さへの嫉妬、若さへの郷愁という形で描かれることはありがちだが、ヒロインの美は、老若を超越したモディリアーニの裸体画に比する芸術作品である。「乳房」の美しさが、この小説の最後まで、ヒロインの存在以上の存在感と喪失感を表す。
 『乳房になった男』である欲望学教授のケペシュは、老いてなお健在。最初のうち、男の性は文学史の上で、女性の性は音楽史の上で、語られるが、最後にはいずれも音楽と共に語られる。女学生との交わりには、ジャニスやジミヘンが。ヒロインとのセックスには、ブラームスやハイドンが。彼女と別れた後は、ベートーヴェンやモーツァルトを弾きながらの自慰。といった具合に、音楽が最初から最後まで流れていく。
 「道徳的な美点をもつ女とでなければできない」フェティシストの息子は、「ジャニスがいなければ、父さんは70歳になって哀れな瘋癲老人になることもなかっただろう」とお互いに蔑み合う。
 キューバ出身であるヒロインの、亡き父親に「もっとスペイン語で答えてあげればよかったのに」という後悔に、ロスの小説に定番のディ
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投稿者 もりーに 投稿日 2010/11/19
形式: 単行本
なぜか、不倫や奔放な性というものをテーマにしたものがあまり好きでない。
好きではないが、この本はそうした種類の小説とはドライさが違う。
描かれているのは、老齢の大学教授と、学生との恋。ただ、ここには甘いラブロマンスなど
ひとかけらもない。老齢の大学教授は、結婚を「一生奴隷でいる約束」ととらえ、ヒロインとの恋愛以前にも、恋愛以後も何人もの生徒に手をだしてきている。
こういう大学教授っているんだろうな〜と真面目に思った。
女学生と仲良くなるためにホームパーティーを開き、自身の上品な趣味や、ピアノの腕前などを披露する。相手の体にしか興味がないから、女学生との会話などは、内心ではただ空疎なだけの手続きのようなものだ。もちろん自由恋愛。縛られるのが嫌いで、簡単に浮気する。そして、老齢ゆえに自分に自信がなく、セフレの若い女学生が自分を捨てることに怯え、胸をかき乱されたりする。一見して醜悪。読んでいてうんざりするのだが、では、我々が甘い砂糖でコーティングした「恋」の幻想とやらが、この老人の恋の醜悪さからどれほどの距離があるのかと考えると、暗い気分になってくる。老教授の語りは醜悪ながら筋が通っているといえなくもなく、汚い真実を突き付けられたような、いやーな小説であった。
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投稿者 ringmoo トップ1000レビュアー 投稿日 2009/6/16
形式: 単行本 Amazonで購入
62歳の老教授と24歳の女学生と言う、38歳の年齢差のある二人の関係をベースに物語は進行します。

38歳の年齢差も凄いし、更に他にも同時進行で愛人を持っていると言うパワフルな老人の活力に、先ず脱帽します。

そして、そういう年齢であるが故に、彼にとっては「性」の問題は「生」の問題でもある訳です。
それは、老いの恐れであり、若さへの嫉妬でもある訳です。
しかも、彼は60年代の性の解放の申し子であり、自由気ままな性生活をエンジョイしてきていました。
それだけに、一人の女性の「乳房」への執着は、老人の異常な執念と言う形をとります。

そんな関係も1年半で終わり、ようやく落ち着いてきたところに彼女からの電話がかかります。
それは、乳がんに侵されたことに関するものだったのですが、70歳になった主人公は、改めてその裸体を見て思いを新たにします。

途中には、60歳前の友人の死も登場し、そこでは死に際して妻の裸を見ようとする老人の執念も登場します。

老人としての「生」と「性」の問題を考えさせられる作品です。
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