自己啓発書はたくさん出ている。その多くが、いわゆる「成功哲学」であって、どうすれば人生の成功者になれるのか、就中、どうすれば豊かに(富裕)になれるのかという内容を解くことが多い。その方向の類書は、欲望を積極的に肯定し、紙に書きだすことによって、成功願望を実現するという内容だ。それはそれでよいことだと思う。その方法で成功者となり、大きな富をつかんだ実例もあり、決して嘘ではないだろう。
しかし、この本は違う。「自分を変える」と銘打っているだけに、「成長」を目指すものであっても、成功哲学とか、富裕になる方法というのではない。それどころか第5章には「脳が大きなウソをつく」という章が設けてあり、「欲求を幸せと勘違いする理由」が述べられているのだ。この観点からすれば、従来の成功哲学が、欲望を積極的に肯定することは、場合によっては、ほんとうの幸せではない方向に導くこともあり得るのだろう。
したがって、自己欺瞞にならないような、欲望を見つめるという方向が大切だということになるのではないか。従来型の成功哲学は、場合によっては、自己欺瞞になることもあるのだろう。
従来型の成功哲学を最初に唱えた、いわば開祖は、ナポレオン・ヒルである。彼の「成功哲学」は今でも古典的名著として読まれている。確かに名著である。しかし、著者であるヒル自身が、晩年には破綻して没落したことは、あまり知られていない。幸いにも、ヒルの哲学を用いて成功者となった、クレメント・ストーンがヒルを雇い、社員研修担当としたので、路頭に迷うことはなかったようだ。この実例を見ても、ヒル流のの古典的成功哲学には何らかの「穴」があるのではないかと思う。
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スタンフォードの自分を変える教室 スタンフォード シリーズ Kindle版
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スタンフォードの超人気講義を完全書籍化!
明快な説得力と斬新な語り口と実践的な方法論に 「本当に人生を変える」「生涯で最も重要な一冊」 と絶賛の続く全米ベストセラー!
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- 言語日本語
- 出版社大和書房
- 発売日2012/10/18
- ファイルサイズ6852 KB
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
スタンフォード大学の超人気講義、ついに日本上陸。心理学、神経科学から経済学まで、最新の科学的成果を盛り込み、受講した学生の97%の人生に影響を与えた「驚くべきレッスン」。 --このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。
著者について
ケリー・マクゴニガル(Kelly McGonigal, Ph.D.)ボストン大学で心理学とマスコミュニケーションを学び、スタンフォード大学で博士号(心理学)を取得。スタンフォード大学の心理学者。専門は健康心理学。心理学、神経科学、医学の最新の研究を応用し、個人の健康や幸せ、成功および人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を提供する講義は絶大な人気を博し、スタンフォード大学で最も優秀な教職員に贈られるウォルター・J・ゴアズ賞をはじめ数々の賞を受賞。各種メディアで広く取り上げられ、『フォーブス』の「人びとを最もインスパイアする女性20人」に選ばれる。ヨガ、瞑想、統合医療に関する研究をあつかう学術専門誌『インターナショナル・ジャーナル・オブ・ヨガ・セラピー』編集主幹を務め、著書に『痛みを和らげるヨガ——心を落ち着け、痛みを緩和するためのシンプルヨガ』(未邦訳)などがある。 --このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マクゴニガル,ケリー
Ph.D.ボストン大学で心理学とマスコミュニケーションを学び、スタンフォード大学で博士号(心理学)を取得。スタンフォード大学の心理学者。専門は健康心理学。心理学、神経科学、医学の最新の研究を応用し、個人の健康や幸せ、成功および人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を提供する講義は絶大な人気を博し、スタンフォード大学で最も優秀な教職員に贈られるウォルター・J・ゴア賞をはじめ数々の賞を受賞
神崎/朗子
翻訳者。上智大学文学部英文学科卒業。外資系生命保険会社の社内翻訳等を経て、第18回DHC翻訳新人賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。
Ph.D.ボストン大学で心理学とマスコミュニケーションを学び、スタンフォード大学で博士号(心理学)を取得。スタンフォード大学の心理学者。専門は健康心理学。心理学、神経科学、医学の最新の研究を応用し、個人の健康や幸せ、成功および人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を提供する講義は絶大な人気を博し、スタンフォード大学で最も優秀な教職員に贈られるウォルター・J・ゴア賞をはじめ数々の賞を受賞
神崎/朗子
翻訳者。上智大学文学部英文学科卒業。外資系生命保険会社の社内翻訳等を経て、第18回DHC翻訳新人賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00CHWLZ5S
- 出版社 : 大和書房 (2012/10/18)
- 発売日 : 2012/10/18
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 6852 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 316ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 7,307位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 434位倫理学・道徳 (Kindleストア)
- - 449位自己啓発 (Kindleストア)
- - 522位人生論・教訓
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年9月18日に日本でレビュー済み
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126人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読んだことで、今まで行動を習慣化できずに挫折してしまっていた原因がわかり、行動を習慣化でき、ダイエットに成功しました。
この本を読むまでは、甘いものを食べようとすると自分を戒めることでダイエットを続けようとしていましたが、実際に甘いものを絶ち続けることはできず、ついつい甘いものに手がでてしまっていました。しかし、自分が甘いものに手を伸ばそうとしたときの自身の感情・思考を理解することに
より、なぜ自分がそのような行動をしてしまうのかがわかり、手を伸ばして実際に買ってしまう前に、自身の行動を改め、甘いものを絶つことができるようになりました。
ダイエットだけでなく、日記等の習慣化もでき、この本を読んだおかげで、私の生活を実際に変えることができました。
この本を読むまでは、甘いものを食べようとすると自分を戒めることでダイエットを続けようとしていましたが、実際に甘いものを絶ち続けることはできず、ついつい甘いものに手がでてしまっていました。しかし、自分が甘いものに手を伸ばそうとしたときの自身の感情・思考を理解することに
より、なぜ自分がそのような行動をしてしまうのかがわかり、手を伸ばして実際に買ってしまう前に、自身の行動を改め、甘いものを絶つことができるようになりました。
ダイエットだけでなく、日記等の習慣化もでき、この本を読んだおかげで、私の生活を実際に変えることができました。
2017年7月15日に日本でレビュー済み
スタンフォード大学で博士号(心理学)を取得し、スタンフォード大学
の健康心理学者の著者が書いた本ですね。
健康以外にも、成功や人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を
提供しているようです。
で、内容は
『何か達成したいことがあって、それを阻害する思考パターンは何か?
どのような思考パターンをすればイイか?意志力を鍛えるためには?』
が書かれています。
特に、心理学や、脳の働きの観点から、目の前に起こった事象に対して
どういう思考パターンが起こるか?が実験や研究、理論から説明して
くれています。
内容も理論立てて説明してあって、
『なるほど、こういう思考パターンが失敗に導くのか。』
というのが、めちゃくちゃ分かりやすく書かれています。
逆に、
『こういうとらえ方をするといいのか。』
というのもわかります。特に、この本では『意志力』に着目してあって
どういうときに『意志力が落ちるか』また『意志力が上がるか』が
とってもわかりやすいです。
具体的な内容を一部ご紹介します。
【思考パターン1】(努力の方向性)
●『良いこと』やっていると思い過ぎない。
⇒良いことをやっていると思うと、それを打ち消すように悪いことを
したくなる。道徳的にいいことをすると、少しくらい自分の好きに
行動してもいいだろうと思ってしまう。
●人は正しいことはしたくないと感じる
⇒道徳的に『正しい』と思える事には反発したくなる。人間の行動
基準は『欲しいものを手に入れる』、『欲しくないものは遠ざける』
ことだと理解する。
●つまり
⇒達成したいことをしていて、それを『良いこと』とか『正しいこと』
基準でやろうとするのではなくて、『これは自分に必要なこと』
『欲しいこと』と理解したうえで努力する。
自分を見失いそうになったら、『立ち止まって「なぜ自分は頑張
っているのか?」と問いかける』。
【思考パターン2】(先送り)
●今の自分の判断よりも未来の自分の判断のほうが合理的に判断
できると思い込む。
⇒人は今の判断よりも将来の自分のほうが、合理的だと思い込む。
例えば、ダイエットをしていて「今日はケーキを食べてしまったけど、
明日は必ず我慢できる。」など。
こういった思考パターンに入ると、次の日も必ずケーキを食べる。
あとで、取り返せると思っていないか?
そういう思考パターンの人は先送りし続ける。
●つまり
⇒目の前に目標達成を阻害することがあり、その誘惑に負けそうに
なっている場合、「明日は大丈夫」と考えるのではなくて、一度
立ち止まって、
「ずっと先延ばしして、後でツケを払ってもいいのか?」と自分自身に
問いかける。
【思考パターン3】(欲求と幸福感)
●快感の予感が行動を狂わせる
⇒人間の頭が欲求に支配され、ドーパミンが出ると、その欲求を満たさ
そうとすることしか、考えられなくなる。
特に、人間はその欲求を満たすことよりも、『欲求を満たせる可能性
がある』ほうに強く惹かれる。
なので、実際に欲求を満たしてもそれほど満足感がえられず、『次の
可能性を求めて』次々にその欲求に従って行動する。
ラットの実際の実験で、脳のその部分を刺激すると、欲求は満たせて
いないのに、満たそうと、食べ物や飲み物も取らずに、ずっと電気網
の上を、足が焦げるまで走りつづけた。
●つまり
⇒ここでも一歩立ち止まって、「自分はどこに向かおうとしているのか?」
と、気づくことが大切。
【思考パターン4】(罪悪感)
●努力が失敗した時の罪悪感
⇒失敗して罪悪感を感じると、その失敗したことをもう一度やる可能性が
高くなる。例えば、「昨日のみ過ぎた。。自分は何やっているんだ。。」
と感じると、その次の日もまた飲んでしまって、悪循環にはまる。
自己批判はうつ病の最大の予兆。
●つまり
⇒失敗して、罪悪感を感じるのではなく、ありのままを受け止める。
また、失敗した時に自分を許す。
許すと次も同じ失敗をしてしまう可能性が、高くなるような気がするが、
実は逆で、ありのままを受け止めることができ、失敗する可能性が
低くなる。
【思考パターン5】(決心するだけ)
●決心した時、気分は晴れやかになるが
⇒決心して、変わった後の未来を想像するとストレスは軽減し、気分は
晴れやかになるが、実際に大変なのはそのあとの努力。
そこで挫折してしまう人も多い。
つまり、『決心して気分がよくなる』⇒『努力して挫折し落ち込む。』
⇒『決心して気分がよくなる』は、一番楽に気分がよくなるがこれでは
何も進まない。
●つまり
⇒決心して、努力した時に、『どういうときに自分が失敗するか?』と
少し悲観的な一面も持って、努力することが大切。
など、失敗する思考パターンの原因がかなり詳しく書かれています。
アクションアイテムはどちらかというと少なめですが、原理や原因をしら
ないと、次に生かせませんので、そういう意味ではかなり役に立つ本
でした。
努力の方向性を間違わないために、自分のことをもっと深く知るために
おススメします。
ぜひ一度読んでみてください!
では!
の健康心理学者の著者が書いた本ですね。
健康以外にも、成功や人間関係の向上に役立つ実践的な戦略を
提供しているようです。
で、内容は
『何か達成したいことがあって、それを阻害する思考パターンは何か?
どのような思考パターンをすればイイか?意志力を鍛えるためには?』
が書かれています。
特に、心理学や、脳の働きの観点から、目の前に起こった事象に対して
どういう思考パターンが起こるか?が実験や研究、理論から説明して
くれています。
内容も理論立てて説明してあって、
『なるほど、こういう思考パターンが失敗に導くのか。』
というのが、めちゃくちゃ分かりやすく書かれています。
逆に、
『こういうとらえ方をするといいのか。』
というのもわかります。特に、この本では『意志力』に着目してあって
どういうときに『意志力が落ちるか』また『意志力が上がるか』が
とってもわかりやすいです。
具体的な内容を一部ご紹介します。
【思考パターン1】(努力の方向性)
●『良いこと』やっていると思い過ぎない。
⇒良いことをやっていると思うと、それを打ち消すように悪いことを
したくなる。道徳的にいいことをすると、少しくらい自分の好きに
行動してもいいだろうと思ってしまう。
●人は正しいことはしたくないと感じる
⇒道徳的に『正しい』と思える事には反発したくなる。人間の行動
基準は『欲しいものを手に入れる』、『欲しくないものは遠ざける』
ことだと理解する。
●つまり
⇒達成したいことをしていて、それを『良いこと』とか『正しいこと』
基準でやろうとするのではなくて、『これは自分に必要なこと』
『欲しいこと』と理解したうえで努力する。
自分を見失いそうになったら、『立ち止まって「なぜ自分は頑張
っているのか?」と問いかける』。
【思考パターン2】(先送り)
●今の自分の判断よりも未来の自分の判断のほうが合理的に判断
できると思い込む。
⇒人は今の判断よりも将来の自分のほうが、合理的だと思い込む。
例えば、ダイエットをしていて「今日はケーキを食べてしまったけど、
明日は必ず我慢できる。」など。
こういった思考パターンに入ると、次の日も必ずケーキを食べる。
あとで、取り返せると思っていないか?
そういう思考パターンの人は先送りし続ける。
●つまり
⇒目の前に目標達成を阻害することがあり、その誘惑に負けそうに
なっている場合、「明日は大丈夫」と考えるのではなくて、一度
立ち止まって、
「ずっと先延ばしして、後でツケを払ってもいいのか?」と自分自身に
問いかける。
【思考パターン3】(欲求と幸福感)
●快感の予感が行動を狂わせる
⇒人間の頭が欲求に支配され、ドーパミンが出ると、その欲求を満たさ
そうとすることしか、考えられなくなる。
特に、人間はその欲求を満たすことよりも、『欲求を満たせる可能性
がある』ほうに強く惹かれる。
なので、実際に欲求を満たしてもそれほど満足感がえられず、『次の
可能性を求めて』次々にその欲求に従って行動する。
ラットの実際の実験で、脳のその部分を刺激すると、欲求は満たせて
いないのに、満たそうと、食べ物や飲み物も取らずに、ずっと電気網
の上を、足が焦げるまで走りつづけた。
●つまり
⇒ここでも一歩立ち止まって、「自分はどこに向かおうとしているのか?」
と、気づくことが大切。
【思考パターン4】(罪悪感)
●努力が失敗した時の罪悪感
⇒失敗して罪悪感を感じると、その失敗したことをもう一度やる可能性が
高くなる。例えば、「昨日のみ過ぎた。。自分は何やっているんだ。。」
と感じると、その次の日もまた飲んでしまって、悪循環にはまる。
自己批判はうつ病の最大の予兆。
●つまり
⇒失敗して、罪悪感を感じるのではなく、ありのままを受け止める。
また、失敗した時に自分を許す。
許すと次も同じ失敗をしてしまう可能性が、高くなるような気がするが、
実は逆で、ありのままを受け止めることができ、失敗する可能性が
低くなる。
【思考パターン5】(決心するだけ)
●決心した時、気分は晴れやかになるが
⇒決心して、変わった後の未来を想像するとストレスは軽減し、気分は
晴れやかになるが、実際に大変なのはそのあとの努力。
そこで挫折してしまう人も多い。
つまり、『決心して気分がよくなる』⇒『努力して挫折し落ち込む。』
⇒『決心して気分がよくなる』は、一番楽に気分がよくなるがこれでは
何も進まない。
●つまり
⇒決心して、努力した時に、『どういうときに自分が失敗するか?』と
少し悲観的な一面も持って、努力することが大切。
など、失敗する思考パターンの原因がかなり詳しく書かれています。
アクションアイテムはどちらかというと少なめですが、原理や原因をしら
ないと、次に生かせませんので、そういう意味ではかなり役に立つ本
でした。
努力の方向性を間違わないために、自分のことをもっと深く知るために
おススメします。
ぜひ一度読んでみてください!
では!
2019年10月10日に日本でレビュー済み
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「意志力」という、今までであれば精神論で片付けられていたような領域を、誰でも実施できるよう科学的に解説しています。
読み進める中で色々とスッキリしました。
ただ、スッキリで終わらせるにはあまりにも勿体ないので、とりあえずこの本で紹介されている瞑想は毎朝の日課にしようかと思います。
というのは前置きで、「俺のレビューは読まないでね」と言うタイトルにもかかわらず読んでしまった人は、この本を読んでみることをオススメします。普段、考えたくないことや嫌なことが頭から離れずモヤモヤしがちな人は、この本を読むことで頭がすっきりと晴れるかもしれないですよ。
読み進める中で色々とスッキリしました。
ただ、スッキリで終わらせるにはあまりにも勿体ないので、とりあえずこの本で紹介されている瞑想は毎朝の日課にしようかと思います。
というのは前置きで、「俺のレビューは読まないでね」と言うタイトルにもかかわらず読んでしまった人は、この本を読んでみることをオススメします。普段、考えたくないことや嫌なことが頭から離れずモヤモヤしがちな人は、この本を読むことで頭がすっきりと晴れるかもしれないですよ。
2018年1月29日に日本でレビュー済み
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自分を変える、という事の前提として意志力を、自分の意志をどうすれば全うできるか。
そのシンプルな命題を、人間の脳の構造や様々な心理学データや実験結果を使ってわかりやすく、そして何よりユーモアを交えて説明してくる。
心理学系の本はとてつもなく難しいものもあるが、この本に関して言えば、どこまでも平易な文章で分かりやすく、そうでありながら、私達の抱える様々な問題に丁寧に答えてくれる。この本は買って良かった!
そのシンプルな命題を、人間の脳の構造や様々な心理学データや実験結果を使ってわかりやすく、そして何よりユーモアを交えて説明してくる。
心理学系の本はとてつもなく難しいものもあるが、この本に関して言えば、どこまでも平易な文章で分かりやすく、そうでありながら、私達の抱える様々な問題に丁寧に答えてくれる。この本は買って良かった!
2020年9月7日に日本でレビュー済み
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本書では、意志力を高めたり鍛えたりする方法としていくつかの方法を紹介しており、その全てについて科学的なエビデンスがあると記載されているが、出典や参考文献の記述がまったくない。よって、本当に科学的であるかどうかの検証ができない。「ある研究によれば~」のような書き方が多く、誰のどの論文や書籍からの情報なのか全くわからない。既知の内容もあり、一定程度は他の科学者が実験で確かめた内容が含まれているようだが、科学者が科学的であると主張するのであれば、最低限、出典や参考文献は記載するべきである。ただ、書いてある内容を全面的には信用できないものの、実践してみて役に立てばそれで良いという読み方ならありかもしれない。
2020年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
科学的根拠があるかのように実験結果が記載されているが、一部の、いい加減な実験の結果が引用されているに過ぎない。
下記の一文でどれほど非科学的な内容かわかると思います。
『研究によれば、チーズバーガーと一緒にグリーンサラダを注文すれば、チーズバーガーだけ注文した場合に比べて総カロリーが減ると勘違いしてしまう人が多いことがわかりました。』
そんな勘違いをする人がこの世にいますか?
論理的、科学的ではなくスピリチュアルなものをもとめている人以外にはお勧めできません。
こんな講義がスタンフォードで人気ならばスタンフォード大学というのはよっぽどレベルの低い学校なのでしょう。
下記の一文でどれほど非科学的な内容かわかると思います。
『研究によれば、チーズバーガーと一緒にグリーンサラダを注文すれば、チーズバーガーだけ注文した場合に比べて総カロリーが減ると勘違いしてしまう人が多いことがわかりました。』
そんな勘違いをする人がこの世にいますか?
論理的、科学的ではなくスピリチュアルなものをもとめている人以外にはお勧めできません。
こんな講義がスタンフォードで人気ならばスタンフォード大学というのはよっぽどレベルの低い学校なのでしょう。
2018年7月14日に日本でレビュー済み
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自分でやめたい習慣があって、この本を買ってみました。読み進めていくなかで気づいたことは、自分がやめたい習慣がやめられないのは、ストレスが背景にあったこと。まずはそのストレスを感じないようにするための「意志力」の使い方を実践し、それと同時に自分のやめたい習慣を止めるための「意志力」の使い方も実践してみたところ、大きな効果がありました。この本の中ではいくつかの方法が提唱されていますが、著者が言うように、どんな方法でもまず自分に効果があるかないかを実験してみることが大切です。この本に書かれている方法でも、私には効果のあったものもあれば、効果が感じられないものもありました。読んで満足ではなく、自分自身で効果があるか確かめてみることが大切だと思います。