探索チーム「シーカー」に属するエアレイドなので「シーカーエアレイド」です。
同シリーズの「エアレイド」とはどういう関係なのかは分かりませんが、ややこしいですね。
緑色の飛行機から細身のロボットに変形という個性的なオートボットで、映画に出なかったのが惜しまれます。
デラックスクラスですが、変形前後ともに細めということもありボリューム感に欠けます。
色々あって以前より値段が高騰していることもあり、割高感を感じる人もいるでしょう。
また、俺がハズレを引いただけかもしれませんが、
塗装ハネやバリ跡の処理が少し気になったので、店頭で買う時は注意して選んだ方がいいかもしれません。
変形ギミックは中々堅実なつくりで、「どこをどう外せばいいのか」さえ分かればストレスなく変形を楽しめます。
全体的にパーツが細いので耐久性がどうなのかは不安ですが、変形ギミックには特にムチャな箇所はありません。
ビークルモードではランディングギアが3ヶ所あり、転がし走行はできませんが安定して置くことができます。
単純に飛行機としてよくまとまっていますが、メックテック武器をレドームとして装備しているのが特徴的かつ面白いですね。
ロボットモードは細身に加え、右腕が尾翼の変形したクローになっているという少し特異なスタイル。
クローの3枚の尾翼はしっかりと120度ずつ綺麗に止まってくれるのが嬉しいところ。
右腕は長く伸びていますが、アームパーツを折り畳むことで少し短くまとめることもできます。
難点なのが、左腕の手首のユルさ。
左腕にはボールジョイントによる普通の拳が付いているのですが、このボールジョイントがユルすぎて、
ポロリとまではいきませんが、メックテック武器の重さに負けてすぐ傾いてしまいます。
(ダークサイドムーンの玩具は「本体に対して武器が重すぎて保持に難有り」というのが多すぎて残念です)
可動に関しては可も不可もない所。
手足の根元はボールジョイントなので良く動きますし、ヒザも90度は曲がります
腰可動がなかったり、頭は横にしか回らなかったりしますが、まあこんなもんでしょう。
ただ肘が30〜45度ぐらいしか曲がらないのは残念。変形の都合で、逆向きには90度ぐらい曲がるんですが。
爪先とカカトが前後に大きいおかげで、細身の割に自立性は悪くないですが、
足首に可動はないので接地性は良くなく、あまり派手なポーズでは立てません。
メックテックは通常時はシールド、展開するとブラスターになります。
デラックスクラスなので、例によって展開時の維持はできない仕様です。
他のメックテックは「レバーを輪ゴムで抑えたりすることで疑似的に展開を維持」できたのですが、
こいつの場合は「シールドパーツをスライドさせることによって展開」のため、かなり難しいです。
持ち手部分は90度可動するので、ちゃんと盾っぽく構えさせることができます。
しかしそうするとシールド前面のパーツがダランと開き、ブラスター銃身が少し垂れてくるので見栄えが悪いです。
(今更ですが、メックテックは実写3作目玩具のウリとするにはあまりにもやっつけ仕事すぎます)
ちなみに、メックテックは左腕以外だと「肩の羽」や「背中」に接続できます。
羽は接続時にパーツが割れそうで少し怖いので、どちらかと言えば背中に付けておくのを勧めます。
メックテックはさておき、本体の出来はとてもよく気に入っています。
メックテックのことさえ忘れれば左手首のユルさも気にならないので、いっそ他のTFに譲ってしまうのも良いでしょう。
「映画未登場」というのはキャラクターとして少し不利ですが、こいつのデザインが気に入ったという人にはオススメです。
個数 | 1 |
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電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
対象性別 | 男性 |
メーカー推奨年齢 | 5歳以上 |
発売日 | 2011/11/17 |
Mfg 対象年齢 | 5年以上 |
製品サイズ | 30.51 x 19.2 x 7.49 cm; 199.58 g |
ASIN | B0054XO018 |