〈目次〉
【第1部】 メガトレンド――未来への大転換はすでに始まっている
[第1章] 「個人」へのパワーシフト・産業革命以来の重大な「シフト」
・「中間所得者層」こそが世界の命運を握っている
[第2章] 台頭する新興国と多極化する世界・「国家」の終焉
・非「西側」へのパワーシフト
・日本は「過去」の国になる
[第3章] 人類は神を越えるのか・私たちは「ポストヒューマン」なのか
・「熟年国家」は財政破綻を避けられない
・人間とコンピュータの主従が逆転する未来
[第4章] 人口爆発が「滅亡」を招くまでのシナリオ・このままでは人口爆発に対応できない
・2100年、世界の人口は110億人に達する
【第2部】 ゲーム・チェンジャー――世界を変える4つの要因
[第5章] 中国――もう一つの超大国の「真実」・中所得国が落ちる「罠」とは
・経済成長する前に老いる中国
[第6章] テクノロジーは人類にとって福音なのか、黙示録なのか・第4の産業革命
・雇用破壊のスピードは雇用創出のペースよりも早い
・合成生物学は新しい「人間」を創るのか
・再生可能エネルギーは不要になる
[第7章] 第3次世界大戦を誘発するいくつかの不安要因 ・市民の抵抗が「原理主義」を生む皮肉
・インド洋と太平洋が21世紀の「水路」となる
[第8章] 撤退するアメリカ ・パックス・アメリカーナの終焉
・ドルは基軸通貨であり続けるのか
・欧米経済圏 VS. 中国経済圏
【第3部】 2035年の世界
[第9章] 「核」の未来・イスラエルとサウジアラビアの共謀
・イラン核兵器製造施設を攻撃
[第10章] 生物兵器テロの恐怖 ・インドで拘束された生物学専攻の米国人学生
[第11章] シリコンバレーを占拠しろ ・テクノロジー大手を「公益企業」にすべきか
・「オキュパイ・シリコンバレー」
・民主党でも共和党でもない大統領?
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著者について
■マシュー・バロウズ(Mathew Burrows) 米国の最高情報機関であるNIC(国家情報会議)の元アナリシス部長。直近の2号である『グローバルトレンド』(2025/2030)主筆。ウェズリアン大学(学士号)とケンブリッジ大学(博士号)で歴史学を学ぶ。1986年にCIA入局。以後、30年に渡って国家情報アナリストとして活躍。2013年、独立。
■藤原朝子(ふじわら・ともこ) 学習院女子大学非常勤講師。フォーリン・アフェアーズ日本語版、ロイター通信などで翻訳を担当。訳書に『ハーバードビジネススクールが教えてくれたこと、教えてくれなかったこと』(CCCメディアハウス)、『未来のイノベーターはどう育つのか――子供の可能性を伸ばすもの・つぶすもの』(英治出版)など。
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
バロウズ,マシュー
アメリカの最高情報機関であるNIC(国家情報会議)の元分析・報告部部長。直近の2号である『グローバル・トレンド』(2025/2030)で主筆を担当。ウェズリアン大学(学士号)とケンブリッジ大学(博士号)で歴史学を学ぶ。1986年にCIA入局。2003年にNICに加わる。28年にわたって国家情報アナリストとして活躍。リチャード・ホルブルック国連大使の情報顧問を務めたこともある。2013年に辞任し、現在は「アトランティック・カウンシル」戦略フォーサイト・イニシアチブ部長を務める。ワシントン在住
藤原/朝子
学習院女子大学非常勤講師。フォーリン・アフェアーズ日本語版、ロイター通信などで翻訳を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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