この商品は、マイクロン伝説のアイアンハイドのリカラー版です。アイアンハイドはマイクロン伝説で二色、スーパーリンクで一色と、リカラー版が多くあるトランスフォーマーの一体です。ちなみに、同シリーズでリカラーが沢山あるトランスフォーマーの中にはサンドストームがあります。
アイアンハイドは、デストロン所属の、まさに軍人といったキャラクターです。マイクロン伝説では、見るからに攻撃性の強いアイアンハイドですが基地の整備やマイクロンパネルの捜索等、割に合わない任務ばかり与えられていました。そのくせ不得意な任務を命じたメガトロンからは任務失敗の時にはボロッボロに怒られてしまうなど、理不尽なキャラクターです。因みにアイアンハイドは、マイクロンを装備していてもサイバトロン勢に劣勢を強いられる等、雑魚キャラとしての本分を全うしています(汗)。そんな彼も、マイクロン伝説最終回でメガトロンがユニクロンに取り込まれたことにより、実質デストロンはサイバトロンに吸収され、アイアンハイドはサイバトロンの警備兵として、オーシャンシティの警備にあたっていました。彼は自分がサイバトロンに所属することになってもデストロンの誇りを忘れず、終始「自分はサイバトロンの指図は受けない‼」と突っぱねていました。士官候補生のロードバスターには、「未熟者め‼」と古参の兵としての威厳を知らしめていました。そんな中、アルファQ率いるテラーコン軍団が攻めてきた時には勇猛果敢に警備兵としての責務を全うして応戦していた様はまさに「根っからの軍人」でした。そのため、メガトロンがガルバトロンとして復活した際には、サイバトロンとして元の主に銃を向けるか、或いはデストロンの誇りを取り戻しガルバトロンに尽くすかで苦悩しました。結果、苦悩しながらもデストロンに復帰し、グランドコンボイやロードバスターと何度も戦闘を重ねました。そんな彼も、サイバトロンと人間が共同で開発した「エネルゴングリッド」からガルバトロンを守るため、ガルバトロンを庇い自らは死亡しました。しかしその姿はガルバトロンをして「よくやった‼」と言わしめるものでした。ガルバトロンはその後アイアンハイドの残されたスパーク(トランスフォーマーの魂)から新しいトランスフォーマー「アイアンドレッド」を作り出しました。そんな根っからの軍人肌のアイアンハイドが、私のお気に入りのトランスフォーマーの一体です。
玩具の説明をすると、蛍光色の車体に紫色のクローラーを持った戦車にトランスフォームします。正直な話、クローラーが黒じゃないのはどうかと思いましたが、今ではこれも気に入っています。マイクロンのサーチもアイアンハイドと同様のカラーリングに塗り替えられています。しかし、スーパーリンク本編では、サーチは登場しません。あくまで「スーパーリンクにもし居たら」くらい気分として考えると良さそうですね。アイアンハイドは、ロボット、ビークル、固定砲台(トーチカ?)の3形態にトランスフォームします。ロボットの時、足は変形の都合上股が120°程開きますが、腕は横には可動しません。因みに、これはオレ変形ですが、足はタンクのまま、上半身はロボットにすれば、ガンダムのガンタンクみたいに出来ます。そもそもロボットモードではクローラーで立っているので、ある意味安定感が出てきます。頭は可動しません。手はそのままバルカンになっているためマイクロン等の武器は持てませんが、その分腕にはマイクロンジョイントが片腕だけでも腕に1箇所、肩に1箇所あります。それが両腕ですから、マイクロンによる武装強化の恩恵が受け放題です。その分足にはジョイントはありません。
長文となりましたが、アイアンハイドはデストロンの中でもメガトロン(ガルバトロン)への忠誠心は1,2を争うほど真面目なキャラクターです。興味があれば是非買ってみてください。最後まで読んでいただいて有り難うございました。
個数 | 1 |
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電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |
対象性別 | 男性 |
メーカー推奨年齢 | 5歳以上 |
発売日 | 2003/12/1 |
Mfg 対象年齢 | 5年以上 |
製造元リファレンス | 205020-1980 |
製品サイズ | 19.81 x 19 x 9.19 cm; 322.05 g |
ASIN | B0006FQCPQ |