評価の高さに軽く目眩がした。自演かサクラを疑う。
小説としては目もあてられない残念なレベル。暴露本・ハウツー本として見ればギリギリ成り立つ印象。
暴露本としてはソーシャルゲームのシナリオライターが、安い報酬ながらも、鬼のようなディレクターからの無茶ぶりに答え、泥水啜りながらも熱意をもってやっていることが窺うことが出来るだろう。ソシャゲの特徴である短いが濃厚なストーリーにいかに熱量がこもっているかが分かる。
それでは、ハウツー本としてはどうだろうか。
うーん、参考にならなくない?え、これ、なる?なるの?ならなくない?
だってこれさ、シナリオ書くことを登場人物の特殊能力で解決しちゃってるじゃん?
締切間に合いません!→ヒロインの時間操作で締切前に戻って解決☆
登場人物の気持ちを汲み取って文章にしたい!→ヒロインの妹のキャラクターなりきり能力でキャラの設定から場面と気持ちを再現☆
プロットをうまくたてたい→ヒロインの弟が独自の洞察力ともろもろであっという間にプロットをまとめちゃうぞ☆
いやそこ能力で解決しないで教えてくれよ。
ヒロインの親族だけでシナリオが作れてしまうのは小説という観点からみても致命的で、主人公はソーシャルゲームシナリオの書き方を理解するところで成長が止まってしまう。
あとの不足している部分はヒロイン長男の特殊能力と主人公が持っている能力でなんとかしているのだ。
そう、主人公も「能力もち」なのである(とは言えタイムリープなどの特殊能力ではないが)
主人公もまた、今迄に触れてきた名作の名言約5万個を駆使して物語を作る「普通の人間」である。
ハウツー本と言うのは、キャラの掛け合いというやり方をとるにしても、底辺レベルな人間がプロの技術を教わってなんとかしていくのがセオリーだろう。
しかし出てくる登場人物は、書く技術の他にもなんかクソくだらない能力があるし、学ぶはずの主人公がキーとなって今までヒットしたアニメ作品の台詞をパク――ヒントに、ここはこうするのがいい!とか言っちゃうから、パロディの元ネタを知らない読者は勿論、ハウツーとして読みたいであろう読み手も置いてきぼりを食らう。
コンシュマーゲームやPCゲームとは違う書き方、ポイントがあるということも述べているが、残念ながら登場人物達が使うクソくだらない能力を使うことがないので重要な部分がいらない味付けのせいで霞んでいるような印象を受ける。
作品を作るシーンで印象に残っているのは上記した能力を使うシーンなのだが、締切を守るなんて8月31日の小学1年生ですら分かる当たり前のことなのだから流石に著者もそこら辺は教えるつもりで書いたということはないだろう。
キャラの気持ちなんてものも作る人からすれば当たり前だしプロットをクライアントに分かりやすいようにまとめることが大切なんてこともシナリオライターを目指している文字書きにとっては当たり前のことなのでは、と思うのでここら辺は全て物語の演出だと思うことにした。
しかし、霞んでいてもソーシャルゲームのシナリオ、そして短いシナリオを作るポイントやコツはしっかりと書かれているのでソシャゲライターになりたい人は目を通しておくのは良いのではないだろうか。
まあ金銭面でかなり苦戦してる部分も一緒に読んでなりたいと思う人がいるか分からないが。
小説として、は、どうだったか。
一言で言えばクソだと思った。様々なことが矛盾しすぎていてつっこむのも疲れるレベル。
なんで小説にしたの?普通に暴露&シナリオ書き方本として出せばよかったじゃん?
特に、ヒロイン周りがとりあえず酷すぎる。
能力がどうこうは散々他のレビューで言われてる通り必要なかったと思う。
特殊能力うんぬんよりも、気になったのは登場人物の思考回路だ。
ソシャゲライタークオリアちゃんの登場人物は、周りのことが見えない視野の狭い独り善がりな頭お花畑ちゃんしかいない。
普通を主張する主人公も全然普通じゃない。
しかし、それは仕方がないとおもうことにした。
彼らが存在する世界は登場人物しか出てこないご都合主義の箱庭の世界として書かれているからだ。
ヒロインの両親はすでに他界している。コミケでコスプレしてたら両親熱中症で死んじゃいました☆
おかげでヒロインのお家は兄弟四人の超貧乏なお家です☆
著者、いや、この世界にとっては、コミケで死者が出ても自分のやりたいことが全うできたなら許されるらしい。
コミケで死者が出るということは勿論大問題だがそんなことはこの世界には関係のないことなのだ。
そしてこんな馬鹿げた死因を美談にしている頭お花畑のヒロインその他兄弟はパパとママがだいちゅきでだいちゅきたまらない。
自分だったらコミケでコスプレして熱中症で死んだ親なんて愚かすぎて愚かすぎて表に出られないレベルだがここの登場人物は倫理観が死んでいるから問題ない。
倫理観どころか生きるという思考すらもガチで死んでいるからめちゃくちゃ貧乏なのに、誰も来ないカフェを経営してるし、散々報酬が低いと愚痴っているソシャゲライターを続けている。
ヒロインは兄弟で経営してるカフェスペースで日々執筆をしているのだが、そりゃ変態(と実際描写されていた)ボディースーツ着て必死の形相でパソコン叩いてる痴女のいるカフェに入ってくる奴など変態しかいないだろう。それくらい誰だって分かるだろうが、この世界にはヒロインと主人公とヒロインの家族しか存在しないから誰も突っ込んでくれない。
ソシャゲライターを続けるのは死んじゃったパパママの跡継ぎでヒロインが熱意をもってやっている。
だからみんなで「シナリオの制作」を手伝っている。
いやいやいやいや!そっちじゃなくて生活するのを手伝ってやれよ!?
妹の設定があれば超人レベルの演技が出来るってそれ芸能界行けるって!!設定の掘り下げがないから能力使えないやとかいう場面あるけどじゃあそれドラマとか脚本あるしいいんじゃない!?おすすめするよ!?
主人公もライターになって大好きなヒロイン助けたい!お金稼ぎたい!とか言ってるけど普通に働いた方が養えるからね!?
でも仕方がないのである。
この世界には、時間操作が出来る人間がいても、次元を切り開ける人間がいても、公務員も会社員も芸能界も存在しない箱庭の世界なのだから。
主人公はソシャゲライターにしかなれないのである。
この世界には、大学とカフェabcdと銭洗弁財天しかないのだから。
自分が読んでいて一番驚愕したのは、このソシャゲライターをやっているヒロインが、貧乏だからスマートフォンを持っていないのである。つまり、ソシャゲをプレイしていないのである。
そ、そんなやつから教わりたくはない。
やってるのはもっぱらパソコンのギャルゲエロゲである。もうギャルゲーの書き方講座でもやってろよ。
でも仕方がない!!!この世界ではソシャゲの話を書くことしか出来ないのだから!!!
登場人物の狂気的な思考や行動を除くとあとは地の文と台詞しか語るところがないのだがここも褒めるところがない。
著者いわく名作の台詞のオンパレードである。
名作というかヒット作な気がするが。
ひぐらしのなく頃に、とかシュタインズゲートとなクロスチャンネルとか。
あ、なんかメモオフってやつもヒロインに熱く語らせてたな。ちなみにソシャゲじゃないですギャルゲーです。そしてこれはソシャゲに纏わる本です。
正直台詞ひとつ出されたところでだからなに?としか言いようがない。
自分はてっきり、作品名と台詞を出し、ここがよかったから活かせる、ここがよかったからヒットした。こういうところを参考にするのがよい。とかヒットした経緯や参考事例を述べる話に展開するのかと思ったがただ登場人物に言わせているだけである。
こういう自己満足オナニーはTwitterなりブログなりでやれよ。
作中にメモリーズオフという作品の聖地にいって作品を熱く語るシーンがあるがそれがただ聖地巡りするだけでメモリーズオフがソシャゲを書くにあたり参考になる部分など全く語られない。
じゃあここいらなくない???まじで……ハウツー本なんでしょ?暴露本なんでしょ???
ただメモリーズオフあげしたいだけじゃん。ソシャゲになんの意味も持たせられないなら出すなよ。
そんなにメモリーズオフに関わりたいならTwitterで媚売ればいいし制作会社行って膝をついて感謝を述べればいい。
自分のオナニーを読者に見せつけまくってるのだ。
まあヒロインもボディースーツ着てカフェで執筆する痴女だし仕方ないのかもしれない。
総合するとソシャゲライタークオリアちゃんは箱庭世界で自分の言いたいことを言いたいだけ言い切った著者の自己満足オナニー本なんだと思う。
読後は、エロゲ特有の絶倫主人公のエロゲ特有の大量ザーメンを全身に浴びた感覚だった。
購入オプション
Kindle 価格: | ¥612 (税込) |
獲得ポイント: | 6ポイント (1%) |

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ソシャゲライター クオリアちゃん ―恋とシナリオと報酬を― (ダッシュエックス文庫DIGITAL) Kindle版
業界のトップが描く、ソシャゲラブコメディ! 都内の脚本科に通う、大学生・松平(まつたいら)は、シナリオライターとして活動している先輩・川口久月麗(かわぐちクララ)に惚れていた。 過去の恋愛に対するトラウマから1万を超える作品の名セリフを記憶している平は、言葉の限りを尽くしてクララに告白。 対する彼女の返答は―― 「心に引っかかる言葉ばかりだ。いいセンスをしている!」 こうして実力を買われた平は、ソーシャルゲームのシナリオ制作に携(たずさ)わることに。 しかし、業界には底知れない闇が溢れていた! だが辞めるわけにはいかない。大好きな先輩を、幸せにすると決めたのだから――。熱血創作ラブコメディ、開幕!!
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2016/12/22
- ファイルサイズ23854 KB
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
【ライトノベル ストア】:
ラノベの人気レーベル、ベストセラー、新着・ニューリリースをチェック。
ライトノベル ストア へ
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
業界のトップが描く、ソシャゲラブコメディ!都内の脚本科に通う、大学生・松平は、シナリオライターとして活動している先輩・川口久月麗に惚れていた。過去の恋愛に対するトラウマから1万を超える作品の名セリフを記憶している平は、言葉の限りを尽くしてクララに告白。対する彼女の返答は―。「心に引っかかる言葉ばかりだ。いいセンスをしている!」こうして実力を買われた平は、ソーシャルゲームのシナリオ制作に携わることに。しかし、業界には底知れない闇が溢れていた!だが辞めるわけにはいかない。大好きな先輩を、幸せにすると決めたのだから―。熱血創作ラブコメディ、開幕!! --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
下村/健
TVアニメ放映間近の「チェインクロニクル」や中国で売上1位の『陰陽師』など、ゲームのシナリオ執筆を主にしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
TVアニメ放映間近の「チェインクロニクル」や中国で売上1位の『陰陽師』など、ゲームのシナリオ執筆を主にしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B01N334XBG
- 出版社 : 集英社 (2016/12/22)
- 発売日 : 2016/12/22
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 23854 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 308ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 342,380位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 114位オンライン・ソーシャルゲーム
- - 665位ダッシュエックス文庫
- - 37,147位ライトノベル (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

テレビアニメ化ゲーム
『チェインクロニクル』や
世界1位の売上を記録した
和風スマホRPG『陰陽師』など、
主にソーシャルゲームで活動する
シナリオライター。
海外レビューサイトで
「93点/100点」をとった
『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』
「4.5/5」の高評価多数で
8作目まで続いている3DSの
『脱出アドベンチャー』シリーズ等、
家庭用ゲームでも腕を振るっている。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
星5つ中の4
21 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラノベのテンプレートとソシャゲシナリオのテンプレートと固定概念をどこか払拭していれば良かったのだろうが。ある種教科書的な作品に近い。公になりにくいゲーム開発事情をこういった形で垣間見れる点においてはこの作品はより良き仕事をしていると思っていいがそれによって報酬なり姿勢を改善するかしないかは元請け次第だろう。
そもそもギャルゲーなり一時期シナリオという仕事はどこか「誰でも考えられる」という愚直な考えをされてしまい安っぽいゲームが氾濫した一時代。ヲタクに毛の生えたような輩が幅を利かせていたこともある故に ここまで真面目に取り組んでシナリオを作っているものだと素人を蹴飛ばす鉄槌にはいい一冊に思う。
「それでもやるか」「やめるか」は本人次第。言うなればこの本で篩にかけている様にも見える。
10代~20代の人には読みやすくそれ以上では辛いのではなかろうか。元より読者層を割り切ってる感は伺える。ラノベでの1巻読切りを回避すべく風呂敷を広げている手前兄弟たちのキャラが立ち過ぎているのが原因なのだろう。それでも要所要所の掴みは流石といったところか
そもそもギャルゲーなり一時期シナリオという仕事はどこか「誰でも考えられる」という愚直な考えをされてしまい安っぽいゲームが氾濫した一時代。ヲタクに毛の生えたような輩が幅を利かせていたこともある故に ここまで真面目に取り組んでシナリオを作っているものだと素人を蹴飛ばす鉄槌にはいい一冊に思う。
「それでもやるか」「やめるか」は本人次第。言うなればこの本で篩にかけている様にも見える。
10代~20代の人には読みやすくそれ以上では辛いのではなかろうか。元より読者層を割り切ってる感は伺える。ラノベでの1巻読切りを回避すべく風呂敷を広げている手前兄弟たちのキャラが立ち過ぎているのが原因なのだろう。それでも要所要所の掴みは流石といったところか
VINEメンバー
Amazonで購入
読み終えての感想は、これは基本的にHow to本だったということ。
ラノベと思うから戸惑うわけで、ソーシャルゲーム作成の現状や、シナリオの作り方を説明する本だった。
シナリオライターの仕事の種類や書き方など、物語仕立てで紹介してある。
安易な気持ちを戒める部分も触れつつ、熱意を形にしていくためのプロセスをわかりやすい形で紹介してある。
それこそ、ここまでばらしていいのか?と思うぐらい、報酬の目安や現状などなど、厳しい部分まで言及されている。
ソーシャルゲームの作り手に憧れる人は、この仕立てを面白がって読んでみる価値があると思った。
ユーザー側にとっては、こんな苦労を思いやりながら遊ぶようにしたいものだ。
物語としては先の展開がありそうなところで終わっているので、このはちゃめちゃなキャラ達はどうなるのだろう。気になる。
ラノベと思うから戸惑うわけで、ソーシャルゲーム作成の現状や、シナリオの作り方を説明する本だった。
シナリオライターの仕事の種類や書き方など、物語仕立てで紹介してある。
安易な気持ちを戒める部分も触れつつ、熱意を形にしていくためのプロセスをわかりやすい形で紹介してある。
それこそ、ここまでばらしていいのか?と思うぐらい、報酬の目安や現状などなど、厳しい部分まで言及されている。
ソーシャルゲームの作り手に憧れる人は、この仕立てを面白がって読んでみる価値があると思った。
ユーザー側にとっては、こんな苦労を思いやりながら遊ぶようにしたいものだ。
物語としては先の展開がありそうなところで終わっているので、このはちゃめちゃなキャラ達はどうなるのだろう。気になる。
2016年12月23日に日本でレビュー済み
お仕事業界小説では『なれるSE』が好きなのでそちらと比較して☆ひとつ。
なれるSEの方が面白いしタメになる。
ありとあらゆる名作の名セリフを覚えている。
それって、パクリなんじゃないの?
自分の感情ぐらい、自分の言葉で語らないとダメなんじゃないの?
というか、チョイスにセンスがないけど、どこが面白いの?
異能力の時間巻き戻しって……
締め切りまでに原稿終わらせることがお仕事なんじゃないの?
ソシャゲライターって……ゲームシナリオライターじゃダメなの?
主人公たちの感情の流れが破綻していて、読み物としてとてつもなく辛い。
なれるSEの方が面白いしタメになる。
ありとあらゆる名作の名セリフを覚えている。
それって、パクリなんじゃないの?
自分の感情ぐらい、自分の言葉で語らないとダメなんじゃないの?
というか、チョイスにセンスがないけど、どこが面白いの?
異能力の時間巻き戻しって……
締め切りまでに原稿終わらせることがお仕事なんじゃないの?
ソシャゲライターって……ゲームシナリオライターじゃダメなの?
主人公たちの感情の流れが破綻していて、読み物としてとてつもなく辛い。
2016年12月23日に日本でレビュー済み
チェンクロやっていて、
ソシャゲのライター事情とか知りたかったし、
ハウツーの部分は裏側がわかって面白かったです。
そこは満足です。
…が、表題のとおり、妙な能力なんかいれずに、
リアルなライター日常物語が読みたかったというのが正直な気持ち。
どうせなら真向勝負で書いてほしかった。
あと巻末の応援、やりすぎ…………………
発売前の宣伝ならまだしも、買った人にまで見せなくてもいいじゃない。
逆に応援する気なくなるよ。編集さん。
あんなに応援なくても買ったし、自分みたいなワナビの応援いらんよねってなる。卑屈でごめんなさい。
ソシャゲのライター事情とか知りたかったし、
ハウツーの部分は裏側がわかって面白かったです。
そこは満足です。
…が、表題のとおり、妙な能力なんかいれずに、
リアルなライター日常物語が読みたかったというのが正直な気持ち。
どうせなら真向勝負で書いてほしかった。
あと巻末の応援、やりすぎ…………………
発売前の宣伝ならまだしも、買った人にまで見せなくてもいいじゃない。
逆に応援する気なくなるよ。編集さん。
あんなに応援なくても買ったし、自分みたいなワナビの応援いらんよねってなる。卑屈でごめんなさい。
2016年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ソシャゲライターさんが描く業界モノという事で、興味深く読ませていただきました。
ストーリーはコメディ寄りで、ヒロイン一家は異能力持ちというかっとんだ設定ですが、
これはソシャゲライターさんのお仕事の実情がちょいブラックな感じである事を緩和したり、
もしくは本作はあくまでフィクションのライトノベルであるという風に
見せるためなのかなーなどと勝手に推察。
現役のライターさんなので、クライアントをブラックに設定しすぎるのは難しいでしょうし。
チェンクロは失礼ながらプレイしていないのですが、帯のキャッチコピーやあとがき解説に
ディレクターさんがコメントを寄せていらっしゃるという事は、
チェンクロユーザーさんへ向けてもいるのかしら?
やってない人間なので判断がつかないですが、チェンクロユーザーがニヤッとできるような
ファンサービス的なネタがあったのなら良いなーと思いました。
結構な引きで終わっており、次巻も出ると思いますので、楽しみにしてます。
ストーリーはコメディ寄りで、ヒロイン一家は異能力持ちというかっとんだ設定ですが、
これはソシャゲライターさんのお仕事の実情がちょいブラックな感じである事を緩和したり、
もしくは本作はあくまでフィクションのライトノベルであるという風に
見せるためなのかなーなどと勝手に推察。
現役のライターさんなので、クライアントをブラックに設定しすぎるのは難しいでしょうし。
チェンクロは失礼ながらプレイしていないのですが、帯のキャッチコピーやあとがき解説に
ディレクターさんがコメントを寄せていらっしゃるという事は、
チェンクロユーザーさんへ向けてもいるのかしら?
やってない人間なので判断がつかないですが、チェンクロユーザーがニヤッとできるような
ファンサービス的なネタがあったのなら良いなーと思いました。
結構な引きで終わっており、次巻も出ると思いますので、楽しみにしてます。