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タイワニーズ 故郷喪失者の物語 単行本 – 2018/6/8
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戦前は「日本」であった台湾。戦後に「中国」になった台湾。1990年代の民主化後に自立を目指す台湾。戦争、統治、冷戦。常に時代の風雨にさらされ続けた日本と台湾との関係だが、深いところでつながっていることができた。それはなぜか。 台湾と日本との間を渡り歩いて「結節点」の役割を果たす、多様な台湾出身者の存在があったからである――まえがきより
台湾をルーツに持ち、日本で暮らす在日台湾人=タイワニーズたち。元朝日新聞台北支局長の筆者が、彼らの肖像を描き、来歴を辿りながら、戦後日本の裏面史をも照らす。
【目次】
・蓮舫はどこからやってきたか
・日本、台湾、中国を手玉にとる「密使」の一族 辜寛敏&リチャード・クー
・「江湖」の作家・東山彰良と王家三代漂流記
・おかっぱの喧嘩上等娘、排除と同化に抗する 温又柔
・究極の優等生への宿題 ジュディ・オング
・客家の血をひく喜びを持って生きる 余貴美子
・「551蓬莱」創業者が日本にみた桃源郷 羅邦強
・カップヌードルの謎を追って 安藤百福
・3度の祖国喪失 陳舜臣
・国民党のお尋ね者が「金儲けの神様」になるまで 邱永漢
【編集担当からのおすすめ情報】
2017年、民進党(当時)・代表の蓮舫氏の「二重国籍問題」が取り沙汰されました。その是非はともかく、メディアやネットで取り沙汰されたやりとりを眺めていると、日本人は、在日台湾人が歩んできた道をほとんど知らないのではないかという思いを抱きました。日本は台湾を二度も捨てた、と台湾では言われているのをご存知でしょうか。一つはポツダム宣言による台湾の放棄、もう一つは1972年の中華民国との断交。それでも両国がつながり続けたのは、両国を行き来した「人(タイワニーズ)」のおかげである、と筆者は述べます。タイワニーズの営みと歴史を教えてくれる本書は、同時に、国とは何か、国籍とは何か、という問いを我々に与えます。
- 本の長さ315ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2018/6/8
- 寸法13 x 2.2 x 18.8 cm
- ISBN-104093897794
- ISBN-13978-4093897792
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジャーナリスト。1968年生まれ。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学・台湾師範大学に留学。1992年朝日新聞社入社。佐賀支局勤務、中国・アモイ大学留学の後、2001年からシンガポール支局長。その間、アフガン・イラク戦争の従軍取材を経験する。政治部、台北支局長、国際編集部次長、AERA編集部などを経て、2016年4月からフリーに。『台湾とは何か』(ちくま新書、2016年、第11回樫山純三賞(一般書部門)受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2018/6/8)
- 発売日 : 2018/6/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 315ページ
- ISBN-10 : 4093897794
- ISBN-13 : 978-4093897792
- 寸法 : 13 x 2.2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 400,364位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 246位アジア・アフリカの地理・地域研究
- - 15,047位社会学概論
- - 40,049位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

公式HP nojimatsuyoshi.com/
ツイッター http://twitter.com/#!/nojima_tsuyoshi
1968年生まれ。上智大学新聞学科在学中に香港中文大学、台湾師範大学に留学。
1992年 朝日新聞社に入社
1997~8年福建省アモイのアモイ大学に留学。
2001~4年シンガポールに特派員として派遣。イラク、アフガン戦争を取材。
2003年「イラク戦争従軍記」(朝日新聞社)を執筆。
2007~10年台北に特派員として派遣。
2011年6月「ふたつの故宮博物院」(新潮選書)を出版。
2011年12月「謎の名画・清明上河図」(勉誠出版)を出版。
2012年5月「ふたつの故宮博物院」の中国語版(繁体字版)が台湾で出版。
2012年6月「銀輪の巨人GIANT」(東洋経済新報社)を出版。
2013年6月「謎の名画・清明上河図」の中国語版(繁体字版)が台湾で出版。
「銀輪の巨人GIANT」の中国語版(繁体字版)が台湾で出版。
2013年12月「チャイニーズ・ライフ」(明石書店)を翻訳。
2014年4月 「ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち」(講談社)を出版
2015年1月 同書の中国語版(繁体字版)を台湾で出版
2015年2月 「認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾」(明石書店)を出版
2015年10月 同書の中国語版(繁体字版)を台湾で出版
2016年4月 朝日新聞社を退社、フリーに
2016年4月 「台湾とは何か」(ちくま新書)「故宮物語」(勉誠出版)を出版
2018年5月 「タイワニーズ 故郷喪失者の物語(小学館)を出版
2019年4月 大東文化大学社会学部特任教授に就任
2020年7月 「なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか」(扶桑社新書)を出版
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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私の観察によると、台湾で殆どの客家人はホーロー人にどんな誹謗中傷されても反論はしない傾向があります。客家人は少数でマイノリティーですから、80%以上占める多数のホーロー人に溶け込むために必死で、反論する余裕がありませんし、時間を無駄に使うような性格も持っていません。私は半分ホーロー人の血を持っていますので、あえて反論させて頂きます。
多くのホーロー人は日本人に優しいのですが、台湾先住民と、丘陵地に住んでいる台湾先住民の平埔族と普通に混血してきた客家人のことには、優しくありません。特に戦後、多くの客家人はなぜ代々公務員になれたのに対して、不平不満を持っています。絶対国民党に癒着したのだからだろう、というような噂を長年話し続けてきました。
私もそれを信じていた一人でした。半分客家人の血筋を持っていても、小さい頃からホーロー人の母から多くの客家人の悪口を聞いて、検証もせずに自らの客家の血筋を恥ずかしく思い、つい客家のアイデンティティーを捨てました。しかしホーロー語も上手ではないですので、ホーロー人としては認めてもらえないまま、大人になりました。
30代後半に入って、やっと怪しいと思い始め、二年間を費やして父方の家族の歴史、故郷の客家村の歴史、客家村民と平埔族村民の聞き込み調査を行い、やっと判明しました。なぜ客家人は公務員であるのは多いというのは。
日本政府のデータによりますと、せめて私の故郷の県では、客家村は日本統治時代から就学率はホーロー人やホーロー化された平埔族に比べて極めて高いそうです。それは客家人は日本人に癒着していたからのではなく、客家人は山岳地帯の先住民と平野地帯のホーロー人に挟まれ、丘陵地帯の農作業以外は、山と平野と都市では就職が難しいからです。農民になりたくなかったら、勉強するしかないです。いくら貧乏であっても子供の教育代には惜しまない客家人。ホーロー人はそれと違って、殆ど都市や豊作しやすい平野地帯に住んできたのですから、勉強しなくてもほかにやれる仕事が沢山あったのです。
結論から言うと、日本時代の時、客家人は既に高い就学率を持って、役場関係の仕事に関わっていました。戦後、国民党は日本政府が残った産業や地方政府の制度を踏襲するために、客家人を雇うことが多いです。特に山岳の先住民に近い丘陵地帯のド田舎での公務員の仕事は、中国人もホーロー人もそれに勤めたくはありません。
私は、日本時代の新聞紙を調べて、祖父が試験を受け合格し、公務員になった事が公表された記事を見つけました。そのほかにも沢山の証拠を見つけました。戦後、祖父は公務員の仕事を続けられ、子供たちを育てていました。
客家人が勉学が大好きで多くは日本教育を受け、しかも平埔族の血筋が入ったから体格がよく、ホーロー人のないいいところを同時に持っていたせいで、高い比率で戦時中多くは台湾人日本兵になりました。彼らは恩給なんてどこの政府からももらえていません。私の故郷では、祖父の家に三人、祖母の家に二人、曾祖母の実家に一人。六人の中で亡くなったのは二人でした。
正確にいうと、客家人は、今までどこの時代でも政府に癒着しているように見えます。なぜなら勉学が大好きで、農作業以外でよそ者として排除されないような仕事を選ぶならば、どの時代でも公務員になる傾向が高いのです。
昔から客家人は本を尊敬する文化を持っていて、本を大事にして捨てられず、捨てるなら「敬字亭」(惜字炉)で神様へ捧げるように燃やします。私は半分だけが客家人なのですが、ホーロー人の母から多くの悪口を聞いて勉学しても性格が悪いと意味がないと本気で信じ込んでいました。それで昔の多くのホーロー人みたいに技術を磨くような道を選んだのですが、幸い父から唯一受け継いだ大量に読書をする習慣を持っています。小さい頃、祖父の家に帰るとかならず祖父の部屋で大量な本を見つめて、印象深いでした。客家人は読書が好きで試験にも強くて、彼らの多くは公務員になれた事は、それは代々各政府に癒着するだからではありません。
私は長年根拠なしに客家人のことを誤解していた事に対してとても後悔しています。
どうか私みたいな人にならないでください。
皆さま、もっと多く検証してください。実際に客家の村へ足を運んで、客家人の話も聞いてあげてください。
ちなみに私のふるさとは台湾南部にあります。村では私みたいに台湾独立を応援している人が多いです。特に年配の人は。なぜなら、戦後国民党の軍隊が来て台湾人日本兵を大量に逮捕し、最終的に一番学歴の高い日本留学したことがある戦時通訳官のエリートだけを殺したからです。客家人は必ず国民党の支持者という台湾で長年流れてきた説も、もし今まで一度聞いたことがあったら、ぜひ検証してあげてください。
お願いします。
幼稚園から70年以上国際学校、国際教育。
台湾語が話せなく、英語と日本語のみの一種のホームレス。
この本を読んで、ルーツが分かって良かったです。
前著「台湾とは何か」では、台湾の歴史や政治体制など骨格について理解が深まったが、「タイワニーズ」では台湾と日本、さらには中国のとの激動の関係の中で地位を築いた著名人たちの物語は、何れも興味深く読むことができ、人物を通じて、台湾を一層知ることができる。深く丹念な取材によるところが大きい。
私は関西出身なので、とりわけ、「551蓬莱」の創業者や日清食品の安藤百福のサクセスストーリーは、子どもの頃から折に触れて耳にしていたが、そんな背景があったのかとその人間模様は非常に面白い。
台湾と日本は様々な意味で非常に近く、しかし、複雑な関係であることが分かったが、それはそれとして、今度の週末には551の豚まんを買い求めようかな。


