ソニックシリーズは概ねプレイしてきていますが、今作はアクションながらソニックライダーズのようなレース的な要素が強く、番外的な扱いという印象を受けました。一応、全リングを集めてクリアした時点での感想です。
プレイヤーキャラクターをソニックのみに限定したのは正解だったでしょう。ソニックアドベンチャー以降は多くのキャラを使えるようになった反面、スピード感が失われていました。今作はこれによってスピード感重視のゲームになっています。
ソニックシリーズのストーリーはあまり褒めれた代物ではなく、デモシーンの度にウザいと感じたものですが、今作は大筋でみればベタな物語ですが、キャラクターの掛け合いなどなかなか良く出来ていました。特に台詞回しが秀逸で、ラストシーンのソニックの台詞にはグッと来ました。
また、ストーリーを3DCGでのお芝居ではなく、イラストでの絵物語にしたのも個人的には良かったです。
逆に残念な点は操作方法とリングによるパワーアップでしょうか。
今作はリモコンを横持ちする、レースゲームのようなハンドル操作という仕様になっています。Wiiリモコンのセンサーを活かした操作方法といえますし、後ろを顧みず前へ突き進んでいくソニックらしいコンセプトといえます。
しかしながら、アクセルボタンがなく、勝手に進んでしまう仕様もかなりやっかいで、止まりたいのに止まれず落下死したり、罠に突っ込んだりするのはザラです。バックするのもカメラは前方を向いたままでやり辛いです。操作にはかなりストレスが溜まりました。
割と繊細な操作を要求する以上、従来通りの操作方法にするか、もっと大味なゲームにして徹底して前に進むだけに特化したマップ構成にすべきだったでしょう。
リングによるソニックの強化(この辺りもレースゲーム的)も、序盤のあまりの性能の悪さにかなり辟易します。ソニックの基本能力が限定されるのは頂けません。プレイヤースキルの上達もある訳ですから、できれば特殊能力だけに限定した方が良かったのでは思います。
不満も多いですが、それでもDCのソニックアドベンチャー以降の3Dソニックでは一番の出来と思います。





