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[池井戸 潤]のシャイロックの子供たち
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シャイロックの子供たち Kindle版

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商品の説明

内容紹介

「半沢直樹」シリーズのドラマ化で大ブレイクした著者が、「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と語る本作。とある銀行の支店で起きた現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪!? “叩き上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上がらない成績……事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さを鮮烈に描いた傑作群像劇。

内容(「BOOK」データベースより)

たたき上げの副支店長、社内恋愛中のOL、お調子者の課長代理…出世のため、家族のために奮闘する行員たち。現金紛失事件をきっかけに不穏な空気がたちこめ、一人の男が失踪した。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 504 KB
  • 紙の本の長さ: 115 ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/11/10)
  • 販売: 株式会社 文藝春秋
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B00E7PC02K
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1 133件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア 有料タイトル - 3,915位 (Kindleストア 有料タイトルの売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

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夢中で読みました。寝不足になるくらい。大銀行の支店で組織と個人のありように悩むそれぞれの人間が描かれていて、その個々人が抱えるそれぞれの問題が、やがて、大きな犯罪の動機に集約されていく。銀行でなくても会社勤めをしたことのある人、あるいはパートナーの組織と個人の軋轢を目の当たりにしたことがある人は、一歩間違えば奈落に落ちる崖っぷちを歩くような怖さをこの小説から感じると思います。個人の価値観が気付かないうちに組織のありように壊されていく。リアリティーがありました。最後の意趣も意外で引き込まれて読みました。
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形式: 文庫 Amazonで購入
タイトルに銀行が付くものは大抵読んだけど、これは読み逃していた。
銀行のドロドロ対決だけのものと違い、えーもしかして???と思うことがたくさんあり、面白かった。
ぜひ、読んでほしいです。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
筆力は凄い。物語の世界へ引き込まれる。銀行という閉じられた世界のなかの出世競争で堕ちていくものたち、読み終わったあとに残るやるせなさ、寂寥感。
もう少し救いがあってほしいなと感じた。
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投稿者 ひろ 投稿日 2014/1/20
形式: Kindle版 Amazonで購入
半沢シリーズ以上に現実感に溢れた作品。作者jが過去に身を置いたことのある日常が描かれているように思えてならない。これがいつか歴史小説として読まれる日が訪れる事を願う。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
池井戸作品らしい緻密さで、銀行の内部事情は興味深いが・・・
半沢直樹シリーズの「悪を叩きのめすカタルシス」がないので、銀行マンとはこんなに大変な人生なのかと、鬱々となった。
良くできた作品だが、救いようのない後味はいかんともし難い・・・
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形式: 文庫 Amazonで購入
銀行にまつわる短編集。
かなり緻密に描かれた小説で、
作家の経験が大いに発揮された作品。

と思って読んでたんですが、
それどころではなかった。
連作短編だと思ったが、
もっと野心的な長編だったことが分かる。
途中から、
推理小説へと一変するのだ。
その手際の良さに脱帽。

短編それぞれに主人公がいて、
なんというか、
いい奴も、悪い奴もいて、
きっちり、一つの話が終わっている。
そして、ラストのどんでん返しに持っていくのだ。

おもしろいのは、
登場人物への作者の愛情。
たっぷりの愛情で、
ディテールを描き、
銀行内部の人間関係が赤裸々に語られている。
銀行員=エリート、
というイメージ通りであるが、
そうあり続けることの大変さがにじみ出ている。

人生の勝ち組みというものが、
何が勝ちかなんてわからない。
ただ、
日々を生きる。
生きようとすることこそ、
勝利者ではないだろうか。
なんてことも考えました。
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形式: 文庫
半沢直樹で池井戸潤さんが気になってこちらを読みました。
シャイロック=ベニスの商人に出てくる、強欲な金貸しだそうです。これを判って読んだ方が、ナルホド!と思えます。
東京第一銀行長原支店で巻き起こる事件を、章毎に異なる行員の支店を通して綴られています。
短編としても十分楽しめますが、実は長編小説。途中でそれに気づいて、止まらなくなり一気に読んでしまいました。
閉鎖的な業界の銀行の話でもありますが、どの業界にもある社内競争、業績至上、社内派閥、既得権力の死守、ドライなゆとり君たち。若い頃は将来に夢を持っていたはずが、これらにいつの間にか飲み込まれて、それが挫折する者、狡猾になってしまう者。それでも、プライドや外面の良さから中々周りには露見させない。
こういった心理描写にとどまらず、本筋はサスペンス。この点でも、同じ事件なのに見方は千差万別違だなぁと思わされます。
事件自体も確証に伏線が隠されていて、一言一句よ見落とせません。犯人は誰なのか?本当のシャイロックは誰なのか?
自分はこの中のどれに近いかななんて思いながら読むと面白いかもしれませんね。、、、基本的に悪い人がほとんどですが(^-^;
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形式: 文庫
池井戸潤さんによる銀行支店を舞台にした作品。
読み終わった感想で言うと半沢直樹シリーズよりもより銀行の実態に沿った内容。
それもそのはず本作品は1話から6話までは近代セールス(銀行員向け雑誌)に
掲載されていたものだからだ。(2003年4月1日号〜2004年2月15日号)

池井戸氏の作品はこれまでに下町ロケット、半沢シリーズと読んできた。
どの作品にも銀行は登場するけれどもどこかドラマめいた、現実離れした感じもあった。
そんな作りめいた雰囲気が少しもこの作品では感じられない程にリアルなのだ。

古いタイプの銀行上司の古川のバックグランド・・10個あるそれぞれの話で主人公は異なり
それぞれの人間がどういう思いで今に至り銀行業務に向かっているのかが見えてきて
面白い。

第二話傷心家族の取引先と他銀行との金利のやりとりなどは実に生々しい。
ある種の騙し合いが繰り広げられているのだ実際に。(それは厳密には交渉では無いと思う)

P116の遠藤代理の文章なども銀行独自の稟議書の文体の雰囲気が出ていてリアル。
ATMからの現金の一時的抜き取り、架空融資。どれも実態にあった事件を下敷きに
この話を作り上げたのだろう
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