感情移入を拒む造形でゴジラ映画をキャラクター商品から災害映画へと切り替えた映画
中盤までのテイストとしては最も初代ゴジラに近いのではなかろうか
初代が戦争をテーマにしていたのに対して本作は東日本大震災などの自然災害をテーマに据えてある
そのためあの震災を体験した事のない海外での評価がいまいちだったのも仕方のないこと
きっと震災後に生まれた子供達が鑑賞してもゴジラつよーい位の映画なんだろう
だが映像が見せる生々しい破壊の跡は記憶をえぐる説得力があった
会議や字幕ばかりでつまらないという人の感想もわかるが、そもそも情報を追わせる気の無い速さで流されていく演出に噛みついても仕方なかろう
震災の時誰もがどこかで当事者だったように、この事件に沢山の人が関わっていますという一点のみ理解すればよいだけなのだから
ストーリー上の主人公はいても、彼自身の言葉で「代わりの人間がすぐ決まる」と言わせているじゃないか
この映画では主人公の英雄的活躍や、胸躍る冒険を楽しむには向かない、そういうもの
ゆえに中盤から出ずっぱりの石原さとみ演じる似非アメリカ人のみ不要であった、いかにも漫画的で浮きすぎ
ルー大柴みたいな喋り方が笑いより不快感を掻き立てるうえ、そこまでしてもキャラクターが役者を越えてこない
変な喋り方をする石原さとみなだけで、もっと他に人居なかったのかとつくづく惜しい
ビジュアル的にもちゃんと外国人を配役した方がずっとマシだと思う、彼女自身は好きな役者さんだけどこの映画には異物
それさえ無ければ星5の素晴らしい映画

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