インタネットは、ネットワークとネットワークを相互に接続する仕組みである。
ネットワーク接続地点での決め事があまりにも少ない。
かつ、相互に試験結果を交換する仕組みもほとんどない。
システム管理者だけに責任を押し付ける仕組みは、ちょうど、自動車の運転と一緒。
道路がどんなに危ない状態でも、運転者にすべて責任を押し付けようとする。
システム管理者には、自動車運転のような資格もない。
こんな状態で、社会の仕組みが大丈夫なのだろうか。
雑誌の連載だけあって、現実的な話題が多く、ついつい引き込まれてしまう。
「約15台は、厄15大?」
という小見出しにも悲壮感が漂う。
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システム管理者の眠れない夜 単行本 – 2000/11/1
- 本の長さ358ページ
- 言語日本語
- 出版社アイディジージャパン
- 発売日2000/11/1
- ISBN-104872804171
- ISBN-13978-4872804171
商品の説明
商品説明
本書は、「月刊ウィンドウズNTワールド」連載されていたエッセイ『システム管理者の眠れない夜』を約3年分まとめたもの。システム管理者である筆者が、その仕事の流れや過去に起こったトラブル、そしてそれにどう対処したかを事細かにつづった、いわば「涙のシステム管理者物語」である。
パソコンを起動したまま机を動かしてハードディスクをクラッシュさせる男、サーバ用のテーブルタップが差し込まれている元コンセントを引っこ抜いて掃除機の電源をとるおばちゃんなどなど、ちょっとコンピュータをかじった人なら信じられないような状況が出現し、それに対して奮闘するシステム管理者の姿が涙をさそう。しかも、敵はエンドユーザーだけにとどまらない。もうからないものには1銭も出したがらない会社の経理、コンピュータがオーバーヒートする原因となる夏場の暑さなども、システム管理者がクリアしなければいけない大きな壁である。本書後半では、筆者が予算をいかにして確保したか、Y2Kのような大きな問題に対処したかなどが書かれており、読み物としての楽しさに加え、システムエンジニアの読者にとっては、参考になるであろう話も数多く含まれている。
システムエンジニアとして筆者に共感するもよし、他人事だと思って笑い飛ばすもよし。コンピュータができる、できないにかかわらず、誰が読んでも楽しめるエッセイ集だ。(土井英司)
パソコンを起動したまま机を動かしてハードディスクをクラッシュさせる男、サーバ用のテーブルタップが差し込まれている元コンセントを引っこ抜いて掃除機の電源をとるおばちゃんなどなど、ちょっとコンピュータをかじった人なら信じられないような状況が出現し、それに対して奮闘するシステム管理者の姿が涙をさそう。しかも、敵はエンドユーザーだけにとどまらない。もうからないものには1銭も出したがらない会社の経理、コンピュータがオーバーヒートする原因となる夏場の暑さなども、システム管理者がクリアしなければいけない大きな壁である。本書後半では、筆者が予算をいかにして確保したか、Y2Kのような大きな問題に対処したかなどが書かれており、読み物としての楽しさに加え、システムエンジニアの読者にとっては、参考になるであろう話も数多く含まれている。
システムエンジニアとして筆者に共感するもよし、他人事だと思って笑い飛ばすもよし。コンピュータができる、できないにかかわらず、誰が読んでも楽しめるエッセイ集だ。(土井英司)
著者からのコメント
ITは人を幸福にしない!! Windows2000 World誌&WindowsNT World誌に掲載された3年分の連載が一冊になりました。 情報システムとそれに振り回される人々の姿を通して、IT現場の真実をお伝えします。
出版社からのコメント
月刊Windows2000 World誌&月刊WindowsNT World誌の人気連載が一冊に!! 情報システムとそれに振り回される人々の真実の姿をお届けする泥くさいエッセイ集
目次から
*どうしてこんなにマシンが必要なんだ!
*最新が最適とは限らない
*意外とマッチする「システム」と「関西弁」
*考えただけでもウンザリするクライアントOS のバージョンアップ
*たかが停電、されど停電
内容(「BOOK」データベースより)
ITは人を幸福にしない!情報システムとそれに振り回される人々の真実の姿をお届けする泥くさいエッセイ集。
内容(「MARC」データベースより)
ITは本当に人を幸せにするのだろうか。情報システムとそれに振り回される人々の真実の姿を届けるエッセイ集。『月刊ウィンドウズ2000ワールド』連載を単行本化。
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登録情報
- 出版社 : アイディジージャパン (2000/11/1)
- 発売日 : 2000/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 358ページ
- ISBN-10 : 4872804171
- ISBN-13 : 978-4872804171
- Amazon 売れ筋ランキング: - 928,537位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,396位情報学・情報科学全般関連書籍
- - 36,483位投資・金融・会社経営 (本)
- - 86,883位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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殿堂入りNo1レビュアー
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ベスト500レビュアー
本書は「月刊ウィンドウズワールドNTワールド」の連載記事を纏めたもの。著者は社内のシステム管理者の立場に居て、降ってくる災難をかなり真面目に書いているのだが、読者には同情と共にオカシミが伝わって来るのである。私もソフトウェア開発に携わり日々WS, PCを使う立場に居るので楽しんで読ませて貰った。
私も部門のサーバの管理をしているので、スケールは異なるが著者の苦しみは良く分かる。著者が言う通りサーバはシンプルに。私が管理者になってから、部門サーバに新しいAPは一つしかインストールしていない。触らぬ神に祟り無し。社内のWebサーバやメール・サーバ、FTPサーバ等は社内のインフラ部門が管理しているので著者のように責任は回って来ない。部門サーバはせいぜいファイル・サーバの役割しか果たしていないのだが、それでも問題が起きる。中高年の管理職が、自分のローカルPCと間違えて、サーバ内のデータを直接更新したりするのだ。著者は「バックアップを完全に」を推奨しているが、なかなか出来る事ではない。著者の管理するデータは約3000人分だから、その苦労が察せられる。著者が言う、引越し時の信じられないミスも実際に起きる。Etherケーブルをいったん外し、移動後に指す場所を間違えて「ネットワークが繋がらない」と叫んだりする事が実際にあるのだ。著者のボヤキが他人事とは感じられない。パスワードの問題もしかり。自身のPCだけでも、BIOSパスワード、HDパスワード、Windowsパスワード、その他サーバPCも同様。加えて、社内サーバやAP用の数種類のパスワード。覚えきれない。著者のような社内管理者に問い合わせが行く事は日常茶飯事であろう。また、本書に書かれてあるように、メール管理やURLの管理をフィルタリングを含め当社でもやっている。システム管理者の仕事は尽きない。まさしく、「システム管理者は眠れない」。
私も部門のサーバの管理をしているので、スケールは異なるが著者の苦しみは良く分かる。著者が言う通りサーバはシンプルに。私が管理者になってから、部門サーバに新しいAPは一つしかインストールしていない。触らぬ神に祟り無し。社内のWebサーバやメール・サーバ、FTPサーバ等は社内のインフラ部門が管理しているので著者のように責任は回って来ない。部門サーバはせいぜいファイル・サーバの役割しか果たしていないのだが、それでも問題が起きる。中高年の管理職が、自分のローカルPCと間違えて、サーバ内のデータを直接更新したりするのだ。著者は「バックアップを完全に」を推奨しているが、なかなか出来る事ではない。著者の管理するデータは約3000人分だから、その苦労が察せられる。著者が言う、引越し時の信じられないミスも実際に起きる。Etherケーブルをいったん外し、移動後に指す場所を間違えて「ネットワークが繋がらない」と叫んだりする事が実際にあるのだ。著者のボヤキが他人事とは感じられない。パスワードの問題もしかり。自身のPCだけでも、BIOSパスワード、HDパスワード、Windowsパスワード、その他サーバPCも同様。加えて、社内サーバやAP用の数種類のパスワード。覚えきれない。著者のような社内管理者に問い合わせが行く事は日常茶飯事であろう。また、本書に書かれてあるように、メール管理やURLの管理をフィルタリングを含め当社でもやっている。システム管理者の仕事は尽きない。まさしく、「システム管理者は眠れない」。
2010年10月20日に日本でレビュー済み
企業のシステム管理者であったとき,評判を聞いて読んだのだが
評判以上だった。
システム管理者が【正論】を言うのはたやすい。
しかし、システム管理者が自身から見ると無茶苦茶だと思える
ユーザー側の視点に立つことこそ、企業が最も求めていることだ。
基本的に"管理者のぼやき”調なのが読み物としての面白さを出しているが
そこで繰り広げられるユーザーの横暴は、無知ゆえのことで必要なことは
理解と教育だ。
おもらしをしてしまう子供を叱責して怒っても仕方がない。
優しくあやして教育していくのと同じように、無知ゆえのユーザーの現実を
認める必要がある。
私自身、【正論】ばかりで高圧的な物言いをしてしまうシステム管理者だったので
その反省する参考になりました。
エッセイとしても笑えます!
評判以上だった。
システム管理者が【正論】を言うのはたやすい。
しかし、システム管理者が自身から見ると無茶苦茶だと思える
ユーザー側の視点に立つことこそ、企業が最も求めていることだ。
基本的に"管理者のぼやき”調なのが読み物としての面白さを出しているが
そこで繰り広げられるユーザーの横暴は、無知ゆえのことで必要なことは
理解と教育だ。
おもらしをしてしまう子供を叱責して怒っても仕方がない。
優しくあやして教育していくのと同じように、無知ゆえのユーザーの現実を
認める必要がある。
私自身、【正論】ばかりで高圧的な物言いをしてしまうシステム管理者だったので
その反省する参考になりました。
エッセイとしても笑えます!
VINEメンバー
既に現時点(2005年)では新装版がでていますが、古本で手に入れて読んでも充分楽しめる(失礼)一冊です。
システム管理者という立場の悲喜こもごもが見えてきます。
私は今ユーザ側の人間ですが、システム管理者と言うものの大変さ、特にメンタル的な部分がうまく説明されていて良かったです。
内容は2000年前後ですので、今では過去の話(2000年問題とか)もありますが、それを差し引いても「システム管理者とユーザ」の関係は、今でも似たようなものだな、と感じました。
システム管理者という立場の悲喜こもごもが見えてきます。
私は今ユーザ側の人間ですが、システム管理者と言うものの大変さ、特にメンタル的な部分がうまく説明されていて良かったです。
内容は2000年前後ですので、今では過去の話(2000年問題とか)もありますが、それを差し引いても「システム管理者とユーザ」の関係は、今でも似たようなものだな、と感じました。
2000年11月14日に日本でレビュー済み
本書は2つの点で優れている本である。 1:人間系に焦点を当てている→ハード、ソフトの情報は、多くの類者で集めることは出来るが、人間系の情報を集めるには、落穂拾い的なりがちであり、非常に大変である。本書はこの人間系に焦点を当ててある貴重な書である。
2:旧製品の情報を広く集めることが出来る→最近は、新製品の情報は、比較的集めやすいが、一方旧製品の情報は、なかなか集めることが出来ない。
つまり、本書は、ネットワーク管理をする者にとって、類書では得ることが出来ない、貴重な情報がぎっしりつまっている。その意味で、ネットワーク管理者必読の書である。また、後進の育成にも効果的である。
2:旧製品の情報を広く集めることが出来る→最近は、新製品の情報は、比較的集めやすいが、一方旧製品の情報は、なかなか集めることが出来ない。
つまり、本書は、ネットワーク管理をする者にとって、類書では得ることが出来ない、貴重な情報がぎっしりつまっている。その意味で、ネットワーク管理者必読の書である。また、後進の育成にも効果的である。