男と女は、別の生き物である。
よく言われることだが、それを実に詳しく、わかりやすく解説している。
医学博士の米山さんがアカデミックな方向に走ろうとしたときに、二松まゆみさんが疑問点をどんどんと突っ込み、偏りのない本になっている。
男女をつなぐ鎹ともいえるセックスについて知りたければ、ぜひ読んだほうがいいと思います!
セックスする脳!(ナレッジエンタ読本23) 単行本(ソフトカバー) – 2009/8/5
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Kindle版 (電子書籍)
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単行本(ソフトカバー)
¥250
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本の長さ160ページ
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出版社メディアファクトリー
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発売日2009/8/5
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ISBN-104840128804
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ISBN-13978-4840128803
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
恋をしたときに「きゅーん」と走るあの電撃は何?セックスしたいときの「ムラムラ」という感覚の正体は?そんな素朴な疑問に脳科学で答える!「あばたもえくぼ」「蓼食う虫も好き好き」の科学的根拠からセックスで感じるタッチングの理由まで詳しく解明。恋愛、欲情、セックスの正体を、男女の脳をよく知る医学博士・米山公啓と、男女のいまを知る二松まゆみが明かす。
著者について
◆米山公啓 1952年、山梨県生まれ。作家、医学博士。専門は神経内科。聖マリアンナ医科大学第二内科助教授を98年に退職。診療を続けながら医療エッセイ、医学実用書、医学ミステリーなどを幅広く執筆し、現在著書は200冊を超える。認知症の予防から大脳生理学的に見た恋愛論に至るまで、幅広いテーマで講演活動を展開する傍ら、TV・ラジオ番組でコメンテーターを務めるなど、幅広く活躍中。著書に『脳が若返る30の方法』(中経出版)、『男が学ぶ「女脳」の医学』(筑摩書房)、『健康脳』(青志社)などがある。
◆二松まゆみ 奈良教育大学を卒業後、教師を経て、1回目の結婚中に主婦マーケティング会社を設立。日本中の主婦ネットワークを運営した経験から2003年「恋人・夫婦仲相談所」を設立。自身の離婚・再婚の経験を活かし、セックスレス解決の第一人者として執筆・講演活動中。主な著書に『となりの寝室』『モンスターワイフ』(共に講談社)、『抱かない男の見分け方』(スターツ出版)、『ニッポン男子の下半身が危機的なことに気づいたワタシ』(扶桑社)などがある。日本性科学会会員。ED診療ガイドライン作成委員。
◆二松まゆみ 奈良教育大学を卒業後、教師を経て、1回目の結婚中に主婦マーケティング会社を設立。日本中の主婦ネットワークを運営した経験から2003年「恋人・夫婦仲相談所」を設立。自身の離婚・再婚の経験を活かし、セックスレス解決の第一人者として執筆・講演活動中。主な著書に『となりの寝室』『モンスターワイフ』(共に講談社)、『抱かない男の見分け方』(スターツ出版)、『ニッポン男子の下半身が危機的なことに気づいたワタシ』(扶桑社)などがある。日本性科学会会員。ED診療ガイドライン作成委員。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
米山/公啓
1952年、山梨県生まれ。作家、医学博士。専門は神経内科。聖マリアンナ医科大学第二内科助教授を98年に退職。診療を続けながら医療エッセイ、医学実用書、医学ミステリーなどを幅広く執筆し、現在著書は200冊を超える。認知症の予防から大脳生理学的に見た恋愛論に至るまで、多彩なテーマで講演活動を展開する傍ら、TV・ラジオ番組でコメンテーターを務めるなど、幅広く活躍中
二松/まゆみ
奈良教育大学を卒業後、教師を経て、1回目の結婚中に主婦マーケティング会社を設立。日本中の主婦ネットワークを運営した経験から2003年「恋人・夫婦仲相談所」を設立。自身の離婚・再婚の経験を活かし、セックスレス解決の第一人者として執筆・講演活動中。日本性科学会会員。ED診療ガイドライン作成委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1952年、山梨県生まれ。作家、医学博士。専門は神経内科。聖マリアンナ医科大学第二内科助教授を98年に退職。診療を続けながら医療エッセイ、医学実用書、医学ミステリーなどを幅広く執筆し、現在著書は200冊を超える。認知症の予防から大脳生理学的に見た恋愛論に至るまで、多彩なテーマで講演活動を展開する傍ら、TV・ラジオ番組でコメンテーターを務めるなど、幅広く活躍中
二松/まゆみ
奈良教育大学を卒業後、教師を経て、1回目の結婚中に主婦マーケティング会社を設立。日本中の主婦ネットワークを運営した経験から2003年「恋人・夫婦仲相談所」を設立。自身の離婚・再婚の経験を活かし、セックスレス解決の第一人者として執筆・講演活動中。日本性科学会会員。ED診療ガイドライン作成委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : メディアファクトリー (2009/8/5)
- 発売日 : 2009/8/5
- 単行本(ソフトカバー) : 160ページ
- ISBN-10 : 4840128804
- ISBN-13 : 978-4840128803
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 756,555位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 27,310位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.5
星5つ中の3.5
11 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月24日に日本でレビュー済み
雑談を本にしたようなものです。知識はふーんと思う程度で、実性活で役立つものではありません。こじつけなきもします。どこで統計を取ったのか不明な統計も載せています。読み物としてもあまり合いませんでした。
2009年8月29日に日本でレビュー済み
本書(米山公啓、二松まゆみ『セックスする脳』メディアファクトリー、2008年8月7日発行)は脳を専門とする医学博士と恋人・夫婦仲相談所長による対談である。恋愛や欲情やセックスを脳の観点から分析する。男性(米山氏)と女性(二松氏)の対談でもあり、男性と女性の感覚の相違も理解することができる。
たとえば男性は視覚情報処理を司る右脳優位で、女性は言語や論理的思考を扱う左脳優位である。そのために男性はAVが好きで、女性は官能小説に興奮するという傾向の違いが生まれるとする(120頁)。感覚的に納得できる男女の相違であるが、脳の観点からも説明できることに驚かされる。
また、悲しみや怒りと記憶の関係について興味深い記述がある。「深い悲しみや激しい怒りなど、感情を強く動かされると、扁桃体が活動して一気に忘れない記憶にしてしまうので、怒りは一生消えない」(140頁)。これが被害者と加害者の意識のギャップになっていると考える。
一般に加害者は被害者の痛みを被害者ほど重大に考えない。私は大手不動産会社から不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りされたが、そのお詫びは「ご購入者にご迷惑をおかけした」という軽いものであった(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』97頁)。一般の消費者にとって不動産が一生に一度あるかないかの大きな買い物であるという最低限の想像力さえ大手不動産会社は持ち合わせていなかった。
本書では被害者側に乗り越える精神を持たせる形でまとめているが、加害者側も加害者の想像する以上の痛みを被害者側が抱えていることを認識することが関係改善の第一歩である。「怒りは一生消えない」という被害者の重みを科学的にも示したところに本書の意義がある。
たとえば男性は視覚情報処理を司る右脳優位で、女性は言語や論理的思考を扱う左脳優位である。そのために男性はAVが好きで、女性は官能小説に興奮するという傾向の違いが生まれるとする(120頁)。感覚的に納得できる男女の相違であるが、脳の観点からも説明できることに驚かされる。
また、悲しみや怒りと記憶の関係について興味深い記述がある。「深い悲しみや激しい怒りなど、感情を強く動かされると、扁桃体が活動して一気に忘れない記憶にしてしまうので、怒りは一生消えない」(140頁)。これが被害者と加害者の意識のギャップになっていると考える。
一般に加害者は被害者の痛みを被害者ほど重大に考えない。私は大手不動産会社から不利益事実を隠して新築マンションをだまし売りされたが、そのお詫びは「ご購入者にご迷惑をおかけした」という軽いものであった(林田力『東急不動産だまし売り裁判 こうして勝った』97頁)。一般の消費者にとって不動産が一生に一度あるかないかの大きな買い物であるという最低限の想像力さえ大手不動産会社は持ち合わせていなかった。
本書では被害者側に乗り越える精神を持たせる形でまとめているが、加害者側も加害者の想像する以上の痛みを被害者側が抱えていることを認識することが関係改善の第一歩である。「怒りは一生消えない」という被害者の重みを科学的にも示したところに本書の意義がある。