3部構成になっている。
第1部と第2部は、節電と再生エネルギーで直線的な発電量の増大がなくても十分に電力需要をまかなえると論証している。
そして、原発のような集中型発電を無くして、分散型の再生エネルギーシステムを構築することが民主的な市民社会を維持するために必要であると論じている。
第3部で、原発を維持することは潜在的な核兵器保有の危険をつねに伴うものであって、それを防止する国際的な管理機構は作れないことを論証する。
出版された当時は、日本での原発の比重は大きくなく、この議論はあまり注目されなかったようだが、日本のプルトニウム所有量が44tに達し、韓国・中国が原発保有大国になりつつあり、さらにアジア諸国に核拡散が進行しつつある現在、むしろ、この議論の重みが増しているといえる。
福島原発事故後ますます本書の輝きが増しているといっても過言ではない。
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登録情報
- ASIN : B000J8HAGA
- 出版社 : 時事通信社 (1979/6/1)
- 発売日 : 1979/6/1
- - : 410ページ
-
Amazon 売れ筋ランキング:
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