ep4で爆死したグランドモフ・ターキンはなぜターキンになったのかに迫るスピンオフ。
これまで冷酷無慈悲な悪人として描かれてきたターキンだが、本書を読むとオルデラン破壊も彼なり(というよりターキン一族代々)の生存競争理念と皇帝の統治思想の一致によって行われたのだのだろうな、と納得できる。
とはいえ、本書は「作品内の人気悪役は実はそんな悪い奴じゃなかったんだぜ!」的なありがちなスピンオフものではなく、読み進めるうちにターキンをカッコイイと思わせられる反面、やっぱり悪人なのだと再確認させられる作品だ。
あとターキンが受けた試練の話に食いつくベイダーがかわいい。
正史にとどまったCWからはシーズン3の「鉄壁の要塞」「決死の脱出」「勝利の代償」、シーズン5の「爆破犯を追え」 「真実の行方」 「逃亡者アソーカ」 「ジェダイの過ち」が多少関わっており、視聴していればより楽しめる。
CWにおいて割とターキンが登場したのをファンサービスかな?と思っていたのだが、その理由付けも本書でなされており、皇帝の秘かな苦労に思わずニヤリとさせられる。
レジェンズ枠に落とされたスピンオフの中からいくつか設定が拾われているが、未読であっても楽しめるだろう。
一応関わっているであろう作品を挙げると、「偽りの仮面」「崩壊の序曲」「ダースプレイガス(未翻訳)」「暗黒卿ダース・ヴェイダー 」、戦闘機の設定だけなら「ジェダイの遺児」となる。
ジェダイの遺児からの戦闘機設定は、スピンオフを熟知している著者のお遊びと思われるので読まなくても全く大丈夫だろう。10年以上前に設定が破綻したお話だし。
今作には関わっていないうえ、今度どうなるかわからないスピンオフ作品ではあるが、個人的には「デス・スター」を読むと、「ターキン」で明らかになった新しいSW世界をより楽しめると思う。
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スター・ウォーズ ターキン 上 (ヴィレッジブックス) 文庫 – 2015/6/30
ジェームズ・ルシーノ
(著),
甲斐理恵子
(翻訳)
スター・ウォーズ スピンオフ小説第2弾!
アウター・リムに位置する惑星エリアドゥの由緒正しき一族の末裔にして、銀河帝国初代モフの称号を与えられた孤高の総督、ウィルハフ・ターキン。彼は辺境の惑星から、いかにして帝国の階級ピラミッドを駆け上がり、最大級の実力者に成り上がったのか――グランドモフ・ターキンのルーツが、いま明らかになる! 新たな正史を刻むスピンオフ小説第2弾。
アウター・リムに位置する惑星エリアドゥの由緒正しき一族の末裔にして、銀河帝国初代モフの称号を与えられた孤高の総督、ウィルハフ・ターキン。彼は辺境の惑星から、いかにして帝国の階級ピラミッドを駆け上がり、最大級の実力者に成り上がったのか――グランドモフ・ターキンのルーツが、いま明らかになる! 新たな正史を刻むスピンオフ小説第2弾。
- 本の長さ232ページ
- 言語日本語
- 出版社ヴィレッジブックス
- 発売日2015/6/30
- 寸法10.5 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-104864912335
- ISBN-13978-4864912334
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
アウター・リムに位置する惑星エリアドゥの由緒正しき一族の末裔にして、銀河帝国初代モフの称号を与えられた孤高の総督、ウィルハフ・ターキン。彼は辺境の惑星から、いかにして帝国の階級ピラミッドを駆け上がり、最大級の実力者に成り上がったのか―。グランドモフ・ターキンのルーツが、いま明らかになる!新たな正史を刻むスピンオフ小説第2弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ルシーノ,ジェームズ
精神医療助手、スタジオ・ミュージシャン、アドベンチャー旅行調査員、大工として生計を立てていたが、1980年代から大衆小説を書き続け、ニューヨーク・タイムズでベストセラーにランクインした数多くの『スター・ウォーズ』シリーズ小説を執筆。現在はメリーランド州アナポリスで妻と末の子とともに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
精神医療助手、スタジオ・ミュージシャン、アドベンチャー旅行調査員、大工として生計を立てていたが、1980年代から大衆小説を書き続け、ニューヨーク・タイムズでベストセラーにランクインした数多くの『スター・ウォーズ』シリーズ小説を執筆。現在はメリーランド州アナポリスで妻と末の子とともに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : ヴィレッジブックス (2015/6/30)
- 発売日 : 2015/6/30
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 232ページ
- ISBN-10 : 4864912335
- ISBN-13 : 978-4864912334
- 寸法 : 10.5 x 1.5 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 588,858位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 185位ヴィレッジブックス
- - 5,377位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 11,365位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
闇の帝王である皇帝シディアスや最強の元ジェダイであるヴェイダーと肩を並べられる一般人!
彼らが一目置くような一般人!ヴェイダーとタメ口をきいても怒られない一般人!
ターキン総督閣下は無論多少のコネはあるにせよ基本的には本人の才能と努力によって、ここまで
のしあがった洞察力にも優れたお方なのです。
もちろん帝国もシディアスとヴェイダー以外は「一般人」なので総督や各提督という大幹部の座は
一般人が占めることになるのは自明の理なんですが、単純に命令をきくだけの「指示待ち人間」など
ではなくシスコンビが一目も二目も置くだけの才覚がターキンにはあることが本書を読めば判ります。
かつてアナキンと幾多の作戦行動を共にしてきたターキンが、ヴェイダーの「中の人」の正体に気付
いている…という描写が面白いです。
彼らが一目置くような一般人!ヴェイダーとタメ口をきいても怒られない一般人!
ターキン総督閣下は無論多少のコネはあるにせよ基本的には本人の才能と努力によって、ここまで
のしあがった洞察力にも優れたお方なのです。
もちろん帝国もシディアスとヴェイダー以外は「一般人」なので総督や各提督という大幹部の座は
一般人が占めることになるのは自明の理なんですが、単純に命令をきくだけの「指示待ち人間」など
ではなくシスコンビが一目も二目も置くだけの才覚がターキンにはあることが本書を読めば判ります。
かつてアナキンと幾多の作戦行動を共にしてきたターキンが、ヴェイダーの「中の人」の正体に気付
いている…という描写が面白いです。
2017年4月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画では主にエピソード4と「ローグワン」にでて、
必ずしも登場場面が多いわけではないが、印象強い
キャラであるターキンのスピンオフ小説がでるということは
やはり元祖を演じたピーター・カッシングの存在感が
あってのことで、この作者はスターウォーズとP・カッシング
のファンではないかと思わせる小説。
必ずしも登場場面が多いわけではないが、印象強い
キャラであるターキンのスピンオフ小説がでるということは
やはり元祖を演じたピーター・カッシングの存在感が
あってのことで、この作者はスターウォーズとP・カッシング
のファンではないかと思わせる小説。
2020年11月29日に日本でレビュー済み
スター・ウォーズの時系列概念で言えば
本作は14BBY(ビフォア・バトル・オブ・ヤヴィン)の
出来事だそうな。
つまりEP4「新たなる希望」
(初代デス・スター破壊)の
14年前となる。
「新たなる希望」で
「グランド・モフ」ターキンは
明らかにベイダーの上官に
「ベイダーに命令を下せる」立場に
描かれていた。
ネタバレに成るのだが
本作(下巻)の最後の段階では
どうも「彼等」は
そこまでの関係を
築いていない様に思える。
お互いに一目置いて
敬意を抱いた様には見えるのだが
上下の関係にまでは
至っていない。
「互いにそれ(上下関係)を模索せよ」と
本作で皇帝は言います。
彼等の関係が「新たなる希望」の
上下関係に至るまでには
あと14年残されている。
その間に何が起こったのか?
知りたいですねぇ。
読みたいですねぇ。
ジェームス・ルシーノの手に依る文章で。
同じく彼の手に依る「ダース・プレイガス」は
残念ながら現在レジェンズ扱いですが
(これは正史で好いじゃん!と思う名作。
皇帝のオリジンを知りたければ必読!
EP9にも「バッチリ」繋がる!)
ああいったボリュームの作品。
こんなアマゾンの日本語レビューの声が
彼に届くとは思いませんが
是非お願いしたいものです。
・・・・ルージェス・ノームって
ジェームス・ルシーノの
アナグラムですか?
ここからは
あくまで個人的な妄想ですが。
ターキン>ベイダーという図式に成ったのは
人生の途中から「愛深き故に」暗黒面に転向したベイダーと
(シスやフォースとは関係無いとはいえ)幼少から
暗黒面「的」帝王学教育を受けて来たターキンとの
差では無いのかなぁと
思っております。
ベイダー=アナキンは
情で動くが
ターキンは動かない。
皇帝から見て
迷いが在るか無いかの差かなぁと。
結果帝国を滅ぼしたのは
外ならぬ父としての情。
「帰還したジェダイ」でありますしね。
本作は14BBY(ビフォア・バトル・オブ・ヤヴィン)の
出来事だそうな。
つまりEP4「新たなる希望」
(初代デス・スター破壊)の
14年前となる。
「新たなる希望」で
「グランド・モフ」ターキンは
明らかにベイダーの上官に
「ベイダーに命令を下せる」立場に
描かれていた。
ネタバレに成るのだが
本作(下巻)の最後の段階では
どうも「彼等」は
そこまでの関係を
築いていない様に思える。
お互いに一目置いて
敬意を抱いた様には見えるのだが
上下の関係にまでは
至っていない。
「互いにそれ(上下関係)を模索せよ」と
本作で皇帝は言います。
彼等の関係が「新たなる希望」の
上下関係に至るまでには
あと14年残されている。
その間に何が起こったのか?
知りたいですねぇ。
読みたいですねぇ。
ジェームス・ルシーノの手に依る文章で。
同じく彼の手に依る「ダース・プレイガス」は
残念ながら現在レジェンズ扱いですが
(これは正史で好いじゃん!と思う名作。
皇帝のオリジンを知りたければ必読!
EP9にも「バッチリ」繋がる!)
ああいったボリュームの作品。
こんなアマゾンの日本語レビューの声が
彼に届くとは思いませんが
是非お願いしたいものです。
・・・・ルージェス・ノームって
ジェームス・ルシーノの
アナグラムですか?
ここからは
あくまで個人的な妄想ですが。
ターキン>ベイダーという図式に成ったのは
人生の途中から「愛深き故に」暗黒面に転向したベイダーと
(シスやフォースとは関係無いとはいえ)幼少から
暗黒面「的」帝王学教育を受けて来たターキンとの
差では無いのかなぁと
思っております。
ベイダー=アナキンは
情で動くが
ターキンは動かない。
皇帝から見て
迷いが在るか無いかの差かなぁと。
結果帝国を滅ぼしたのは
外ならぬ父としての情。
「帰還したジェダイ」でありますしね。
2015年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまり重要視しなかったキャラクターですが、なぜ、デススター司令官に任命されたか、よくわかりました。
2017年7月13日に日本でレビュー済み
レジェンズとカノンに分かれて日本では2作目の正史作品
とはいえ、上下巻を通して、良い点は以下の通り。
執筆者が、過去の作品の執筆者の一人であるため、細かい設定等を熟知し、しかも引き継いでいる部分が多いのは、古参のファンでも読みやすい点。
(ただし、新参者のファンは、スターウォーズの様々な用語に戸惑うことが多いので、小説は面白くないと思うかもしれないので、注意が必要。)
ターキンの幼少期から青年期における人格形成の過程が楽しめ、ヴェイダー卿や、皇帝との関係性も明らかにされていくので興味深いところが多い点。
また、クローンウォーズでは、ターキンがアナキンに皇帝に目を懸けられているから出世のことは心配していない旨の発言をする場面があるが、あの意味がよく分かるエピソードが織り交ぜられており、映像作品とのひも付けがなされている点。
物語自体は、ターキンのいる基地が襲われ、ターキンが襲撃者の調査を命じられ、ベイダーと共に追跡していく上で、帝国軍内の陰謀が明らかになっていくなどスピード感もありつつ、映像作品との繋がりをじっくり考えさせられる作品に仕上がっている点。
皇帝亡き後、実権を握ることになるセイト・ペスタージュやユラーレン大佐、モッティ提督など名前を見るだけでも嬉しくなる人物が登場する点。
ただ、残念なのは以下の点。
ターキンが、アナキンとヴェイダーが同一人物であるとほぼ確信しているものの、本人や皇帝に確認できずじまいな点
エピソード4においてデス・スター内でのターキンがベイダーにモッティの処刑をやめるよう指図できた理由が不明なままな点。本書から推測すると、ヴェイダーがターキンの命に従ったように見えたのは、ヴェイダーが時折見せるユーモラス、皮肉屋な部分といえるのかも…。
何より残念なのが、グランドモフ取得の功績であったゴーマンの大虐殺のエピソードがなくなり、本書の物語を通してグランドモフを取得したという点。最後の最後で、過去の作品は、ここでも、結局レジェンズになってしまったと痛感させられた点。
とはいえ、上下巻を通して、良い点は以下の通り。
執筆者が、過去の作品の執筆者の一人であるため、細かい設定等を熟知し、しかも引き継いでいる部分が多いのは、古参のファンでも読みやすい点。
(ただし、新参者のファンは、スターウォーズの様々な用語に戸惑うことが多いので、小説は面白くないと思うかもしれないので、注意が必要。)
ターキンの幼少期から青年期における人格形成の過程が楽しめ、ヴェイダー卿や、皇帝との関係性も明らかにされていくので興味深いところが多い点。
また、クローンウォーズでは、ターキンがアナキンに皇帝に目を懸けられているから出世のことは心配していない旨の発言をする場面があるが、あの意味がよく分かるエピソードが織り交ぜられており、映像作品とのひも付けがなされている点。
物語自体は、ターキンのいる基地が襲われ、ターキンが襲撃者の調査を命じられ、ベイダーと共に追跡していく上で、帝国軍内の陰謀が明らかになっていくなどスピード感もありつつ、映像作品との繋がりをじっくり考えさせられる作品に仕上がっている点。
皇帝亡き後、実権を握ることになるセイト・ペスタージュやユラーレン大佐、モッティ提督など名前を見るだけでも嬉しくなる人物が登場する点。
ただ、残念なのは以下の点。
ターキンが、アナキンとヴェイダーが同一人物であるとほぼ確信しているものの、本人や皇帝に確認できずじまいな点
エピソード4においてデス・スター内でのターキンがベイダーにモッティの処刑をやめるよう指図できた理由が不明なままな点。本書から推測すると、ヴェイダーがターキンの命に従ったように見えたのは、ヴェイダーが時折見せるユーモラス、皮肉屋な部分といえるのかも…。
何より残念なのが、グランドモフ取得の功績であったゴーマンの大虐殺のエピソードがなくなり、本書の物語を通してグランドモフを取得したという点。最後の最後で、過去の作品は、ここでも、結局レジェンズになってしまったと痛感させられた点。





