中古品
¥ 1
+ ¥ 257 関東への配送料
コンディション: 中古品: 良い
コメント: ◆◆◆若干、小口に日焼けがあります。カバーに使用感がありま。他は問題ありません。迅速・丁寧な発送を心がけております。【毎日発送】
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
裏表紙を表示 表紙を表示
サンプルを聴く 再生中... 一時停止   Audible オーディオエディションのサンプルをお聴きいただいています。
この画像を表示

シドニー! 単行本 – 2001/1

5つ星のうち 4.6 18件のカスタマーレビュー

その他()の形式およびエディションを表示する 他のフォーマットおよびエディションを非表示にする
Amazon 価格
新品 中古品
単行本
"もう一度試してください。"
¥ 1
click to open popover

Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。

  • Apple
  • Android
  • Android

無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。



【Amazon Global】OTAKU Store
Figures, Video Games, Blu-ray, DVD and Music of Japanese Anime, Games and Pop Culture Shop now

商品の説明

商品説明

 「そんなもの、ただのメダルじゃないか」
   村上春樹は、徹頭徹尾オリンピックというものに懐疑的である。そんな彼が、シドニー・オリンピックの23日間を取材見聞してまとめたのが、本書だ。

   著者の取材態度は、一見していい加減。行く前から気になっていたトライアスロンとマラソン以外は、気の向くまま観戦したりしなかったり。開会式は途中で抜け出すし、天候が悪いといっては競技場を後にする。

   まじめではない。しかし、怠惰ではない。サッカーを観戦するために、わざわざ片道1000キロを一昼夜かけてドライブする。オリンピック開催期間の地元の新聞から、せっせとゴシップを拾って紹介している。彼は、競技という側面からだけでなく、その周辺を丹念に歩き、輪郭を浮き彫りにすることで、オリンピックというものの全体像をあぶり出したかったのだ。

   冒頭に有森裕子が登場する。その次に男子マラソン犬伏孝行の五輪前練習風景の描写が続く。なぜ、有森裕子なのか?彼女は、今回のシドニー五輪に出場しなかった。その彼女の、しかもアトランタ五輪でのマラソンレースを、村上はニュージャーナリズム風に描いて見せた。そのスタートからゴールまでの丸ごとを。さらに、最終章には、有森裕子のニューヨークシティ・マラソンの後のインタビュー。この構成もまた、村上のオリンピックにたいする懐疑的まなざしの表れなのだ。(文月 達)

内容(「BOOK」データベースより)

ひょっとしてあなたはテレビで見ただけで、オリンピックのすべてを見とどけたつもりになっていませんか?マラソン最終ランナーがゴールにたどりついたときのスタジアムのどよめき、オリンピック・パーク駅のカップル、コアラのトラウマ…なんかを知っていますか?「オリンピックなんてちっとも好きじゃないんだ」という小説家は現場で何を見たのか?村上春樹の極私的オリンピック、シドニーの23日間。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 単行本: 409ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2001/01)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4163569405
  • ISBN-13: 978-4163569406
  • 発売日: 2001/01
  • 梱包サイズ: 19 x 13.4 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6 18件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 239,137位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • さらに安い価格について知らせる
    この商品を出品する場合、出品者サポートを通じて更新を提案したいですか?

  • 目次を見る

カスタマーレビュー

5つ星のうち 4.6
あなたのご意見やご感想を教えてください

トップカスタマーレビュー

形式: 単行本 Amazonで購入
 純文学の大物作家が描くノンフィクションとは、かくもピュアなり、です。有森さん格好良すぎます。残念な結果に終わった犬伏さんも一発勝負の怖さを犇々と伝えてくれました。高橋さんも凄かったですが、完璧すぎてドイツやアメリカのメディアからドーピング疑惑を吹っ掛けられたのは少し残念でした。
 村上春樹さんのノンフィクションは、本当に評価高いですね。この本がそれを証明してます。オリンピックの紀行ものは大好きですが、それらに共通するのが、開会式と閉会式を含め肥大化し過ぎたオリンピックの無用さと無意味さが指摘されます。現地を訪れた著名な作家達が口を揃えるのだから、ドリームチームと共に無用の長物の象徴でしょうか。
 オーストラリアの複雑怪奇な歴史も実に簡素で分かりやすく描かれてます。トライアスロンの描写もプロフェッショナルな臨場感溢れる視点で実にストレスなく楽しめます。流石にアマランナーである村上氏の経験が生きてます。
 最後に、オリンピックというものを実体のない曖昧模糊な巨大装置が産み出す共同幻想と揶揄して締め括るあたりは流石です。オリンピックの感動が幻想となり、資本とメディアが作り上げた幻想を産み出すそ巨大装置は、その幻想が退屈と化した時に消滅するのでしょうか。
 
コメント このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
投稿者 街道を行く #1殿堂トップ1000レビュアーVINE メンバー 投稿日 2013/6/19
形式: 単行本
随分昔の話だし、タイムリーなテーマものだろうという先入観からまったく期待せずに読み始めたのですが、他の村上作品のように実に面白く味わい深いものでした。
「村上春樹」という特異なキャラクターが、オリンピックという余りに巨大化したイベントを見て歩くという面白さでしょう。
村上春樹さんは、そもそもオリンピックに全く興味がない(こんな人がいるんですね)人で、開会式も最後まで見ていられなかったという性質の方です。
しかし、良く知られている通り村上さんはマラソンランナーで、何度もレースに参加し、アスリートをこよなくリスペクトされている方でもあります。
当然、長距離レースやマラソン、トライアスロン等のレポーターとして期待する向きもあろうかと思います。
さらに、私が思いますに日本国籍ではありますが、世界市民的感覚の持ち主で、オリンピック開催中に勃発するナショナリズムに染まらない(むしろ嫌う)タイプなのではないかと思われます。
そういう人が、シドニーオリンピックに一日も欠かさず参加されました。
私達は普通オリンピックをテレビ画面を通して経験します。
村上さんの描いた実物のオリンピックはそれとは少し違います。ご本人も日本に戻ってオリンピックのビデオを見た時、全く違うものをみたように感じたと記されています。
多分そ
...続きを読む ›
コメント このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 単行本
なぜか出版から10年以上たった今、オリンピックの時期でもないしシドニーに旅行するわけでもないが、無性に読み返したくなって改めて読んでみた本。
購入当時、村上春樹の本は多分全部読んでいるので著者がオリンピックに対してどんな感想を持っているかおおよその検討はついていた。この人はオリンピックなんてメジャーなものは見ないだ人だと。なので余計に「???」だから余計に村上的シドニー五輪の見方に興味深々だった。
期待通り、予想もできないネタがたくさん出てくる。「え?これってオリンピックの本じゃないわけ?」と何回感じたか。場所はアテネ限定で規模ももっと小さくすべきなんて言いきってしまうところも、取材に出かけて開会式途中で抜けるってところもさすが村上春樹!それでも周りの観客や街の様相、現地メディアなどからきちんと開会式のリポートは完成させているし。またサッカーを見に1000キロ離れたブリスベンまで車で出かけるあたりも五輪取材というよりは大陸横断(縦断かも?)旅行記だし、いつものように食べたものの描写もおいしそうだったりまずそうだったりリアルだし、ウォンバットの生態やコアラのストレスまで詳しく書いて下さっちゃって「シドニー旅行記?」と勘違いしてしまいそうになるけれど、そこはプロ中のプロ、ちゃんと読者を引き込むように計算された構成と美文、そして各競技の研究も緻密にされているんだなと思
...続きを読む ›
コメント 3人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告
形式: 単行本
序章とも言うべき、「アトランタ」がとてもいい。アトランタオリンピックでの有森裕子の走りを、本人に取材して書いたものなのだが、ノンフィクションというより、短編小説のような仕立てになっている。密度と息遣いを感じさせる文章。『村上朝日堂』風の、若干シニカルで、若干お気楽なタッチを予想して読み始めたので、軽く肩透かしをくらったような、でもその意外性がまたうれしい。
もうひとつの序章、犬伏孝行を描いた「広島」も、「アトランタ」ほどじゃないにしても、作家の観察力がよく出ていて読ませる。
しかし、本編のシドニーオリンピックを取材した部分になると、印象がもう一つ散漫になってしまう。『遠い太鼓』とか『雨天炎天』などのいままでの旅行記のように、旅行が終わってから全体を俯瞰した上で書かれたものと、毎日毎日見ては書く、という繰り返しからできあがった本書の違いかもしれない。それとも、この散漫さ、とりとめのなさが、オリンピックであり、また、オーストラリアという国だ、ということであって、それこそが作者が伝えようとしたことなのかもしれない。
ともあれ、オリンピックの間中、マスコミがさんざんあおりたてた情緒過多な報道とは、まったく違った視線がここにはある。聖火リレーで盛り上がる人々を見て、「どうしてこんなに多くの人がただの火のリレーを見るためにわざわざ集まってくるのか、僕には想像がつか
...続きを読む ›
コメント 7人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか? はい いいえ 評価を送る...
フィードバックありがとうございました。
申し訳ありませんが、お客様の投票の記録に失敗しました。もう一度試してください。
違反を報告

最近のカスタマーレビュー