シカゴ・スタイルに学ぶ論理的に考え、書く技術: 世界で通用する20の普遍的メソッド (日本語) 単行本 – 2015/1/16
吉岡 友治
(著)
著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます
この著者の 検索結果 を表示
あなたは著者ですか?
著者セントラルはこちら
|
-
本の長さ223ページ
-
言語日本語
-
出版社草思社
-
発売日2015/1/16
-
ISBN-104794221010
-
ISBN-13978-4794221018
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
- 新版 論文の教室 レポートから卒論まで (NHKブックス)単行本(ソフトカバー)
- 理科系の作文技術 (中公新書 (624))新書
- 伝わるシンプル文章術単行本(ソフトカバー)
- 入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法単行本(ソフトカバー)
- ロジカル・ライティング (BEST SOLUTION―LOGICAL COMMUNICATION SKILL TRAINING)単行本
- レポート・論文をさらによくする「書き直し」ガイド佐渡島 紗織単行本
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
Kindle化リクエスト
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
全世界で100年以上学び継がれる、世界標準の論文作法「シカゴ・スタイル」。日本人だけが知らない最高峰の文章上達術を初めてわかりやすく解説。
著者について
1954 年宮城県仙台市生まれ。東京大学文学部社会学科卒、シカゴ大学人文学科修士課程修了、比較文学・演劇理論専攻。代々木ゼミナール講師を経て、現在、インターネット講座「VOCABOW小論術」校長。ロースクール・MBA志望者などを対象に文章、論理の指導を行うほか、企業でもライティング指導を行っている。主な著書に『東大入試に学ぶロジカルライティング』『反論が苦手な人の議論トレーニング』など多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
吉岡/友治
1954年宮城県仙台市生まれ。東京大学文学部社会学科卒、シカゴ大学人文学科修士課程修了、比較文学・演劇理論専攻。代々木ゼミナール講師を経て、インターネット講座「VOCABO小論術」校長。ロースクール・MBA志望者などを対象に文章、論理の指導を行うほか、企業でもロジカルライティング指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1954年宮城県仙台市生まれ。東京大学文学部社会学科卒、シカゴ大学人文学科修士課程修了、比較文学・演劇理論専攻。代々木ゼミナール講師を経て、インターネット講座「VOCABO小論術」校長。ロースクール・MBA志望者などを対象に文章、論理の指導を行うほか、企業でもロジカルライティング指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 草思社 (2015/1/16)
- 発売日 : 2015/1/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 223ページ
- ISBN-10 : 4794221010
- ISBN-13 : 978-4794221018
- Amazon 売れ筋ランキング: - 81,882位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
星5つ中の4.1
27 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年3月8日に日本でレビュー済み
違反を報告
Amazonで購入
良書である。自分の文章作法の論理性を確かめたい、他人の文章を理解したいと真摯に考える人なら誰でも読む価値がある。例文が多く、思考法の補強のためにそれらをちゃんと自分で解釈し、ドリルしながら理解を進めて行くなら、数週間程度かかるだろうが、得るものも大きく、それだけ時間を費やす価値が十分にある。速読はできない・しないほうがいい。もしポイントを押さえて確認していくだけなら各章末のまとめだけで十分。最後にポイント・ルールのまとめもあり、そういう構成方法もしっかりしている。お薦めしたい
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の方は有名な予備校講師(だった)方ですよね、
なので学術論文の書き方というよりは小論文の書き方に近いかもしれません。
とはいえ、長年のノウハウを生かされたテクニックはとてもわかりやすいし、
小論文も学術論文も基本の部分は同じなので、十分実用的です。
とくに良いなと思ったのは、「同性婚は子どもに有害」とする池谷和子氏の論文に対し、
「非常に差別的」という視点ではあえて批判せず、どれだけその文章に論理性がないかを淡々と説明し、
「こんなトンデモ論に納得するような学生は危険ですよ」と結んでいたところ。しびれました。
(ちなみにこの池谷氏という人、お調べしたら、たびたび同性婚への批判的論文を書かれていました。
今の時代に、こんなヤバイ人が普通に准教授やってる長崎大、炎上秒読みですね…)
なので学術論文の書き方というよりは小論文の書き方に近いかもしれません。
とはいえ、長年のノウハウを生かされたテクニックはとてもわかりやすいし、
小論文も学術論文も基本の部分は同じなので、十分実用的です。
とくに良いなと思ったのは、「同性婚は子どもに有害」とする池谷和子氏の論文に対し、
「非常に差別的」という視点ではあえて批判せず、どれだけその文章に論理性がないかを淡々と説明し、
「こんなトンデモ論に納得するような学生は危険ですよ」と結んでいたところ。しびれました。
(ちなみにこの池谷氏という人、お調べしたら、たびたび同性婚への批判的論文を書かれていました。
今の時代に、こんなヤバイ人が普通に准教授やってる長崎大、炎上秒読みですね…)
2019年3月25日に日本でレビュー済み
レビューをシカゴスタイルで書きます。
この文章を論理的だと思えたなら、きっとこの本はあなたにとって有用なものとなるでしょう。
主張:
新社会人にこの本の購入をおすすめする。
理由:
なぜならこの本は社会人の基礎スキルである論理性、およびそれを文章に落とし込むスキルが学べるからである。
説明:
社会人になると論理性を求められる機会が飛躍的に増えることになる。自分の意見を通すために周囲を説得したり、上長にレポーティングし、状況を理解させるといったことが、日常的に求められるようになる。
このような場合に、論理性が掛けた提案やレポーティングを行うと、自分の提案を通せなかったり、上司の理解を得られないだけでなく、ただ相手の時間を奪う、会社の損失を与える存在となりかねない。
とはいえ論理的な文章をどう書くかわからないという新社会人は多いのではないだろう。
そこで本書を推薦したい。
本書では、シカゴスタイルというアメリカでメジャーな論文のフォーマットを学んだ上で、それをどのように構築していくかを教えてくれる。
特徴的なのが、他者が書いた実在の論理性の甘い展開について学んだあとにどうすべきかまで踏み込んで解説してくれるところである。
つまり世間に出回るアンチパターンを踏まえた上でベストプラクティスを学ぶという実践型になっており、論理的な文章の書き方を習得しやすい構造になっているのである。
例示:
例えば、日本人の書く論文にはWarrent=説明がいかに不足しているかを教えてくれる。
日本人は理由を述べたあとに速やかに例示に移ろうとするが、これでは不十分であり、どうしてその理由になるのかというものを説明する必要がある。
仮に次のような文章があったとする。
”この人材を採用すべきだ。なぜならビジネススキルが高いからだ。例えば”
このような文章は理由の説明が欠落しており、読み手にとってどのようなビジネススキルを指すのかわからないまま例示に進むため、焦点が曖昧になりやすい。
しかし、次のように理由に説明があったなら、焦点は鮮明になる。
”この人材を採用すべきだ。なぜならビジネススキルが高いからだ。ビジネススキルとは、コミュニケーション能力、論理性、プレゼンテーション能力等、ビジネスを円滑に進めるためのあらゆる能力を指す。彼はこれらの能力が平均的に高く、特にコミュニケーション能力は弊社にとって非常に有用だと断言する。中でも部下の不満を解消する傾聴力や、商談に円滑に入るためのアイスブレイク力は弊社に並ぶものがいないほど優れている。例えば”
といったように、説明をいれることで理由を掘り下げ、解釈を与えれば、ビジネススキルというふわったした表現を元に論理展開しなくてよくなる。
むしろ、その中のコミュニケーション能力に絞った上で論理展開できるので読み手はぐっと言いたいことを理解しやすくなるのだ。
結論:このように本書では、実践的な例示を数多く載せており、非常に学習しやすい内容となっている。
とてもおすすめな一冊だ。
この文章を論理的だと思えたなら、きっとこの本はあなたにとって有用なものとなるでしょう。
主張:
新社会人にこの本の購入をおすすめする。
理由:
なぜならこの本は社会人の基礎スキルである論理性、およびそれを文章に落とし込むスキルが学べるからである。
説明:
社会人になると論理性を求められる機会が飛躍的に増えることになる。自分の意見を通すために周囲を説得したり、上長にレポーティングし、状況を理解させるといったことが、日常的に求められるようになる。
このような場合に、論理性が掛けた提案やレポーティングを行うと、自分の提案を通せなかったり、上司の理解を得られないだけでなく、ただ相手の時間を奪う、会社の損失を与える存在となりかねない。
とはいえ論理的な文章をどう書くかわからないという新社会人は多いのではないだろう。
そこで本書を推薦したい。
本書では、シカゴスタイルというアメリカでメジャーな論文のフォーマットを学んだ上で、それをどのように構築していくかを教えてくれる。
特徴的なのが、他者が書いた実在の論理性の甘い展開について学んだあとにどうすべきかまで踏み込んで解説してくれるところである。
つまり世間に出回るアンチパターンを踏まえた上でベストプラクティスを学ぶという実践型になっており、論理的な文章の書き方を習得しやすい構造になっているのである。
例示:
例えば、日本人の書く論文にはWarrent=説明がいかに不足しているかを教えてくれる。
日本人は理由を述べたあとに速やかに例示に移ろうとするが、これでは不十分であり、どうしてその理由になるのかというものを説明する必要がある。
仮に次のような文章があったとする。
”この人材を採用すべきだ。なぜならビジネススキルが高いからだ。例えば”
このような文章は理由の説明が欠落しており、読み手にとってどのようなビジネススキルを指すのかわからないまま例示に進むため、焦点が曖昧になりやすい。
しかし、次のように理由に説明があったなら、焦点は鮮明になる。
”この人材を採用すべきだ。なぜならビジネススキルが高いからだ。ビジネススキルとは、コミュニケーション能力、論理性、プレゼンテーション能力等、ビジネスを円滑に進めるためのあらゆる能力を指す。彼はこれらの能力が平均的に高く、特にコミュニケーション能力は弊社にとって非常に有用だと断言する。中でも部下の不満を解消する傾聴力や、商談に円滑に入るためのアイスブレイク力は弊社に並ぶものがいないほど優れている。例えば”
といったように、説明をいれることで理由を掘り下げ、解釈を与えれば、ビジネススキルというふわったした表現を元に論理展開しなくてよくなる。
むしろ、その中のコミュニケーション能力に絞った上で論理展開できるので読み手はぐっと言いたいことを理解しやすくなるのだ。
結論:このように本書では、実践的な例示を数多く載せており、非常に学習しやすい内容となっている。
とてもおすすめな一冊だ。
2020年2月23日に日本でレビュー済み
本書は良書だが、あくまで応用編だ。なぜなら、本全体の構成が初学者には不親切だからだ。
本書の構成は各論の寄せ集めであり、内容はいいものの全体の把握が難しい。もし、読者がこの著者の理論に慣れ親しんでいれば、本書の構成であっても話の流れを把握し、知識とすることができるだろう。しかし、この著者の本で初めてこの本を読む場合には、著者の理論がわからないために話の流れをうまくつかむことができない。例えば、本書では接続語の章のなかで、自己解説は不要だという話題が出てくる。たしかに接続語も自己解説の話も論理的文章においては重要な話題だが、別の話題であり、本来は同じ章で出てくるべきではない。他にも、話題の跳躍が散見され、構成がわかりづらい。実際、評価の良い良書だとするレビューの中にも、ゆっくり読みたい、数週間程度かかる、すぐに活用できるかどうかは別物、などのやや否定的なコメントが散見される。これらは本全体の構成の摑みにくさが関与している。わたし自身も、本書を読んで著者の理論の骨格を理解するのに2日もとられてしまった。
実は、この方の過去の著作に「いい文章には型がある」(PHP新書)がある。こちらの第1章では論理的な文章を題材に、平易な言葉と構造の素直な例文を用いて論理的な文章の骨格について説いている。章の中の構造は非常にわかりやすく、初学者でも理解が及びやすい。そのくせ、その内容のコアとなる部分は本書とかなり類似している。そこで、「いい文章には型がある」を入門編として読んだ後に、各論として、または難解な文章の読解編として本書を読むことで、構成に振り回されず、知識を習得できるだろう。
…というわけで、本書の購入をご検討されている方は、「いい文章には型がある」と両方購入するのがおすすめです!たしかに両方買うのは時間とお金がもったいないと思うかもしれませんが、両方購入なさった方が結果的に理解がよく及んで読者の血となり肉となり、結果的に時間とお金が生きます。正直、「いい文章には型がある」を見つけた時に自分の要約した内容とあまりに類似していて愕然としましたが、内容がつかめると本書はめちゃくちゃ良書だなと思いました。おすすめです。
本書の構成は各論の寄せ集めであり、内容はいいものの全体の把握が難しい。もし、読者がこの著者の理論に慣れ親しんでいれば、本書の構成であっても話の流れを把握し、知識とすることができるだろう。しかし、この著者の本で初めてこの本を読む場合には、著者の理論がわからないために話の流れをうまくつかむことができない。例えば、本書では接続語の章のなかで、自己解説は不要だという話題が出てくる。たしかに接続語も自己解説の話も論理的文章においては重要な話題だが、別の話題であり、本来は同じ章で出てくるべきではない。他にも、話題の跳躍が散見され、構成がわかりづらい。実際、評価の良い良書だとするレビューの中にも、ゆっくり読みたい、数週間程度かかる、すぐに活用できるかどうかは別物、などのやや否定的なコメントが散見される。これらは本全体の構成の摑みにくさが関与している。わたし自身も、本書を読んで著者の理論の骨格を理解するのに2日もとられてしまった。
実は、この方の過去の著作に「いい文章には型がある」(PHP新書)がある。こちらの第1章では論理的な文章を題材に、平易な言葉と構造の素直な例文を用いて論理的な文章の骨格について説いている。章の中の構造は非常にわかりやすく、初学者でも理解が及びやすい。そのくせ、その内容のコアとなる部分は本書とかなり類似している。そこで、「いい文章には型がある」を入門編として読んだ後に、各論として、または難解な文章の読解編として本書を読むことで、構成に振り回されず、知識を習得できるだろう。
…というわけで、本書の購入をご検討されている方は、「いい文章には型がある」と両方購入するのがおすすめです!たしかに両方買うのは時間とお金がもったいないと思うかもしれませんが、両方購入なさった方が結果的に理解がよく及んで読者の血となり肉となり、結果的に時間とお金が生きます。正直、「いい文章には型がある」を見つけた時に自分の要約した内容とあまりに類似していて愕然としましたが、内容がつかめると本書はめちゃくちゃ良書だなと思いました。おすすめです。