レイズタイガー、当時定価はたしか3000円ほどだったように記憶しています。
まあ、プレミア価格出品のマーケットプレイスにも中に一応人らしきものがいて、曲がりなりにも生活らしきものがかかっているらしい疑惑がありますので、出品価格につきましては今回は不問といたしましょう。
さて、商品そのものは今見ても古さを感じさせないかっこよさです。
特にこのゾイドの特色としましては、他の機体にありがちな「内側はコストダウンと軽量化で肉抜きの空洞が丸見え」ということがほぼない、という点が挙げられます。
中央に部品の分割線は見えますが、大きな空洞が見えてしまって安っぽく見えることはありませんので、美観については考えられている機体と言えます。
発光ギミックにつきましては、正直あんまりですが……歩行ギミックはきちんと決まりますので、勘弁してあげてほしいところです。
ただし「発売より年月が経過した商品で、再生産が望めず市場の在庫全点が当時の生産分である」ということを考えると、胴体に這わせる透明チューブには現在までの経年により黄変(黄ばみ)が発生しますので、コンディション的に「どうこう言っても無駄」でもあります。
設計段階で盛り込まれながら搭載されなかったギミックの話は大筋で、他のレビューでこき下ろされているとおりですが「子供が買ってもらいやすいように、ギミックを削除してでも販売価格を抑える」という商業的な判断は間々ありうることですので、それを「メインターゲットでない大人の都合で詰る」のはナンセンスでしょう。
ありのままのレイズタイガーを愛してあげられれば、それでよいのです。
当時のゲームソフトに購入特典として付属の「プテロレイズ」と合体させるという遊びもあり、合体させられれば文字通りの「為虎添翼」となり、さらにかっこよくなりましたが、そちらはゲームソフト特典であるがゆえに入手が面倒・高額になりがちでしたので、忘れてもよいでしょう。
ごく個人的な減点ポイントとしましては、爪の部分は組み立てがやや外れやすく、意匠が単純すぎるように感じる点と、歩幅がもっと大きければもっと迫力が出たように思う点です。
しかしそのまま立たせておくだけでも佇まいは申し分ありませんので、過度の減点は避けて☆4で。
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