細かく丁寧に描写された主人公ケイティとスザンヌの気持ちに共感し、感動するだけに最後に違和感が残ってしまった作品となった。
冒頭部分で互いの愛を確信し、信頼しあっていると思っていた恋人マットから突然の別れを告げられ茫然自失となるケイティ。混乱の中、傷ついた心を何とか修復して生きていこうとする彼女が読み進めて行くスザンヌの人生。
スザンヌもまた誠実にそして懸命に生き、運命の伴侶と巡り合って得た家族をひたすらに愛していく一人の女性だ。
ケイティもスザンヌも、傷ついた心を抱えながらも懸命に生きている。そして一つの愛を大切に守って行こうとするその一途な心は、真実の愛に巡り合ったものだけが持つ強さなのだろう。
その愛の強さと心の強さに共感し、感動を禁じえないが、この二人の女性の存在感に比べ愛されるマットの弱さが逆に浮き出てしまう感じが否めない。
ミステリー仕立てのラブストーリーで謎解きのスリルも十分に楽しめ、おまけに繊細な表現でスザンヌの人生の不条理さも描かれていく。それだけ作品に引き込まれ涙を流したその結果、たった1年程でこういう結末を選ぶマットを私は正直理解できなかった。それが残念。
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スザンヌの日記 (ヴィレッジブックス) 文庫 – 2002/5/1
| ジェイムズ パタースン (著) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
全米ベストセラー第1位に輝く、感動のラブ・ストーリー!
NYに住む女性編集者ケイティと詩人のマット。ふたりは心底愛し合っていたばずだった。なのに、マットはある夜突然ケイティに別れを告げた。涙に暮れる彼女のもとにやがて届いたのは、マットのかつての妻スザンヌが幼い息子にニコラスに宛てて綴った日記。そこに記されていたマットの秘密とは?そして彼がケイティと別れた本当の理由とは?人を愛する喜びと悲しみを精妙な筆致で描き、全米ベストセラー第1位に輝いた感動のラブ・ストーリー。
NYに住む女性編集者ケイティと詩人のマット。ふたりは心底愛し合っていたばずだった。なのに、マットはある夜突然ケイティに別れを告げた。涙に暮れる彼女のもとにやがて届いたのは、マットのかつての妻スザンヌが幼い息子にニコラスに宛てて綴った日記。そこに記されていたマットの秘密とは?そして彼がケイティと別れた本当の理由とは?人を愛する喜びと悲しみを精妙な筆致で描き、全米ベストセラー第1位に輝いた感動のラブ・ストーリー。
- 本の長さ335ページ
- 言語日本語
- 出版社ソニーマガジンズ
- 発売日2002/5/1
- ISBN-104789718611
- ISBN-13978-4789718615
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ニューヨークに住む女性編集者ケイティと、詩人のマット。彼らは心底愛し合っていたはずだった。なのに、マットはある夜突然ケイティに別れを告げた。涙に暮れる彼女のもとにやがて届いたのは、マットのかつての妻スザンヌが幼い息子ニコラスに宛てて綴った日記。そこに記されていたマットの秘密とは?そして彼がケイティと別れた本当の理由とは?人を愛する喜びと悲しみを精妙な筆致で描き、全米ベストセラー第1位に輝いた感動のラブ・ストーリー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
パタースン,ジェイムズ
1947年、ニューヨーク州ニューバーグに生まれる。71年に広告代理店J・ウォルター・トンプソンに入社、90年から96年まで同社の会長を務めた。当代きっての人気作家のひとりであり、数々のベストセラーを生み出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1947年、ニューヨーク州ニューバーグに生まれる。71年に広告代理店J・ウォルター・トンプソンに入社、90年から96年まで同社の会長を務めた。当代きっての人気作家のひとりであり、数々のベストセラーを生み出している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2002年10月21日に日本でレビュー済み
今までさまざまなジャンルの小説を読みましたが、これは私が読んだ恋愛小説の中で最高のものです。海外作家によくみられる遠まわしな物言いの表現があまり私には馴染めず外文はほとんど読まなかったのですが、これは違いシンプルで直接的な表現で語られていて、とても切なく全ページに愛がある物語です。ミステリー作家ならではということもあって、謎解きに似た要素も含んでいて最後まで楽しみながら読んでいくことが出来ると思います。特に女性の方にお勧めできる一冊です。
2002年10月17日に日本でレビュー済み
今まで色々なジャンルの本、物語を読んできましたが中でもこの本は私の中で最高傑作といえる作品です。ミリオンセラーとなっている「12番目の天使」と並ぶほどの感動小説だと言っても過言ではない気がしました。普段、独特な外人作家の文中での遠まわしな表現の仕方がなかなか私には馴染めなく、海外小説はほとんど読まなかったのですが、これはまったく違い物語にどっぷり浸かって最後までスイスイ読むことができました。こんなにどこを読んでも愛にあふれてる小説は他にはないと思います。最後は涙なしでは読めません、特に女性に読んでもらいたいです。オスギさんの言葉を借りて言うなら「この本になら3000円だしてもいい」です。