向井滋春さんの代表作がCD化されて発売。アナログ盤の状態が悪くなって困っていたところに朗報が届き喜んでいる。
なにはともあれ冒頭の10分以上に及ぶ組曲風の「黎明~乱気流」は必聴。清水靖晃の切れ味するどいソロも素晴らしい。横山達治の叩き出すリズムの渦からタイトルのイメージが湧き上がってくる。クレジットされているメンバー(故人もおられるが)全員が当時の、そして現在の日本ジャズの牽引力となっている。
余談だが、ジャケットもオリジナルで喜んでいる。当時手に入れたばかりのJ.J.Johnsonモデルのトロンボーンを抱えて微笑む向井さん(鳴らね~と言われてもおりましたが・・・)。名盤です。