序盤から弾道弾迎撃ミサイルにロープで足を括りつけられ、ヒドラジンで全身を焼かれつつ宇宙引き回しの刑を食らいながらマッハ10は超えるであろう相対速度の弾道ミサイルを「俺の世界観に入ってくるんじゃねェェェ!」という理由”だけ”でネリチャギをかまして叩き落とし、そのまま生身で大気圏に突入し海に激突するも「帰ってきたぜェェェ!!」とピンピンしたまま海面に浮上。さらに鯨を素手で仕留めて楽しくBBQ。そこへ弾道ミサイルを叩き落とされて激おこな偉大なる首領様が潜水艦でザ・松田をブチ殺しに来るも問答無用で潜水艦の艦橋に飛び乗り首領様の胸ぐらを掴んでぶん投げ、弾丸の如く水平にすっ飛んでいった首領様は数百メートル先に展開していたアメリカ海軍空母の艦橋に突き刺さってゴォォォォル!
ほんの序盤でこの勢い。飛べる豚だけあって艦橋に突き刺さって血まみれになっても金と飯を要求するやたら頑丈な首領様や、物理法則を完全無視したザ・松田の究極無敵超人ぶりといい「細けぇことはいいんだよ!細けぇことは!」という感想以外何も沸いてきません。
しかしこの作品、内容がことごとく際どいので平松先生がいい加減いつか闇討ちに遭わないか少々不安になってきます。それでも巻末でのザ・松田との地獄飲み会よりは安全でしょうが・・・
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