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発売元 びーすまいる
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セメント怪談稼業 (幽BOOKS) 単行本 – 2014/11/26

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商品の説明

内容紹介

怪談ばかり書いているせいで、よく間違えられるのだが、私自身は決して幽霊が好きではない。むしろ好かない――。建設作業員兼ヘタレ怪談作家・松村進吉の身に起こる怪異を赤裸々に描く、怪談実話の新機軸。

内容(「BOOK」データベースより)

怪異体験談を飯のタネにしているくせに、自分にその災厄がふりかかることからは、全力で逃げ出すというヘタレ怪談作家・松村進吉。大きな図体と態度で、体験者から聞き取り取材を敢行しながらも、ヤバい話にはなるべく関わらないように過ごしている。取材時に紛れ込んだ不可解な声を録音したデータを、興味本位で欲しがる女性。建設業に従事する著者が、作業中にショベルカーで掘りだした墓石。友人から仕入れた看護師の怪談と、妻との出会い。師匠から出された無理難題に苦渋の末見出した答えとは―。次々にふりかかる災難と奇妙な出来事。松村進吉の苦悩は止まらない!

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 単行本: 253ページ
  • 出版社: KADOKAWA/角川書店 (2014/11/26)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 404102434X
  • ISBN-13: 978-4041024348
  • 発売日: 2014/11/26
  • 商品パッケージの寸法: 18.4 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 8件のカスタマーレビュー
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トップカスタマーレビュー

形式: 単行本
怪談を巡る人生、
それを語る私小説ですね。
こういう作風はなかなかめずらしい。

怪異はなかなか作家の廻りには発生せず、
作家の日常は延々と続く。
この作家は正直です。
実話怪談であればあるほどいきづまるのは早いはず。

本書で語られるのは、
徳島という田舎での暮らし、仕事、人間関係。
煮詰まる自分の精神を解放してくれるのが怪談。
怪異も作家としての大成功も起こらない。
本来虚構である怪談をテーマに、
思い切り私的なリアリズムが展開していくのです。

作者は実話怪談を追求する試行錯誤のなかから、
本作のような怪談的私小説を書きあげました。
発明と言っていいでしょう。

そもそもの作家体質が私小説的であったのかもしれません。
所々に書かれた奥さんとのエピソードが、
よくできた青春小説の味わいがあって、
もっとその部分を読みたかったです。
この作家は本作を出発点に、
私小説的虚構=怪談を切り開いていくべきだと、
強く思いました。

実話怪談を期待し手読み出したのですが、
掘り出し物を見つけました。
そんな作品です。
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形式: 単行本 Amazonで購入
本書はタイトルにあるように「怪談稼業」のことを記したものであって、いわゆる「普通の怪談集」ではない。
実話怪談作家・松村進吉のいわば私小説である。まずその点は留意されたし。
本書は
・松村進吉のファン
・猫が好きな人
・怪談作家の日常に興味がある人
等に向いています。
満点でも利かない可能性もあります。
逆に猫が嫌いな人や、単に怖い話が沢山読みたい、というような目的の人には向かないでしょう。

怪談や猫や隣人、現実や非現実と愚直なまでに真剣に向き合い続けた著者が辿り着いた、まさに新境地。
さすがは怪談作家と唸らされる描写も見られるものの、読後感は爽やかで素直に「読んで良かったな」と思えました。

ようやく作家として「固まった」印象を感じた本作。
作中の言葉通り、本書はまさに作家・松村進吉のターニングポイントとなりそうな気がします。
怪談に限らず、色々なものを書いて欲しい。これから先が楽しみです。
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投稿者 pico 投稿日 2014/12/9
形式: 単行本 Amazonで購入
最も恐い、人ごとだと思って調べてたらズルズルッと自分の近辺にネタが繋がっていくという一番厭なパターン。
そして恐いから、それ以上「さわらない」という全く正しい行動をとる作者。突っ込んだら自爆だと思うよ。あれらは…。
「怪談私小説」という新しいジャンルですね。
面白いですが、読むのに時間がかかったな。考えちゃうところが多くて。
「純文学」ぽいのでは。(純文学の定義知らないのに雰囲気で言ってますが)

良本と思います。じわじわ評価上がりそうな感じがする。
『地獄絵描いたら仏様も描き込んでおく』作法もきちんと行われていますから後味も爽やか!(怪談なのに)

まあ、アタマ空っぽにして「きゃー」と怖がりたい場合にはちと向かないかも。
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形式: 単行本
実話怪談作家の日常と、怪異への取り組み。
語られる怪談の怖さよりも著者本人の人柄の愛らしさにノックアウトされる。
大変面白かった。
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