ディフェンダーII(以下D2)の移植版。D2ではショットとボムの他に方向転換、加速、ワープ、無敵ステルス化(?)といった各種機能ボタンが存在したが、ファミコン(以下FC)パッドはボタンが2つなのでショットとボムボタンのみである。
D2では上記の多彩な機能との兼ね合いで自機が独特な挙動であり、慣れるまでは操作だけでも一苦労なのだが、スターゲート(以下SG)ではシステムが大幅に簡略化されつつも違和感は無く、むしろ挙動が分かりやすくなり直感的に動かせる。
D2から引き継いだ要素としてワープゲートの存在があるが、その他ではエフェクトや背景の簡素化、敵数の削減、人間が全て失われても高難易度の空中戦に移行しないといった差異がある。またD2では人間を救助して500点、その人間を地上に降ろすと更に500点といった具合に点数が入るが(連続で複数人数抱えるとボーナス)、SGでは人間を救助した時点で1000点、条件次第で1500点入り、地上に降ろす必要が無い(得点アイテム化する)。また、自機のショットが敵にヒットしやすく調整されている気がする。
という事で非常に遊びやすくなったが反面、残機とボムの数がスタート直後しか表示されないのが難点ではある。
さて、ウィリアムズが産み出した『ディフェンダー』は世界初の画面スクロール式STGで、ゲーム・オブ・ザ・イヤーを獲得して大ヒットし、海外の各種ハードには多数移植されており、横STGの代表格である『グラディウス』の素になった『スクランブル』の誕生にも影響を与えたと言われる程の存在なのだが、ホビーPCを除いた日本国内向けゲーム機にはこのFC版しか存在しない模様。著作権がアタリなのは、北米ゲームブランド事情の複雑な背景が絡んでいるんだろうか…。
シンプルな無限ループのSTGではあるが、複雑なゲームに疲れた時にボケ~っと遊ぶと心地よくて癒やされる。
因みにオリジナルのディフェンダー&ディフェンダーIIは、Xbox360、PS3の『MIDWAY ARCADE ORIGINS』というオムニバスソフトに収録されており、輸入版しかないものの日本版Xbox360、PS3でも普通に遊ぶ事が出来ます。
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