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シェーキーの子どもたち―人間の知性を超えるロボット誕生はあるのか 単行本 – 2001/10/31
- 本の長さ437ページ
- 言語日本語
- 出版社翔泳社
- 発売日2001/10/31
- ISBN-104798101001
- ISBN-13978-4798101002
商品の説明
商品説明
本書のタイトルにある「シェーキー」とは、1960年代にアメリカのスタンフォード研究所に実際に存在したロボットで、人工知能によって自立的に動くことのできる最初のものの1つである。著者は、この「シェーキー」に始まるアメリカのロボット研究の歩みと、未来の万能ロボットにいたるまでのロードマップを私たちに示すのだが、著者本人が研究の最前線にいて、さまざまな研究や技術開発を行ってきただけあって、非常に説得力がある。コンピュータの処理能力向上に応じてどこまでの「知性」が獲得できるかなど、きわめて具体的に語られ、納得させられる。
そして、後半で著者は、ロボットの「進化」を前提に、私たちの前に大胆な未来予想図を示すのである(長期的な予測として、なんと100年後の世界についても語っている)。そこでは、人類の進化の系統が、従来からあるDNAを媒体とする生物学的な遺伝による進化に加えて、機械や情報を媒体とした遺伝による進化が生まれ、独自の生態系を作ることを示唆するのである。そして、このような未来世界では、人間の立場や在り方にもかつてない変化が生じるというのである。
本書の未来予測は、現在の私たちの常識からするときわめてSF的といえるだろう。かといってその可能性を否定することもまたできない。生物の知的能力をコンピュータの処理能力に換算することを前提とした未来予測には否定的な人もいるだろうが、本書を最も前衛的な未来論として受け止めたい。(福島紀行)
メディア掲載レビューほか
「シェーキー」とは、1960年代に米国スタンフォード大学の契約する先端科学研究所で生まれた世界初のコンピューター制御による可動ロボットのこと。カーネギー・メロン大学ロボット研究所の首席研究者である著者は、「シェーキー」の後継機種をはじめ、ロボットと人工知能の研究にその生涯を費やしてきた第一人者である。科学者であると同時に、ロボットの社会的役割や人間社会への影響など、哲学的命題についても造詣が深い。
88年以来の著作となる本書では、コンピューターの飛躍的進化を背景に、人間の知的作業を代行する万能ロボットが、2040年には出現するという予測を披露している。
まずは生産におけるオートメーションの萌芽と、先端研究所の中で行われたロボット開発における試行錯誤についてその歴史を整理する。そのうえで、知性や意識といった目に見えない価値でさえ大容量コンピューターで生み出すことが可能になったと論述する。
ホンダが開発した人間型自立2足歩行ロボットを「現状では恐らく最も進化した自律型ロボット」と位置づけつつ、2010年には「物を取り扱う能力」を有した第1世代の万能ロボットが出現するであろうと予測。同時に我々には、自らの存在価値を見直す姿勢を問う。
(日経ビジネス 2001/11/26 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1948年生まれ。カーネギー・メロン大学ロボット研究所(Robotics Institute)の首席研究者。10才にして空き缶やモーターを使ってはじめてのロボットを自作。大学院生時代、大型コンピュータ制御の、障害物を避けて進むことのできるロボットを開発。現在は、主にロボットの空間認知について研究して成果をあげている
夏目/大
1966年大阪府生まれ。翻訳家、フリーライター。同志社大学文学部卒。日立ソフトウェアエンジニアリング等勤務を経て、1996年からフリーに。ITを中心に様々な分野の翻訳、執筆活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 翔泳社 (2001/10/31)
- 発売日 : 2001/10/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 437ページ
- ISBN-10 : 4798101001
- ISBN-13 : 978-4798101002
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,156,843位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 865位メカトロ・ロボット工学
- - 39,411位コンピュータ・IT (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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※量子コンピュータの計算並列度は、量子化するメモリのサイズに応じて、指数関数的に増加します。
人間は果たして「万能」ロボットを創りだすことができるのか? そもそもその点に疑問を感じ、抵抗を感じる読者もいるかもしれませんが、ロボティクスの未来だけでなく、生命の進化、遺伝の定義、意識の正体についても考えさせられる刺激的な内容でした。
今から約10年前に書かれた予測本ですが、この10年間の進歩を振り返りながら読むと・・・なかなかリアルです。
次にコンピュータの処理能力について「人間並みの知性を得るにはどの程度の演算能力が必要か」と言う話から、「知性とは何か、ロボットには身に付くのか」という話に広がり、これまた興味深い。
さらに話題は、今後登場するであろう万能ロボットの予想に移る。推定実現可能時期によりロボットの処理能力レベルを想定して、いくつかの世代に分けて論じられている。ホンダのASIMOも登場したりして、なかなかワクワクする。
さて、ここからである。このあと本書ではロボットの世代が進むにつれて、自我の芽生えを肯定している。そして感情を持ったロボットが人間と共生する時代を迎えたときのロボットと人間の関係を考察している。最終的に進化したロボットはどうなるのか、そのとき人類は? このあたりからかなり大胆な発想となり、考察は興味をそそるのではあるが、分析が数学・物理的な切り口から哲学・観念的な内容に移行してしまい読むペースがぐっと落ちて、興味が損なわれてしまった。
著者の言いたいことが凝縮されていたに違いない最終章は、残念ながら私には消化不良気味だった。