森の生活の、もっとも核となる部分を視覚化することに成功しています。
岩波文庫などで読む気になれず、長らく避けていましたが。
新聞広告で知り購入、重要な考えが盛り込まれているので、読後、本棚に置いておくことにしました。
絵は漫画というより、イラスト。センスあるものです。
ソロー『森の生活』を漫画で読む (日本語) 単行本 – 2018/10/17
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
(著)
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本の長さ160ページ
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言語日本語
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出版社いそっぷ社
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発売日2018/10/17
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寸法21 x 14.1 x 1.3 cm
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ISBN-104900963801
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ISBN-13978-4900963801
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
生きることは苦行ではなく、遊びなのだ。シンプルに賢く生きてさえいれば。―ソロー。人生の針路に迷ったとき、この本を開いてみてください。シンプルな絵の中に珠玉の言葉が散りばめられています。
著者について
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
1817年、アメリカのマサチューセッツ州コンコード生まれ。ハーヴァード大学卒業後、パブリックスクールの教師を務めるも辞職し、親友の思想家・エマソンが購入したウォルデン湖ほとりの森で自給自足の生活を始める。
本当に必要なもの以外すべてを捨ててシンプルに、自然と一体になって暮らす。こうした生活をひとつの実験と考え、日記に詳細な記録として残したのが『森の生活』として結実する。
さらにこの間、奴隷制度やメキシコ戦争に反対だったソローは税金を払わなかったため、刑務所でひと晩過ごした。この経験をもとにしたエッセイが「市民としての反抗」である。1862年、コンコードの実家で死去、44歳だった。
1817年、アメリカのマサチューセッツ州コンコード生まれ。ハーヴァード大学卒業後、パブリックスクールの教師を務めるも辞職し、親友の思想家・エマソンが購入したウォルデン湖ほとりの森で自給自足の生活を始める。
本当に必要なもの以外すべてを捨ててシンプルに、自然と一体になって暮らす。こうした生活をひとつの実験と考え、日記に詳細な記録として残したのが『森の生活』として結実する。
さらにこの間、奴隷制度やメキシコ戦争に反対だったソローは税金を払わなかったため、刑務所でひと晩過ごした。この経験をもとにしたエッセイが「市民としての反抗」である。1862年、コンコードの実家で死去、44歳だった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ソロー,ヘンリー・デイヴィッド
1817年、アメリカのマサチューセッツ州コンコード生まれ。ハーヴァード大学卒業後、パブリックスクールの教師を務めるも辞職し、ウォルデン湖ほとりの森で自給自足の生活を始める。本当に必要なもの以外すべてを捨ててシンプルに、自然と一体になって暮らす。こうした生活をひとつの実験と考え、日記に詳細な記録として残したのが『森の生活』として結実する。1862年、44歳で死去
ポーサリーノ,ジョン
1968年、シカゴ生まれ。作家・イラストレーターとして30年以上、コミックやグラフィックノベルなどを手がけている。1989年から始めたKing‐Cat Comicsシリーズで知られ、それらを集めたDiary of a Mosquito Abatement Manは小出版社によるコミックに与えられる賞Ignatz Awardsを2005年に受賞した
金原/瑞人
1954年岡山県生まれ。翻訳家、英文学者。法政大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1817年、アメリカのマサチューセッツ州コンコード生まれ。ハーヴァード大学卒業後、パブリックスクールの教師を務めるも辞職し、ウォルデン湖ほとりの森で自給自足の生活を始める。本当に必要なもの以外すべてを捨ててシンプルに、自然と一体になって暮らす。こうした生活をひとつの実験と考え、日記に詳細な記録として残したのが『森の生活』として結実する。1862年、44歳で死去
ポーサリーノ,ジョン
1968年、シカゴ生まれ。作家・イラストレーターとして30年以上、コミックやグラフィックノベルなどを手がけている。1989年から始めたKing‐Cat Comicsシリーズで知られ、それらを集めたDiary of a Mosquito Abatement Manは小出版社によるコミックに与えられる賞Ignatz Awardsを2005年に受賞した
金原/瑞人
1954年岡山県生まれ。翻訳家、英文学者。法政大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社より
絵本作家のD.B.ジョンソンが、ソローの生涯と本書の特徴を簡単に解説した「はじめに」。「(編者であり漫画を描いた)ポーサリーノは、流れゆく時間にひたっているソローの静謐な思考を忠実に再現してくれた」

マンガの中の文章はすべて『森の生活』より引用したもの。ハーヴァード大学卒業後、学校の教師を務めるも辞職し、ウォルデン湖ほとりの森で自給自足の生活を始めたソローの決意表明とも呼べそうな一節である。

「本当に必要なもの以外すべてを捨てて、シンプルに暮らそう」と呼びかけたソロー。朝早く起きて、湖で水浴びをしたというソローを描く印象的なシーンだ。

ソローには穏やかな人物という印象があるが、時の政府への抗議を込めて税金を払わなかったため、ひと晩刑務所に入れられた硬骨のひとでもある。その時の様子を描いた名エッセイ『市民としての反抗』の一節より。

本書は、著者のジョン・ポーサリーノがソローの文章を引用しながら、たくみに切り貼りしたり入れ替えたりして、一編の物語を読むように構成している。引用されたソローの文章は、下記のように段落ごとに翻訳した形で紹介。

登録情報
- 出版社 : いそっぷ社 (2018/10/17)
- 発売日 : 2018/10/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 160ページ
- ISBN-10 : 4900963801
- ISBN-13 : 978-4900963801
- 寸法 : 21 x 14.1 x 1.3 cm
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Amazon 売れ筋ランキング:
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- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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Amazonで購入
役所でも働けない、牧師にもなれない。だから、ソローは「町よりずっと懐の広い森と向き合うことにした」。ぼくは四半世紀以上、牧師として町に生きてきた。そろそろ、森に向かうときかも知れない。この本にはかなり誘惑される。
「神をわがものと思っているかのように話す牧師」。その牧師がそうなのか。牧師という種がそうなのか。
じつは、ソローも神について話す。けれども、神をわがものとは思っていない。「森の生活」には、どこか、イエスの言動を伝える「福音書」の香りがする。
「湖は最も美しく、表情豊かな景観だ。それは大地の目で、その目をのぞきこめば、自分の持つ自然の深さを測ることができる」
「雨音のひとつひとつが、家のまわりの音や景色すべてが、得がたい大切な友人で、それが大気のようにわたしを包んでくれる」
イエスも、湖に舟を浮かべ、麦の穂を揺らし、小鳥の音を聞き、野花を愛した。そこに、神を見た。
「どんなものの近くに住みたいと思いますか。われわれの命の永遠の源ではないでしょうか」。
イエスは、それを「神の国」「天の国」「永遠の命」と名付けたのだった。
「わたしを従わせようとするなら、わたしが頼っている原理より高い原理をもってこなくてはならない」
神を愛し、神が創り、神が住む自然と人を愛する。これより高い原理があるだろうか。
「人はぶれることのない目的を持つことによってのみ賢くなれる。万が一、予想した時間内に目的の港に着くことができなかったとしても、正しい航路からはずれることはない」
ぶれることのない目的地は、永遠の源でもある。
「すべては神秘的で探検しつくすことはできないし、陸も海も果てしなく野性的で、その果ては見えず、深さも測ることができない。われわれは決して自然を味わいつくることはできない」
たしかに、ソローは、神をわがものとはしなかった。
「神をわがものと思っているかのように話す牧師」。その牧師がそうなのか。牧師という種がそうなのか。
じつは、ソローも神について話す。けれども、神をわがものとは思っていない。「森の生活」には、どこか、イエスの言動を伝える「福音書」の香りがする。
「湖は最も美しく、表情豊かな景観だ。それは大地の目で、その目をのぞきこめば、自分の持つ自然の深さを測ることができる」
「雨音のひとつひとつが、家のまわりの音や景色すべてが、得がたい大切な友人で、それが大気のようにわたしを包んでくれる」
イエスも、湖に舟を浮かべ、麦の穂を揺らし、小鳥の音を聞き、野花を愛した。そこに、神を見た。
「どんなものの近くに住みたいと思いますか。われわれの命の永遠の源ではないでしょうか」。
イエスは、それを「神の国」「天の国」「永遠の命」と名付けたのだった。
「わたしを従わせようとするなら、わたしが頼っている原理より高い原理をもってこなくてはならない」
神を愛し、神が創り、神が住む自然と人を愛する。これより高い原理があるだろうか。
「人はぶれることのない目的を持つことによってのみ賢くなれる。万が一、予想した時間内に目的の港に着くことができなかったとしても、正しい航路からはずれることはない」
ぶれることのない目的地は、永遠の源でもある。
「すべては神秘的で探検しつくすことはできないし、陸も海も果てしなく野性的で、その果ては見えず、深さも測ることができない。われわれは決して自然を味わいつくることはできない」
たしかに、ソローは、神をわがものとはしなかった。
2018年12月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
哲学の本は初めてなので読み慣れてる方なら楽しめるかもしれませんが
私にとって役に立つ内容ではありませんでした。
森で暮らすことに何の意味があるのでしょう?
都会で暮らしていても意味のある生活は出来ます。
自給自足の生活だけがすごいわけじゃないと感じました。
それに漫画といっても日本で読むようなものとは全く違います。
イラストに文章が添えられているだけ。
ソロー自身が語るシーンも全くありません。
それだけ日本の漫画が優れているのでしょうね。
読みやすさを重視して期待しただけに残念でした。
私にとって役に立つ内容ではありませんでした。
森で暮らすことに何の意味があるのでしょう?
都会で暮らしていても意味のある生活は出来ます。
自給自足の生活だけがすごいわけじゃないと感じました。
それに漫画といっても日本で読むようなものとは全く違います。
イラストに文章が添えられているだけ。
ソロー自身が語るシーンも全くありません。
それだけ日本の漫画が優れているのでしょうね。
読みやすさを重視して期待しただけに残念でした。
2019年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自然を楽しんで、簡素な生活を送りたいと思います。
2020年7月22日に日本でレビュー済み
オリジナル読んでないのにこんなこと言うべきだないと思いますが
「漫画化は成功してるけどやはり文章で読むべきもの」だと思います。
ところで、ソローの思想は流行りのミニマリズムに通じるのでしょうか?
漫画では表面をなぞることしかできないので、間違ってたらすいません。
少なくとも私は本書の思想はミニマリズムと思いました。そして本書(のオリジナル)はミニマリズムの古典に位置するので、消費社会に疑問を感じる私としては避けることのできない読書体験となりました。なら早くオリジナル読めよ、という話ですが。
「漫画化は成功してるけどやはり文章で読むべきもの」だと思います。
ところで、ソローの思想は流行りのミニマリズムに通じるのでしょうか?
漫画では表面をなぞることしかできないので、間違ってたらすいません。
少なくとも私は本書の思想はミニマリズムと思いました。そして本書(のオリジナル)はミニマリズムの古典に位置するので、消費社会に疑問を感じる私としては避けることのできない読書体験となりました。なら早くオリジナル読めよ、という話ですが。