めちゃくちゃ面白かった。
ほんとうに久しぶりに、ページをめくる手を緩めることの出来ない、夜眠るのを惜しんで本を読むという経験をしました。
まさか、翻訳もので、ここまで笑わせられつつ、楽しませてもらえるとは!(なんとなく、翻訳ものって、笑いの感覚が違うから……)
あらすじにあるように、ヒーローがもらうはずだった美人の姉は別の男にさらわれて、かわりに妹が結婚することになって……、というもの。
この物語ヒーローのダグラスは、ロマンス小説のヒーローにあるまじき傲慢さと口の悪さを披露してくれます。おかげでヒロインのアレクサンドラは、かなり辛い目にあってしまいます。が、途中からばんばん反撃に出ます。出てくる脇役も個性が際立っていてすごく魅力的。みんなしゃべるしゃべる、いろんなシーンの描写も丁寧で、でも読みやすくて。最初の方のダグラスがトニーにつかみかかるシーンなんか、笑いをこらえるのに必死でした。
あまりに面白くて、3回ぐらい読み返した結果、ロマンス小説ではありますが、この物語の主人公は、ヒロインのアレクサンドラよりも、ダグラスの方がふさわしいなぁと思いました。
この物語は、ダグラスの成長物語ともとらえることが出来ます。
若き伯爵で、シャーブルック一族郎党の当主でもあるダグラスは、責任感もあるし、たぶん仕事も出来るんだろうけど、頑固で、融通は利かなくて、強権的な人物でもあります。自分の中にしっかりとした世界があって、その中で正しく生きています。そんな中、アレクサンドラと出会うことによって、彼の中の価値観が揺さぶられていきます。(ダグラスがアレクサンドラに惹かれるきっかけが胸というのが……笑)
アレクサンドラを妻と受け止めても、愛という概念の真の意味を理解できず、でも彼女を求める本能的な衝動をしっちゃかめっちゃかな理屈で独白しまくるダグラス。
そうして後半、自分の世界の外にある彼女への思いを自覚するあたりは、ほのぼのと感動的です。
あー、読書っていいですね。
ほんとうに楽しい、夢のような時間に浸ることができて幸せです。
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シャーブルックの花嫁 (MIRA文庫) 文庫 – 2007/9/15
| キャサリン コールター (著) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
- 本の長さ538ページ
- 言語日本語
- 出版社ハーレクイン
- 発売日2007/9/15
- ISBN-104596912467
- ISBN-13978-4596912466
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
伯爵家の若き当主ダグラス・シャーブルックに、イギリス軍からある重要な指令が下った。急遽フランスへ赴くことになったものの、折しも国一番の美女と名高い公爵令嬢メリサンドとの婚礼が間近に迫っていた。ダグラスは一計を案じ、親戚のトニーに花婿代理を依頼した。任務ほ無事終え、メリサンドの麗しい姿態を思い描きながらはやる心で帰還したダグラスだったが、目にしたのは思いもよらない光景だった。見ず知らずの小柄な娘が、伯爵夫人の間に陣取っている。「私はアレクサンドラよ。はっきり申しあげると、あなたの妻です」。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
コールター,キャサリン
テキサスの牧場で育つ。テキサス大学で学んだのち、ボストン・カレッジで歴史学の修士号を取得。卒業後はウォール・ストリートで企業幹部のためのスピーチ原稿を起こす仕事に就いた。1978年に処女作を発表。以後、歴史物ロマンスを中心に多くの作品を著し、ベストセラー作家としての地位を築いた。近年では現代物サスペンスが人気を博している
富永/佐知子
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
テキサスの牧場で育つ。テキサス大学で学んだのち、ボストン・カレッジで歴史学の修士号を取得。卒業後はウォール・ストリートで企業幹部のためのスピーチ原稿を起こす仕事に就いた。1978年に処女作を発表。以後、歴史物ロマンスを中心に多くの作品を著し、ベストセラー作家としての地位を築いた。近年では現代物サスペンスが人気を博している
富永/佐知子
東京藝術大学音楽学部楽理科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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2017年8月31日に日本でレビュー済み
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2016年10月19日に日本でレビュー済み
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ハーレクイン小説は一般にお金があって美しい女性と、爵位を持っている男性が好まれる。でも賢い方が飽きなくて良いでしょう。(一般人としてはそう思うけど、それではハーレクインではないですね。)
ヒーローの友人の子爵がすごいと思います。わがままにも対応できるスキルを持っています。
ヒーローの友人の子爵がすごいと思います。わがままにも対応できるスキルを持っています。
2011年6月24日に日本でレビュー済み
国いちばんの美女メリサンドと結婚するはずが、実は花嫁になったのはその妹のアレクサンドラ。
思いもよらぬ結果にヒーローはヒロインに怒りをぶつけまくります。このヒーロー、今までに見たことがないぐらい傲慢でわがまま。そしてヒロインを貶めるようなヒーローの口の悪さがとにかく目立ちます。忍耐強く謙虚なヒロインは何とか妻として認めてもらおうと努力を重ねますが、態度を崩さないヒーローに途中で我慢ならず猛反発。
個性的なシャーブルック一族と、ヒロインの姉であるメリサンドの”頭からっぽ”っぷりも加わりコメディタッチな仕上がり。本来ならロマンスとしてはマイナス要素になりそうな部分も割り切っちゃえば逆におもしろくなって新鮮味があります。典型的なロマンスものからは外れるので、一味違った作品を読みたい方におすすめかも。
思いもよらぬ結果にヒーローはヒロインに怒りをぶつけまくります。このヒーロー、今までに見たことがないぐらい傲慢でわがまま。そしてヒロインを貶めるようなヒーローの口の悪さがとにかく目立ちます。忍耐強く謙虚なヒロインは何とか妻として認めてもらおうと努力を重ねますが、態度を崩さないヒーローに途中で我慢ならず猛反発。
個性的なシャーブルック一族と、ヒロインの姉であるメリサンドの”頭からっぽ”っぷりも加わりコメディタッチな仕上がり。本来ならロマンスとしてはマイナス要素になりそうな部分も割り切っちゃえば逆におもしろくなって新鮮味があります。典型的なロマンスものからは外れるので、一味違った作品を読みたい方におすすめかも。
2007年9月15日に日本でレビュー済み
軍を対役し、伯爵家を継いだヒーローを待っていたのは、親戚からの縁談話。
うるさい親戚から逃れるため、どうせ結婚するならと選んだ花嫁は、国一番の美女。結婚式を間近にひかえ、愛してはいないが美しい花嫁との初夜をそれなりに楽しみにしていました。
しかし、軍にいた頃の上司からの命令で任務におもむかなければならない羽目に。国の命運がかかっているとなれば断ることも出来ず、悩んだすえに、又従兄弟に花婿代理を頼みました。
そして無事任務を終え、美しい花嫁が待っているとウキウキしながら帰ってきたヒーローを待っていたニュースは、花嫁を又従兄弟に取られ、変わりに自分と結婚したことになっていたのは花嫁の妹という事実!
当然ヒーローは怒り心頭!花嫁になってしまった女性はそれなりに美しいが国一番の美女といわれる彼女の姉にはかなわず・・・ヒーローは彼女に怒りをぶつけます。
ヒーローの鬼畜な態度でかなり痛くて切ない雰囲気になっているなか、突然物語は状況が一変します。
それは、布で押し付けていたヒロインの胸が超巨乳だったこと!
ヒーローは巨乳好きだったのでしょうか?(笑)一気にヒロインに欲望を感じるように。
でも欲望を感じている自分に納得できず、冷たい態度は相変わらず。
しかし、他の男にヒロインの胸を見られてたまるかという独占欲まるだしの傲慢ヒーローが胸に執着するおかげで、切ないというより、かなりコメディな作品でした。個性的な脇役達も笑いに華を添えています。
最後にちょっとサスペンスがありますが、やっぱり全体的にはロマンス中心。
切なさも笑いもあるので、ジャンルの垣根なく色々な人が楽しめる作品だと思います。
うるさい親戚から逃れるため、どうせ結婚するならと選んだ花嫁は、国一番の美女。結婚式を間近にひかえ、愛してはいないが美しい花嫁との初夜をそれなりに楽しみにしていました。
しかし、軍にいた頃の上司からの命令で任務におもむかなければならない羽目に。国の命運がかかっているとなれば断ることも出来ず、悩んだすえに、又従兄弟に花婿代理を頼みました。
そして無事任務を終え、美しい花嫁が待っているとウキウキしながら帰ってきたヒーローを待っていたニュースは、花嫁を又従兄弟に取られ、変わりに自分と結婚したことになっていたのは花嫁の妹という事実!
当然ヒーローは怒り心頭!花嫁になってしまった女性はそれなりに美しいが国一番の美女といわれる彼女の姉にはかなわず・・・ヒーローは彼女に怒りをぶつけます。
ヒーローの鬼畜な態度でかなり痛くて切ない雰囲気になっているなか、突然物語は状況が一変します。
それは、布で押し付けていたヒロインの胸が超巨乳だったこと!
ヒーローは巨乳好きだったのでしょうか?(笑)一気にヒロインに欲望を感じるように。
でも欲望を感じている自分に納得できず、冷たい態度は相変わらず。
しかし、他の男にヒロインの胸を見られてたまるかという独占欲まるだしの傲慢ヒーローが胸に執着するおかげで、切ないというより、かなりコメディな作品でした。個性的な脇役達も笑いに華を添えています。
最後にちょっとサスペンスがありますが、やっぱり全体的にはロマンス中心。
切なさも笑いもあるので、ジャンルの垣根なく色々な人が楽しめる作品だと思います。
2007年9月30日に日本でレビュー済み
絶世の美女の身代わりとして結婚してしまった妹。それに納得のいかないヒーローは
ことごとくヒロインに辛くあたります。そこまで頑固にヒロインを拒否しなくても、と
思うのですが。ヒロインは、もともとヒーローに惹かれていたので、何とか妻になろう
と努力するヒロインの姿は痛々しいほどだったのですが、ヒロインも負けていません。
途中からどんどん強かな面を表していきます。
それにしても、国一番の美女であるヒロインの姉も、それに次ぐ美女といわれる人も、
虚栄心ばかり強くて頭が悪そうに描かれているのが、はっきりしすぎていて笑えました。
脇役として出てくる人たちも魅力的で(特にヒーローの弟と妹!)、スピンオフ作品
があるようなので、それらも翻訳されるでしょうか。
ことごとくヒロインに辛くあたります。そこまで頑固にヒロインを拒否しなくても、と
思うのですが。ヒロインは、もともとヒーローに惹かれていたので、何とか妻になろう
と努力するヒロインの姿は痛々しいほどだったのですが、ヒロインも負けていません。
途中からどんどん強かな面を表していきます。
それにしても、国一番の美女であるヒロインの姉も、それに次ぐ美女といわれる人も、
虚栄心ばかり強くて頭が悪そうに描かれているのが、はっきりしすぎていて笑えました。
脇役として出てくる人たちも魅力的で(特にヒーローの弟と妹!)、スピンオフ作品
があるようなので、それらも翻訳されるでしょうか。






