宮部みゆきの作風を知っていると、わりと序盤で「大した事件じゃないな」とか、
「あ~悪人いないな、この話」って分かります。
隠された真実についても、中盤には察しがつきます。
なので、正直わりと退屈。
とにかく登場人物がみんな優しくて、悪い奴もどこか憎めなくて、
みんなで互いに思いやる長い長いお話。
刺激がなさすぎて退屈なんですけど、語りは上手いから一応読んでしまう。
なんというか、香辛料を一切使っていない超大盛のカレーライスをひたすら食べたような読後感。
過去作でも、恐ろしいお話もどこか人情物のテイストがありましたが、
たぶん宮部みゆきの持ち味はこんな感じの下町人情物語なんでしょう。
この作品はそれが全面に出ている感じ。
個人的には刺激に乏しくて退屈でした。
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