7つの大罪の寓話に沿って猟奇殺人が展開される、それだけのストーリー。
衝撃のラストとかは一切ないので(何もなさすぎて逆に衝撃だが)視聴には注意が必要。
奥さんが「憂鬱」で8つ目の大罪という裏設定が仮にあったとして、「で?」って感じ。
全く深くない。中学生でも思いつくような話。
この作品で唯一褒められるところは、美術のレベルの高さしかない。
殺人現場から胸毛剃りのシーンに至るまで、雰囲気作りが徹底している。
あとはもうどこを褒めればいいんだよ・・・。
ラストの車中でのジョン・ドゥの演技なんてひどいし、ミルズが拳銃持ってジョンを追いかけるシーンなんて緊迫感なさすぎてコメディかと思った。