これぞ「スイス個人旅行」の極み!といった内容。
スイス国内を筆者の興味・関心のおもむくまま訪れ、そのときの出会い・経験を綴ったエッセイ。
「セルティック」「フリブール」といった、パックツアーではまず訪れないであろうと思われるスイスの田舎を訪ね、そのときの感動の件は、大いに旅愁をかき立てられる。また「フィリズール」の紹介では、駅から氷河急行沿線随一の撮影スポット、「ランドバッサー橋」の展望台への道のりが、俯瞰の地図(p.211)で紹介されており、実際現地を訪れた自己の経験からいうと、分かりやすいと感じられた。
本書は都市の紹介を主眼としているため各都市ごとに章立ててあるが、さらに今回の行程表があると理解が容易になると思われた。写真掲載数も多く、「旅行の記録」という観点から、このようなものを撮影すればよいのか、参考になる点が多かった。「太陽」が至る所で「大陽」と誤植されているのは、ご愛敬といったところか。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
