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シンプリー・パーム―理想のPDAを目指して 単行本 – 2002/10/1
史上最速のスピードで10億ドル市場を作り上げたパームコンピューティング。
なぜアップルは失敗し、パームは成功したのか?
なぜマイクロソフトはいまだパームを駆逐できないのか?
不撓不屈の起業家たちの闘いは戦場を携帯電話市場へと移し、今日も続く。
担当編集者より
「ハンドヘルドの父」ジェフ・ホーキンスの半生を追うことで、『シンプリー・パーム』には
小さなアイデアが10億ドル産業に成長するまでの過程が描かれている。
1991年、34歳のジェフ・ホーキンスは、パソコンは小型化し、モバイルが主流になると予測した。
パームコンピューティングを設立した彼は、カシオとタンディとともに「ズーマー」という電子手帳を製造する。
「ズーマー」にはホーキンスが設計した手書き認識ソフトなどの優れた機能があったが、
関係各社の利害の対立などからプロジェクトは失敗に終わった。
このときホーキンスは、ユーザーは小型のパソコンが欲しいのではなく、パソコンのデータを持ち歩ける
シンプルなPDAを求めていると確信する。理想のPDAを、シャツのポケットに収まるサイズで
衝動買いできるくらい安く、シンプルで、パソコンとデータをやりとりできるものと定義づけた
ホーキンスは、ガレージでモックアップを作る。
1996年、この製品「パイロット」はスマッシュヒットとなるが、資金調達のために身売りした
親会社USロボティクスとの利害の不一致で思うような製品を作り続けられなくなり……。
元パームコンピューティングの重役だったアンドレア・バターと、
マックやパームの解説書でも有名な『ニューヨーク・タイムズ』の人気コラムニスト、デビッド・ポーグの
コンビによる『シンプリー・パーム』には、パームの製品開発段階の状況、
資金集めに奔走するダビンスキー、そしてパームパイロット発売前のめまいのするような
数週間のようすなどが見事に再現されている。
また、市場でのパームパイロットの成功の裏にあった戦略や、
マイクロソフトとの緊張感あふれる駆け引きの描写も見逃せない。
PDAファンにはもちろん、製品開発・マーケティングに携わるビジネスマン、起業を目指す方々にもお勧めの1冊。
- 本の長さ453ページ
- 言語日本語
- 出版社ソフトバンククリエイティブ
- 発売日2002/10/1
- ISBN-104797319992
- ISBN-13978-4797319996
商品の説明
商品説明
本書はパームコンピューティング社の歩みを記したものだ。開発に関わった人間たちのドラマとアメリカにおけるベンチャービジネスの展開が見どころであり、この製品がアイデアの段階から実際の製品になるまでのステップは、10に1つしか成功しないといわれるアメリカのベンチャービジネスの例として見ごたえのあるものになっている。パームは大脳生理学に興味をもつ1人のエンジニアがアイデアを出すところから始まる。当時開発されていた極小のノートPCのような汎用性のあるプラットフォーム、メモ帳のような携帯性と即時性、そして手書き文字を認識する機能を有したデバイスの市場性を見出した彼はパームの設立を決意する。
弱小なスタートアップ企業であるパームと、そのアイデアを認め、協力する企業との激しい交渉、アップルなどの大規模なコンピュータベンダーが発表するPDA製品との競合など、容易ならざる問題が山積みしている状況をクリアしていくようすは、経営の面からも、また技術的な面からも見どころが多く、エキサイティングである。何度も業界の低迷や資金繰りなどに苦しみながら、パームがよりよい製品を開発し、ヒットを飛ばして現在にいたっていることはよく知られているとおりであるが、1つのアイデアの実現を目指して突き進んでゆく彼らの情熱はエンジニアも、起業を目指す人も、そしてパームユーザーも見届けて損はないだろう。
企業と製品のサクセスストーリーを記した書籍はいずれも魅力的である。とくに開発にかける情熱は技術屋として最も感銘をうける部分であるが、本書はベンチャー企業であるパームを扱っているため、経営的な要素が多く含まれている点も興味を引く。パームに興味のある人、起業に興味のある人におすすめしたい。(斎藤牧人)
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1993年よりパームのマーケティング・ディレクターを務め、1996年のパイロットをはじめとする全製品の製品発表を手がけた。1998年、同社のマーケティング部長に就任。現在はマーケティング戦略コンサルタント。カリフォルニア州メンロパーク在住
ポーグ,デビッド
ニューヨークタイムズのパーソナル・テクノロジー・コラムニスト。コムデックス、PCエキスポ、マックワールドエキスポなどのイベントで講演もしている
伊藤/正宏
1997年よりパームをテーマにしたウェブサイト「パーム航空」「パルマガ」などを主宰。パームに関するコラムや連載も多数。東京在住
小林/淳子
東京都出身。大学卒業後、外資系経営コンサルティング企業、国連機関職員等を経て、現在フリーの翻訳業。実務書のほかゲーム翻訳などを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : ソフトバンククリエイティブ (2002/10/1)
- 発売日 : 2002/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 453ページ
- ISBN-10 : 4797319992
- ISBN-13 : 978-4797319996
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,301,692位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 743位情報・コンピュータ産業
- - 82,410位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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それに比べると、日本のベンチャー業界は異なる動きをしているように思える。そもそも、創業者の思いがなかなか伝わらない。
その違いは何なのでしょうかね?
でも、まだ半ばしか読んでいないのは、この本の内容があまりにもエキサイティングで、
読み進むのが勿体ないからなんです。
過去にも勿体なくて読み進めない本が幾つかありました。
それらの本は私の心を広げてくれ、
途方もない暗闇で進むべき道を示してくれる本でした。
最後まで読んでいない現在、言うべき事じゃないのかも知れませんが、
この本も「明日からの私を変えてくれる。」そう思える本です
「この本を読んでいると元気になれる。」そう思える本です。
Palmが何故これ程愛されるのか?
何故、PCでこれ程強いWindowsが勝てないのか?
明日のビジネスチャンスを夢見ている全ての人に読んで欲しい本です。
ホーキンズが代表するPalmのコア精神は変わらないものの、その周りの環境は激変します。独立した会社から、US Lobotics、続いて3COMの傘下に、そしてPalmの独立が認められないが故のHandspringのスピンオフ、その後、大逆転のPalmの独立…
その環境の激変に際して、社内の人間でしか知りえないような情報が満載です。
かなり分厚い本ですが、Palmが歩んだジェットコースターのような歴史のため、飽きずに一気に読み進めます。
願わくば、この本が書かれた後のPalm, Handspring双方の低迷やHandspringとPalmの合併の経緯、そしてその成否などが書かれた続編が読みたいと思います。
今やPDAの父と呼ばれるジェフ・ホーキンスと初代CEOとしてパームを常にバックから支え続けたドナ・ダビンスキーのゆるがぬ信念と意志による強いパートナーシップがこれまで誰もなし得なかった偉業を成し遂げた。ドラマ以上にドラマティックな展開が次々に立ち現れ、まさに息つく暇もなく最後まで読み切ってしまった。