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シビリアンの戦争――デモクラシーが攻撃的になるとき 単行本 – 2012/10/19
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- 本の長さ352ページ
- 言語日本語
- 出版社岩波書店
- 発売日2012/10/19
- ISBN-104000258648
- ISBN-13978-4000258647
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
東京大学政策ビジョン研究センター特任研究員(安全保障研究ユニット)。1980年茅ヶ崎市生まれ。東京大学農学部卒業、公共政策大学院修了(専門修士)、法学政治学研究科修了(法学博士)。2011年より現職。論文/共著に、東洋経済新報社「高橋亀吉記念賞」佳作(2010年)ほか受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2012/10/19)
- 発売日 : 2012/10/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 352ページ
- ISBN-10 : 4000258648
- ISBN-13 : 978-4000258647
- Amazon 売れ筋ランキング: - 382,690位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,513位軍事入門
- カスタマーレビュー:
著者について

【現職】 山猫総合研究所・代表
【学歴】
2010年10月 東京大学大学院法学政治学研究科総合法政専攻博士課程修了
2006年3月 東京大学大学院公共政策学教育部(公共政策大学院)専門修士課程修了
2004年3月 東京大学農学部生物環境科学課程地域環境工学専修卒業
2001年4月 東京大学農学部生物環境科学課程地域環境工学専修進学
1999年4月 東京大学理科一類入学
1999年3月 神奈川県立湘南高等学校普通科卒業
【学位】 博士(法学),専門修士(公共政策),農学士
【職歴】
2019年3月-現在 株式会社山猫総合研究所代表
2016年3月-2019年2月 東京大学政策ビジョン研究センター講師
2015年4月-2016年2月 東京大学政策ビジョン研究センター客員研究員
2013年4月‐2015年3月 日本学術振興会特別研究員(PD)
2013年4月‐現在 青山学院大学兼任講師
2011年1月‐2013年3月 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット特任研究員
2007年4月‐2009年3月 日本学術振興会特別研究員(DC2)
【著書】
(1)(単著)『21世紀の戦争と平和―徴兵制はなぜ再び必要とされているのか』新潮社,2019年1月.
(2)(単著)『あなたに伝えたい政治の話』文春新書,2018年10月.
(3)(共著)『国民国家のリアリズム』(猪瀬直樹氏と共著)角川新書、2017年9月.
(4)(共著)『国家の矛盾』(高村正彦氏と共著)新潮新書,2017年2月.
(5)(単著)『「トランプ時代」の新世界秩序』潮新書,2017年1月.
(6)(単著)『日本に絶望している人のための政治入門』文春新書,2015年2月.
(7)(単著)『シビリアンの戦争―デモクラシーが攻撃的になるとき』岩波書店,2012年10月.
(8)(共著)石津朋之・永末聡・塚本勝也編著『戦略原論―軍事と平和のグランド・ストラテジー』日本経済新聞出版社,2010年5月(第7章「政軍関係」を執筆).
【その他】 受賞に、正論新風賞(2017年)、東洋経済新報社「高橋亀吉記念賞」佳作(2010年)、自民党初代総裁賞ほか。
*追記 名前の英字表記は、2011年より正式にLully Miuraを使用。
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「教科書や参考書以外の本は、机の前では読んではいけない」
というお達しがあったので、
もっぱら、歯磨きの間に、「それ以外」の本を読むように なったのです。
ドストエフスキーの『悪霊』や『カラマーゾフの兄弟』を
歯磨きの間に読みました。
唯一の難点は、歯磨きの時間が異常に長くなってしまうこと です。
いまも、歯磨きの間に本を読んでいます。
三浦瑠麗『シビリアンの戦争
――デモクラシーが攻撃的になるとき』(岩波書店)
も、歯磨きの時間が長くなる本です。
防衛関連の報道がない日はありません。
「シビリアン」という言葉も、普通に使われています。
日々の報道は、断片的です。
報道が不親切なのではなくて、そうしたものです。
報道に接する側が、勉強しておかなくてはなりません。
『シビリアンの戦争』を読むと、
毎日、右往左往しなくなります。
戦争というと軍が暴走する、という考えが一般的だが、本書は、シビリアン(文民)が軍の反対を押し切って戦争、特に攻撃的戦争を行う場合がある、ということを示しています。それを深く分析するのが本書の目的です。
具体的には、過去の戦争の事例を幅広く見てパターン化したうえで、該当するような戦争の事例(具体的には、アメリカによるイラク戦争、クリミア戦争、第一次・第二次レバノン戦争、フォークランド紛争)の推移を深く分析して、特にシビリアンが戦争を行う時の動機に影響する要素として、歴史的使命感、正義感、国内政治上のコスト・ベネフィット計算、突発的事件や恐怖、政治指導者の人命コストへの許容性を挙げています。
最終章では、シビリアンと専門化した軍人が分断されて、負担が軍に集中することがシビリアンによる攻撃的戦争を助長することを指摘して、それへの対処法として、政治家が抑制的態度を取って、軍の専門的助言に耳を傾けること、また、軍務の負担を国民が分かち合い、軍の経験・価値観を多くの国民に共有させるべく、緩やかな徴兵制度や予備役兵制度を復活させるという大胆な提唱を行っています。
あまり着目されていなかった分野に光を当てて、丁寧に歴史分析を行って、counter intuitiveな結論と提言まで論じきった力作と感じました。
欲を言えば、歴史上現れた国家のパターンを、民主化度、統治の安定性、国民の動員度または政治参加度、軍のプロフェッショナリズムの度合いで分けていますが、なぜこの4因子に着目するのか、筆者の思考過程をつまびらかにするような説明がもう少し欲しかったところです。
また、シビリアンと言う時には、政治指導者と国民が両方含まれていますが、両者を分けて考えると、政治的指導者が軍の反対を押し切って戦争を進める場合、国民の明示的な後押しが不可欠かどうかとかについても議論があると思います。そのあたりについてもう少し議論があると、さらに納得感が深まると思いました。
題材にして、どのように戦争が始まっていくかを冷静に分析。民主主義社会を生きる者の必読書だと思います。
そんな著者のメルクマールはこの本になるのであろう。現在は国際政治学者という肩書ではあるが、政治と軍事のバランスといかに保ち、平和を国際的にも国内的にも維持する方法の理論構築が著者の研究主体ということのように思う。本書では冒頭、政軍関係の基本的命題、「軍の暴走への懸念」とそこから導き出されいる「文民統制」へまず牽制球を投げる。そしてⅡ部Ⅲ部で具体的に文民が、渋る軍を押し切って暴走した事例を紹介する。日本の第一人者三宅先生の議論にはあまり触れず、ましてやその著書に頻出するハンチントン、パールマター、ファイナー等米国の政軍関係の先駆者たちの引用もないところに著者の本書にかける気概を感じる。―参考文献には記述がある。
よって本書は先駆者たちの議論をより具体的にした、政軍関係の基礎理論構築というより、前出「軍の暴走」にたいするサプリ「文民統制」が絶対的な効力を発揮するものではない、ということを結論として導き出している。ただその対策として「共和国」を用意していることにはいささか物足りなさを感じる。著者の提言は「緩やかな徴兵制度の復活、ないし予備兵役制度の拡充」によって、国民の国防体験による、国民自身での戦争抑止だ。経済学による均衡も政治における正しい投票行動も、十分な情報提供が不可欠なように、正しい国防判断には体験という情報提供が必要である、とことは同意できる。ある意味ハンチントンのプロフェッショナルな軍人による戦争抑止の国民版にも思える。しかしそれがすべて戦争抑止に有効かというと本書の内容だけでは説得力が足りないと思う。説明は省くが私はロイヤリティにもっと注目したいと考える一人である。今後憲法改正に向けて、9条議論が活発になると思うが、著者には政軍関係の専門家として文民統制の危うさを国民に啓蒙いただけることを祈念してやまない。










