メガドラミニ番組配信最終回にてサプライズ発表されたメガドラタワーミニ。この時点で存在を知らなかったセガの社員からも笑いが巻き起こるほど、良い意味でセガのバカっぷりが全快に発揮されたアイテムである。
本体について特に説明は要らない。着脱可能なアクセサリーパーツのセットでしかないのだから(笑)。僕は残念ながら初代メガドラ本体とは無縁だったため、メガドラタワーの存在は知っていたものの本物は見たことがない。恐らく当時の多くのメガドライバーでさえ、このタワーを建造出来た者はほとんどいなかったのではないだろうか。
今回のメガドラタワーミニはコンパクトながら、組み立ててみるとやっぱり存在感が圧倒的である。しかも面積自体はメガドラミニとほぼ同等、重量増もわずかなので片手に乗せる事が可能。何とも言えない所有欲を満たされる事請け合いだ。
さて、そんなメガドラタワーミニではあるが注意点もある。まずタワーミニが無ければ外す必要が全くない、メガドラミニ本体底面にあるカバーだ。これの取り外しがかなり硬く、メガドラミニ本体を相当しっかり保持しながら行わないと難しい。外れた勢いでカバーが吹っ飛んだり本体が吹っ飛んだりしそうなので注意が必要。またカバーを外した跡に擦り傷も付きやすいので、気になる人は気をつけてほしい。
もう一点はメガドラミニ本体の排熱である。この手の複数作品収録型ゲーム機は意外と発熱するので、特に夏場は設置の際に下駄を履かせる等の配慮をしたいところなのだが、排熱口が本体底面にしか開いていないためメガCDとドッキングさせるとほぼ密閉されてしまう。このため長時間稼働の際は、メガCDのドッキングは控えた方がメガドラミニの健康には良いだろう。ゲームをしながら傍らに鎮座するタワーを眺められないのは少々残念だが、遊び終わった後にドッキングしてディスプレイするのが乙といったところか。メガドラミニを複数手に入れた猛者なら、本体上面のダミー排熱口を加工して排熱効率を高め、ドッキング状態で長時間プレイするのもありか。
本物のタワーからイカの触手の如く沢山生えていたコードの束を再現するのも面白そうだ(笑)。
※追記:メガCDの分解について。内部にソニックCDがセットされた基盤をプリントした紙が入っているのが話題になった事で、セガが分解するという遊びを提唱した形となってしまった。さて、こうなると入手した者としてはバラして本物を確認してみたくなるところ。で、実際にやってみました(笑)。
ネジは全て普通のプラス型だが、まず底面の6カ所は2~3cmの深さがあるのでそこそこ長めのドライバーが必要になる。トルクは強くかかってないので、緩めるのは苦労しないが、小さなネジなのでナメてしまわないように慎重に作業する必要がある。メガCD正面から見て右側にある、ドッキングするための出っ張りにも同径のネジが2つあるので外す。
次に左側から本体上半身を上に持ち上げるのだが、LOCKと書かれたツメは完全な飾りで構造上スライドするパーツではないので、力を入れてロックを外そうとかは絶対にしてはいけない(薄いプレートが内側からネジ止めされているので破損する可能性がある)。左側を浮かせつつゆっくりと右側の出っ張りを外側に向けて広げると、出っ張りの内側を境に本体上半分が外れる。
中には四辺を下側に折り曲げた状態でハメ込まれた例のプリントが姿を現す。紙質は方眼紙のような硬紙。裏面は流石に無地の茶色だが(笑)これがハマった状態の本体下半身の雰囲気は満点である。他に目を移しても単なる張りぼて(のはずなのだが)とはいえ、細かいパーツ毎にネジ止めしてあったり丹念にハメ込まれていたりと、セガの狂気を感じることができるであろう。
となると、もう一つ気にかかるのが32Xの方でしょう。ええ、バラしましたよ。こちらは残念ながら空でした(笑)。とはいえカートリッジ挿し込み口のフラップ開閉用に、小さなバネが可愛くセットされているのを目にするとホッコリできる(かもしれない)。
こちらはネジの埋まった穴がかなりシビアでどんなに慎重に作業しても痕跡が残ってしまった。余程しっかりと工具を揃えていないなら行う価値は全くないので、安心して眺めるだけにしましょう。
いずれにせよ元通りにするまで細心の注意を払う必要がある。特にプリント紙は上手くハメ戻さないと折れたり破けたりしそう。ネジもホームセンターで同等品は手に入りそうなものの、その小ささ故に損傷しやすい。何でもそうだが、分解はあくまでも自己責任で(コレクターズアイテムだから余計にね)。
ちなみにこのメガドラタワーミニの箱は、コントローラ1個付属バージョンのメガドラミニの箱の2.5倍はありそうな程のサイズである(笑)。どういう事なの…と箱の裏面を見てみると付属品一覧が記載されているのだが、ここに驚きの内容物が!。公式サイトにも掲載されていないので完全なサプライズ付録である…と思ったら他のレビュワーの方がおっしゃっている通り、メガドラミニ発売前夜祭として『『メガドライブミニ』おまけ話』という配信がされていたらしく、こちらは発売後でも動画が閲覧出来ます。恥ずかしながらノーマークでした…。
メガドラタワーミニを詳しく紹介している上に、セガのレジェンド達、エムツーの堀井社長やメガドラ版ダライアスの礎を築いた小西秀樹氏も登場する充実の内容なので、是非とも検索してみてほしい。
一応、以下ネタバレありです。
開けてみるとセガ社内で実際に使用されていた(?)A4サイズの茶色い封筒が現れ、中にはポスターと冊子が同封。ポスターは一面に初代メガドラ本体の開発当時に描かれたと思われる外装図面と、もう一面にはメガドラ年表が(ちゃんとメガドラミニ発売まで記載)。
冊子の方はB5のノート風に豪華に装丁されており、表紙には『プロジェクトM5関連図面集成』『持出厳禁』の文字が。ページをめくると『創造は生命(いのち)』の一文。内容はポスターのメガドラ図面を本体、メガCD、スーパー32X、ロックオンカートリッジとモジュール毎に細分化してパーツ毎の色指定、仕上げ処理の指示、製造の下請け企業名等が事細かに記されていて興味深い。
そして最後のページにはセガの社歌が譜面と共に書かれているではないか!。なんという胸熱な演出だろう。
僕とセガとの付き合いはゲームギアから始まり、サターン、ドリキャスといった具合に進み、メガドライブはスルーしてしまっていた。まだプレミア価格がそれ程高騰していなかった頃に中古で手に入れた『バンパイアキラー』を数年寝かせた後、いよいよお金に余裕が出来てメガドラ2を購入したのが数年前。それ程沢山のソフトを所有しているわけではないが、メガドラミニに収録されていない『TATSUJIN』『ジノーグ』『魔物ハンター妖子』等は、これからも大切なコレクションとなるだろう。
その大切なコレクションに、セガの遊び心、いや、遊び魂の塊のようなメガドラタワーミニが加わった事に、ニヤつきを禁じ得ない。まだ遊んだ事のない沢山の作品達を、これからじっくり遊ばせていただきます!。ミニカートリッジも集めたいなぁ。
最後にセガの社歌『若い力』からその熱い歌詞を抜粋して締めたいと思う。
人社一体 みなぎる 闘志 共に進もう 絆も固く 夢と希望は 永遠に尽きない
目標追求 我らが誓い 世界の創造 生命にかえる セガ セガ セガ 若い力
うーん、なんか、セガに入社したくなってきたわ。
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