冒頭の「軍法侍用集」では劣勢の兵力での鶴翼陣はあり得ないと述べてる点は大いに疑問。
古来のカンネイの戦いや長篠の戦い、日露戦争時の日本軍戦術でも、劣勢時に相手を包囲するのは戦術として一般的。
それを「あり得ない」と断じてるのは乱暴すぎやしないか?
察するにこの作者は、時代考証をしてる本郷先生の言葉に従いすぎだと思う。
学者先生にありがちな資料偏重主義に陥りすぎです。軍法侍用集にこだわるあまり、戦術の研究を怠ってると言えないか。
綿密な資料調査がこの作品のウリだけど、資料にこだわりすぎな点は大いに心配。
なにせ本郷先生は「令和の令は命令の令!元号には使ってはいけない言葉のは当然の理!」と断言してしまう人ですから、時代考証が本郷先生というのはちょっと不安。
ただ、三方ヶ原の戦い前の緊張感はしっかり伝わってくる点は凄くいい。資料の事なんなて気にならないくらいに先に先にと読んでしまう。
個人的には史実云々なんかより、一個人としての仙石秀久の物語がよみたいなぁ
センゴク(10) (ヤングマガジンコミックス) Kindle版
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2006/8/4
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ファイルサイズ128047 KB
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商品の説明
著者について
宮下 英樹
2001年、ヤングマガジンにてデビュー。現在、同誌にて『センゴク天正記』、『センゴク外伝 桶狭間戦記』を連載中。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
2001年、ヤングマガジンにてデビュー。現在、同誌にて『センゴク天正記』、『センゴク外伝 桶狭間戦記』を連載中。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年8月27日に日本でレビュー済み
全てにおいて武田信玄に上を行かれ、信玄に「坊や」と言われ子ども扱いされている事も納得させられた。葛藤や不安、焦燥感などがピークに達し、その目で武田軍三万、魚鱗の陣を見たときの家康の心境が痛いほど伝わりました。武田軍の芸術ともいえる戦運びは圧巻の一言!まさに、この時代武田が最強だといわれる理由を認めざるを得ませんでした。
しかしこの戦でやはり注目されるのは、負け戦であっても決して諦めず前を向き続けた家康の魂と、その家康を心から守り抜こうとする家臣達の絆だと思います。家康が泣きながら逃げていく姿、再び「家族」と再会できた場面ではぐっとくるものがありました。
作者は、本当に人間を描く事がうまいと感じます。それにしても、自らの足で実際の戦場を歩きそこから証拠を挙げて戦の真相を追究する姿勢は熱意なしには出来ないと思います。作者が描く戦が真実だとは断言できませんが、だからといって教科書で書かれていることが真実だともいえないと思いました。実際にこの漫画を読んで、是非貴方自身で真の歴史を作り上げてもらいたいと思います。傑作です!
しかしこの戦でやはり注目されるのは、負け戦であっても決して諦めず前を向き続けた家康の魂と、その家康を心から守り抜こうとする家臣達の絆だと思います。家康が泣きながら逃げていく姿、再び「家族」と再会できた場面ではぐっとくるものがありました。
作者は、本当に人間を描く事がうまいと感じます。それにしても、自らの足で実際の戦場を歩きそこから証拠を挙げて戦の真相を追究する姿勢は熱意なしには出来ないと思います。作者が描く戦が真実だとは断言できませんが、だからといって教科書で書かれていることが真実だともいえないと思いました。実際にこの漫画を読んで、是非貴方自身で真の歴史を作り上げてもらいたいと思います。傑作です!
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