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スキエンティア (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) コミックス – 2010/1/29

戸田誠二 (著)

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魔法の科学は「ヒト」をいずこへ導くのか。名手が紡ぐ、儚く、切なく、あたたかい世界。クローン、ロボット、ボディレンタル、惚れ薬…禁断の技術にすがって生きる人々を描く、著者初のSFヒューマンストーリー

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登録情報

コミック: 256ページ
出版社: 小学館 (2010/1/29)
言語: 日本語
ISBN-10: 4091831060
ISBN-13: 978-4091831064
発売日： 2010/1/29
梱包サイズ: 18 x 12.8 x 2.2 cm
おすすめ度： 30件のカスタマーレビュー
Amazon 売れ筋ランキング:
- 32943位 ─ 本 > コミック・ラノベ・BL > コミック

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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

最終話が涙なしでは読めない

投稿者ちきちき2015年9月19日

形式: コミックAmazonで購入

最終話が秀逸です。
それまで同じような音楽生活を送ってきた不器用なミュージシャン2人が、とある博打のような大チャンス(科学実験)に乗るか乗らないかで全く相反する道へと進んで行くことになります。全く違った顛末を迎えるのですが、その根本は同じなんだと、科学の力を借りようが借りまいが、努力と尊厳と持ってがむしゃらに生きることがどれだけ尊いかを教えてくれます。説教臭くない、泥臭いストーリーですし読了感も余韻に浸りたくほどです。

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心に訴えかけてくる言葉

投稿者LiariyaLiSA2012年12月9日

形式: コミックAmazonで購入

最近は画力で売っている漫画を多く見かけますが、この本はストーリーが売りの漫画だと思います。

短編が7話収録されていますが、どれも考えさせる内容でした。特に、自分は音楽をやっているので最終話「覚醒機」が一番好きです。音楽の辛さや、家族や身の回りの人の大切さを改めて感じました。世にも奇妙なとかでやってほしい話でした。

心の奥底に訴えかけてくる描写が多々あり、読んだ後少し考えこんだり、うおー!!ってなる話ばかりで、ある意味漫画でこんなに感情を刺激するのは凄いと思いました。

一番最後「みんながんばって、幸せになるんだよ」という台詞の意味や、タイトルのスキエンティアの意味。色々な考察ができるので、一回読んだだけでは解らないところが魅力だと思います。
まだ自分は高校生、しかも受験生という忙しい時期に読んだのですが、ちょっとだけ自分の考え方が変わったような気がします。まだまだ解釈が足りないところがあるので、これからもずっとこの本を読んでいきたいです。

最後に、この本に出会えて本当によかったです。

長文失礼致しました。

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みんながんばって、幸せになる

投稿者緋川静紅VINEメンバー2010年7月30日

形式: コミックAmazonで購入

「深いところに灯りがともり、涙が…あふれる。」オビの紹介文にあるこの言葉通り、素晴らしいヒューマンドラマを描いた傑作漫画。

戸田誠二氏は昔から、人の心を抉るような……痛切で、しかし最後には温もりと希望の見える漫画を描き続けています。
絵は特徴的で、正直そんなに上手いわけではありません。でもそれを補って余りある、物語を構成する巧さに長けた方です。

この本は、科学の発達した近未来を舞台に、悩み、苦しむ人々が禁断の科学に手を染め、その結果何を失い何を得るのか……そういった悲哀と希望を描いた短編集です。

「ボディレンタル」「クローン」「抗鬱機」「覚醒機」……どれもこれも、本当に素晴らしい発想の話ばかりで、各話の主人公たちの心情を想うと、不覚にも涙を堪えきれませんでした。

自分ならどうするだろう、どうできるだろうと、色々なことを考えさせられる傑作です。著者の他の作品も読み返したくなりました……。
人生が味わい深くなる珠玉の一冊、どうぞお手元に。

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この連作集中

投稿者Amazonのお客様2017年7月31日

形式: Kindle版

最も耳目をひく作品がラストを飾る『覚醒機』あろうことは
一読すればなんとなく察しがつく

早逝する天才というものを理解できた気になるし、実際いい作品だ
天才でない者、天才にはなれない者との比較も面白い

でも最も深い部分まで踏み込んでいるのは
中盤より少し後に収録されている
『抗鬱機』
『ドラッグ』
の二編だと思う

どちらも戸田誠二が昔から執拗なまでにとりあげてきた方向の作品ではあるのだが
これより以前のものより深化し、しかし行き過ぎていないあたりでまとまっていて
何度読んでも味わい深い

自分はここに登場する人物ほどの繊細さをまるで持ち合わせていないが
だからこそ胸にしみるし、おののきもする

いい作家だと思う

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やはり戸田さんの作品は素晴らしい

投稿者萩尾鉄平2017年7月5日

形式: Kindle版Amazonで購入

kindle版を購入しました。感情の描かれ方が生々しく、ついつい読む手に力がこもってしまいます。
読了後の、後少し読みたいと思わせる力も非常に素晴らしい！
これからもたくさんの作品を作られてほしい作家さんです。

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今の自分がいかに幸せであるかを気づかせてくれる傑作

投稿者IMURA2013年12月23日

形式: コミックAmazonで購入

SFという手法を用いながら、人間の持つ苦悩や欲望や悲しみを、
静かに語ってくれる、1話読みきり構成の短編集です。
といっても世界観は共通で、ところどころにキーとなる建物が登場します。

難しさや読みづらさはなく、すうっと読み進められますが、
主人公たちの感情表現が上手く、涙を誘ってくれます。
特に3話の「クローン」は、子供がいる親として涙なしでは読めません。

もし同じ状況に置かれたら、きっと自分も、
主人公と同じ選択をしてしまうだろう、
そして同じように苦しんで、同じように涙を流すのだろう…

だからこそ、そんな選択肢をつきつけられていない現実の、
ありがたや大切さを改めて認識できるのです。

『心に染みる』というありふれた表現が、一番しっくりくる作品たちです。

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近未来の科学技術をネタに描く心温まるSF

投稿者Amazon CustomerVINEメンバー2010年3月1日

形式: コミック

「スキエンティア」とは「知識」、「科学」の女神を意味する。この連作コミックに登場する超高層ビルの屋上に立つ女神像。科学技術の進歩の象徴だ。

このコミックは、科学技術が進歩し、今日では実現出来ていないようなツールを題材に、それに絡む人々の人生を温かく描いている。
どれも、読後感が良く、読んでいても心地よい。

特に最初の「ボディレンタル」は士郎正宗の「攻殻機動隊」の世界そのまま。それを、自殺しようとしている女性と全身が麻痺している女性との人生を絡め、泣けるほどいい話に仕上げている。

その他も、進んだ科学技術も結局はそれを使う人間次第という科学倫理の観点からも、考えさせられることが多く、感動的な作品だ。

面白かった。

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世にも奇妙な物語

投稿者メイジャイ2016年3月16日

形式: コミック

5点満点なので気になって購入してみました。
マンガとして面白いというより物語重視なんですかね。
ドラマとか、特に「世にも奇妙な物語」でありそうな話だなあと思ったら、
収録作の一つが実際に、「世にも〜」のドラマ化してるみたいです。

話は良いのかもしれないけど、あまり洗練されてない絵やコマ割りのせいか、ベタな話に感じてしまいました。

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