スワロウテイル

 (100)
7.52時間28分2016R15+
むかしむかし、“円”が世界で一番強かった頃、いつかのゴールドラッシュのようなその街を、移民たちは“円都(イェンタウン)”と呼んだ。でも日本人はこの名前を忌み嫌い、逆に移民たちを“円盗(イェンタウン)”と呼んで蔑んだ。ここは円の都、イェンタウン。円で夢が叶う、夢の都。・・・そしてこれは、円を掘りにイェンタウンにやって来た、イェンタウンたちの物語り。(C)SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE
監督
岩井俊二
ジャンル
SFドラマ外国映画
オーディオ言語
日本語
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レビュー

5つ星のうち4.3

100件のグローバルレーティング

  1. 65%のレビュー結果:星5つ
  2. 16%のレビュー結果:星4つ
  3. 9%のレビュー結果:星3つ
  4. 4%のレビュー結果:星2つ
  5. 6%のレビュー結果:星1つ
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日本からのトップレビュー

まるめろの実が熟する時2020/11/04に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
移りゆく時代に刻まれる類稀な世界観
確認済みの購入
公開当時、私はまだ、映画は好きといえど、浅薄なる田舎者の少年だった。学校で映画通なる学友が、本作の
ことを話していたのを覚えている。田舎には当然シネコンなんてまだない時代だし、情報ツールはもっぱら
お決まりの本屋で立ち読みする雑誌であり、そんなもんだからまぁ映画通などと言っても井の中の蛙的なもの
だったとは思うが、彼は映画に関してだけでなく、田舎者にして世の中の流行に敏感な奴であったのだと思う。
内容までは覚えていないが、当時は「何を格好付けやがって」なんて思ったもんで、どっぷりと思春期に突入
していく手前の浅薄なる少年の心は穏やかではなかった。それが原因かはわからないが、レンタルビデオ店で
DVDの貸し出しが流行り出した後も、本作品を何度も目に止めては、手を伸ばさずにいた。その後、一度も
観る機会がなかったのには、過去の作品を見返す時間的な余裕がなかったこともあるが、CHARAや小林武史
を主として、音楽的な時代の流れに起因したのだろうと思う。

ともあれ、平成を越えて時代とともに歳を重ねて数々の映画を堪能してきた今、この作品を観て想うのは、
冷静に見れば、俗にいうとダサい演出もある。ストーリーをとっても別段、ね。ランとシェンメイの無敵さも、
うーん。しかし、しかしだ、この世界観には魅了されるものがある。

独特言語で字幕で進むのには最初は少し戸惑ったが、いつの間にかすんなり受け入れてしまったのには、
一貫してブレない世界観のおかげであろう。逆にデイブを筆頭にYEN TOWN BANDメンバーが流暢な日本語
を話すのは、ちょっと狙い過ぎな気もするが、設定にメッセージ性がちゃんとあるのでそれも一興。

美術面でも世界観に説得力を与えている。実にしっくりと円都という社会に私を引き込ませてくれた。
それにグリコやフェイホンのスタイル一つ取ってみても、時代を超えたセンスが光る。

また、逆光を効果的に使った空間演出は惚れ惚れとする。

音楽がまた、ある意味この作品の主役と言って妥当だと思うが、何が良いって、その使い方や使いどころ
だろう。CHARAは昔からあまり好きではなかったが、説明できぬ涙がひとしずく。おっさんになった証拠か。

伊藤歩にしてもCHARAにしても、演技の「上手さ」でいえば語れないが、出演者全員の演技に対する
「熱量」はビシビシ伝わって素晴らしいものと感じたし、男女問わず演者の色気を引き出す監督の手腕にも
恐れ入った。

完全なファンタジーではなく、この非現実の世界が、観る者が現実社会で見てきたリアリティの延長あるいは
その並行的な世界観であるが故にハマるのであろうが、いずれにしても、ここまで徹底して一貫した
(ある意味独特の)テーマ性と世界観を作り上げた作品は類例に乏しいと思う。

こうして、またあの映画通だった彼を思い出し、そしてやはり「格好付けのマセガキめ」と思うのである。
彼はどんなおっさんになっているのだろう。
もう一つ思い出したことがある。小学校低学年頃だったか、近所に錆びた煙草の自販機があって、4種類くらい
しか入ってないような小さいやつ。それが壊れていて、釣り銭を出すレバーを回すとお金が落ちてくるわけ。
なんで煙草の自販機の釣り銭レバー回すかって?子どもはレバー回すもんでしょ。で、そりゃもう夢の箱な
わけで、500円玉が出てきたら大当たり。でも一応まじめな子どもだったから、1000円とかになってくると
なんだか恐くなっちゃって、それ以上はしなかった。数日後、やっぱりもう一回だけって思って行ったら、
それはもう撤去されていて、子どもながらに悪いことはなかなかできるもんじゃないなと思ったもんだ。
あれは私にとっても撤去されるべきものだったのだと、この作品を観て改めて思った。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
Amazon カスタマー2021/12/17に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
抒情的なストーリーと伊藤歩さんの可愛らしさに降参
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とにかく伊藤歩さんがかわいい。ファンに成りました‼️
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
2020/10/31に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
クールな岩井ワールド
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24年前の公開時に見たが、当時は、「なんだか暗くて貧乏臭い」「CHARAのMVみたいだ」という印象しかなかった。それが今じっくり見ると、何ともすごい映画だった。何を描いた映画なのか、一言では言えない。
東京の片隅らしいが、そんなところはどこにもなさそうだし、さまざまな人種、娼婦、やくざ、麻薬の売人が混じり合う貧民窟は「泥の河」のような世界で、過去にもそんなところがあったようにも感じる。今のような近過去のような近未来のような、日本のようなアジアのような。ロンドンの駅裏やジェノバのトンネル脇にも昔、あんなところがあった。
ウジウジした人間関係やのほほんとした日常を描く日本映画の王道からは遠く離れた、クールな岩井ワールドが楽しめた。
ストーリーは若干都合良すぎだが、あの時間で、たくさんの伏線をはってそれを回収していく物語ならそうなってしまうだろう。その代わりにストーリー展開のテンポの良さは素晴らしい。一瞬たりとも目が離せない。
(ここから、ネタバレあり)
最後にリョウ・リャンキが殺されるのか、生き別れの妹グリコと再会を果たすのかが、描かれないで終わるのは、意表を突かれた。女優としてのチャラを認めるかどうかはこの映画の評価の分かれ目になるかと思うが、私は高く評価する。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
bomber992020/01/30に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
バブル期の日本の片隅で生きる異邦人たちの物語
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日本社会の下層で金や夢を求めて したたかに生きる不法入国者達の話
映像の絵が全体的に淡いというか 儚いセピアがかった画面になっていて
とてもストーリーにマッチしていて美しい
生きるために 金を手に入れるために何でもやる
一言で言えば浮浪者の犯罪集団なのだが、それでいて 本当に楽しそうにやりたいように生きていて
その姿が羨ましく感じた
邦画は普段見ないのだけども、これは本当に良い映画だった
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
たー2020/10/19に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
絶頂とどん底の日本の象徴って感じだ
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初めてこの映画見たのは13歳の時だったな
深夜放送でたまたまこの映画やってて、
たまたまこの映画観てた親友とこの映画の不思議な世界観を夜遅くまで語り合ったな
90年代の終わりで社会が妙に病んでたように思う
病んでたのは自分達だったろうと思うけど、
きっと社会も病んでたってこういった映画見ると確信できるし自分も納得できる
何十年ぶりかに映画を見てて当時の感性が蘇ったような錯覚におぼれながら
何度も見るのやめようと思ったけど結局最後までみてしまった
とても息苦しかった
もう一つのリリィシュシュの全ては息苦しさに更に極振りしたような映画だったな
もうこういう時代が二度と来ないようにしてほしいけど、
これからコロナで世界が荒れだすのかもね
Rock2019/07/31に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
90年代を代表する映画
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90年代から00年代前半の岩井俊二はすごかった。個人的には「スワロウテイル」「リリィ・シュシュのすべて」「花とアリス」が外せない三部作だと思っているが、バブル崩壊後、オウム事件や阪神大震災で右往左往する日本において、前二作品は若者と共鳴しまくっていたように思う。
バブルが崩壊せず(ありえないけど)日本経済が世界の覇権を握っていたなら、移民が入り乱れ、警察権力も届かない貧民街が現れ、偽札、拳銃、覚せい剤、なんでもござれの日本が誕生していたかもしれない、とその当時はリアルに感じていました。日本もまだ臭いものに蓋をする前だったので。まだ、日本が依然として強い経済大国だという幻想を誰もが持っていた時代。そこで見事に円都の世界観を構築した岩井監督の時代を切り取る力に感嘆します。
時代に必要とされ、時代に見つけ出され、時代と共に輝く監督はいつの時代にもいますが、その当時の日本においては岩井俊二監督だったように思います。だから今の時代の感覚でこの映画を捉えると当然つまらないと思う人が出るのも仕方ない。
移民とか外国人が当たり前にいる風景は今の方が違和感なく見られるので、なんかもっと先の日本を映しているようでもあり、それだけこの映画がどこかにありそうな世界を見せていたんだと思いました。どちらかというと渾然一体となっている今の中国のような感じもありますが。
そして生命力が映像に焼きつけられているような俳優たちの輝き、これが映画だと思います。どの俳優のどの場面も美しく瑞々しい。こんな映画がもっと日本から出てきてほしいですね。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
きくしゅん2021/03/22に日本でレビュー済み
5.0/星5つ中
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
八月は木漏れ日の間に2019/08/08に日本でレビュー済み
4.0/星5つ中
昭和から平成に行けなかった世界で
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公開された当時も話題になり、岩井俊二といえば「スワロウテイル」か「リリィ・シュシュの全て」で爆発的に知名度が上がったと記憶している。
ここに描かれる日本は、上海や香港や戦後すぐの日本のような世界がないまぜになり、しかもどこかノスタルジックで、おとぎ話のようだ。
でも、移民の問題や、在日二世・三世、ドラッグやマフィア、ヘイトなど今でも現実にある問題が描かれていて、当時はそれほど身に迫った世界観で見ていなかったが、今見るとおとぎ話とも言い切れない深い背景が描かれていると感じる。
三上博史も渡部篤郎も江口洋介も、若くて危うくて色っぽかった。CHARAはいい女だなあと改めて思う。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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