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ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (100周年書き下ろし) 単行本 – 2009/9/15

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商品の説明

内容紹介

"30歳"という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。
都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、
地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。
少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。
あの"殺人事件"が起こるまでは……。
何かに突き動かされるように、警察の手を逃れ今なお失踪を続けるチエミと、
彼女の居所をつきとめようと奔走するみずほ。
行方を追う中、不可解な事件とその真相が明らかに……!!

内容(「BOOK」データベースより)

“30歳”という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。あの“殺人事件”が起こるまでは…。辻村深月が29歳の“いま”だからこそ描く、感動の長編書き下ろし作品。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 単行本: 387ページ
  • 出版社: 講談社 (2009/9/15)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4062157616
  • ISBN-13: 978-4062157612
  • 発売日: 2009/9/15
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8 64件のカスタマーレビュー
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形式: 文庫 Amazonで購入
どこにでもあるありふれた友情関係、女友達の本音、内心のどろどろした感情を笑顔の下に隠して友達を続ける描写がドキッとするほど「あるある!」で、女の面倒臭い部分がさくっと読める一冊です。
親離れ、子離れができず、惚れた男には都合の良い存在にされ、良い歳して現実を甘く見すぎなチエミの姿に終始イライラしましたが、最後の最後、タイトルの意味が分かった段階ではもう涙腺が崩壊で涙止まらず。思った以上に考えさせられた本でした。
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投稿者 To.Ko 投稿日 2015/4/28
形式: Kindle版 Amazonで購入
先日、この作品のNHKのドラマ化について、作者の権利を無視するNHKの主張は認められず、辻村さんが勝訴しました。
私は裁判を知ってから読んだのですが、NHKの脚本より、断然、原作を支持します!
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形式: 単行本
女性の目から見た、女性たちの独特の世界観。男の登場人物がほとんどいないまま、走馬灯のように場面場面が切り替わるように展開する。突如、非日常の世界へと人生が反転し、そこから、時間の進行が変化する。わかっている結末へ向けて、早く読み進もうと思いつつも、ページをめくるスピードにブレーキがかかる。不必要に細かい描写にまで丁寧に読むようになっている自分に気がつく。ブラックホールへ落ちて行く時って、こんな感じなのかなぁって思った。結末に向けて、じれったくなるくらい時計の進行が遅くなって行く。ページが進まない。それがとても楽しい。活字媒体だからできたテクニックか?映像化は難しいかも。
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形式: 単行本
母を刺殺した容疑で失踪するチエミと、そんなチエミを探すみずほ。
短大を卒業してから地元に残り、時事もろくにわからない独身OLのチエミに対して、
高校から進学校に通い、名の知れた東京の大学を卒業してフリーライターとなり、
一流企業に勤める男性と結婚したみずほ。

大人になるにつれ二人に距離が出来てしまう心情や、
女子グループ内の友人関係のじっとり感、結婚・出産などのライフイベントに対する焦り。
どれも、主人公2人と同じ30代前半の私には思い当たるもので、
女子にとって汚い一面かもしれないけど誇張のない真実味のある描写だと思った。

ストーリーは、序盤は複数の話題が平行して走るので、いったいなんのことかと
思ったが、途中ですべてがつながる。
中盤の、話の筋がつながり始めたところからがとても面白くて、一気に読んだ。
最後まで予想できない展開だったし、親を想う心・子を想う心に感動して
話に引き込まれた。

読後に皆さんのレビューを見ると、批評も多く見られますが
私としては単純に、気持ちよく読み切る事が出来ました。
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形式: 単行本
母親殺しの疑いをかけられ行方不明になった娘を追うため、
娘の幼馴染の女友達が周囲の聞き込みを通じて真相を明かしてゆきます。

こう書くと推理もののようですが、違います。
この話をおそらくすべての女性にとって他人事とは思えないものに
しているのは、母と娘、女友達の、ガラスのようにもろい「女vs女」の関係です。

どんなに頑張っても、娘の生き方は決して母親に100%は認められないこと、
合コンを通した女友達の微妙な仲間関係、
結婚というゴールをつかむまで・つかんだ後の女友達の微妙な空気の変化、
自分にないものを持つ友達に対する憧れと対立心・・・

そんないろんな感情が渦巻く中、でも結局は味方同士、似たもの同士。
根底には暖かい愛情があるのです。ラストは少し、ほっとさせてくれました。
タイトルの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ」は最後にそれを証明してくれる数字です。
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形式: 単行本
 同質な人たちの中にいることが楽に思うようになったのはいつからだろう。
経済力、学歴、成育歴、家族構成など自分とは異質な人に出会ったとき、
好奇心が満たされ、刺激され、自分も変われる。
あるいは、自分は自分、自分でよかったと改めて見直す機会にもなる。
そんな風にとらえていた頃があったのに。
 「違い」を「格差」と感じて、コンプレックスや嫉妬、違和感、嫌悪感にとらわれるばかりで
そういう人や場所からは離れたほうが楽だと感じるようになったのはいつからだろう。
人や場所を避けて、気がつくと深く話せるのは夫くらい。ルーティーンな毎日を過ごす40代後半の私。

この本を読んで、今、友達がいない原因に思い当たったような気がした。
友達がいなくて、いないほうが楽に思える原因。
でも、時々さびしくて、その寂しさの原因。
何故かなと考えてもはっきりつかめなかったこと、それが文章化されていた。
だから夢中で読んだけれど、余計悲しくなった。

こんなに細分化されたミリ単位みたいな階層差に
優越を感じたり劣等感を感じたり。
高校受験直前の娘や周囲をみていても、それはこれからも続きそうな感触をもつ。
日本の社会特有なのか? うっと
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