デューク・エリントンは「A列車」だけの人ではなく、出回っているLPの類は1000枚を超すとまで言われています。
ビッグバンドで、入手容易な物から敢えて1枚に絞るなら、有名な曲が多く収録されたステレオ録音の当盤が無難かも知れませんね。
メンバーも充実しています。
音が良くて似たような曲構成なら、グルーヴ感で上回る1957年のライブ盤「公爵演奏会」を是非お勧めしたいのですが、残念ながら廃盤のようです。
ザ・ポピュラー・デューク・エリントン
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, CD, 2013/9/11
"もう一度試してください。" | 通常盤 | ¥1,846 | ¥1,133 |
CD, オリジナルレコーディングのリマスター, 2005/10/26
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター |
—
| ¥6,155 | ¥1,080 |
CD, 限定版, オリジナルレコーディングのリマスター, 2005/6/22
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, 限定版 |
—
| ¥7,349 | ¥600 |
CD, 1994/12/16
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥20 |
CD, 限定版, オリジナルレコーディングのリマスター, 2002/7/24
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, 限定版 |
—
| — | ¥990 |
CD, 限定版, オリジナルレコーディングのリマスター, 2008/10/22
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, 限定版 |
—
| — | ¥1,430 |
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曲目リスト
1 | A列車で行こう |
2 | アイ・ガット・イット・バッド |
3 | パーディド |
4 | ムード・インディゴ |
5 | 黒と茶の幻想 |
6 | ザ・トゥイッチ |
7 | ソリテュード |
8 | 私が言うまで何もしないで |
9 | ザ・ムーチ |
10 | ソフィスティケイテッド・レディ |
11 | クリオール・ラヴ・コール |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
プライム・ワン・シリーズ。ピアニスト、デューク・エリントンのトランペット奏者、クーティ・ウィリアムス他との共演による1966年録音盤。 (C)RS
登録情報
- Is Discontinued By Manufacturer : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : BMGビクター
- EAN : 4988017052600
- 時間 : 43 分
- レーベル : BMGビクター
- ASIN : B00005EHHB
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 248,880位ミュージック (の売れ筋ランキングを見るミュージック)
- - 23,493位ジャズ・フュージョン (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
星5つ中の4.3
20 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月21日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年4月6日に日本でレビュー済み
エリントン自らローレンス・ブラウン、クーティ・ウィリアムス、ジョニー・ホッジス等々極めつけの面々で、十八番のナンバーを再演しているのだから星5つ以外は考えられないし、実際それだけのクォリティはある。
とはいえ予想を超えた陶酔の世界へ連れて行ってくれるかというとそうでもなく、標準クラスのエリントンと言えるのではないだろうか。
初心者が聴いて「エリントンってこんなに凄かったのか!」となる可能性は低いのではないかと思う。
例えばエリントンの特徴のひとつに、退廃的なまでに色気が満ち溢れた完熟のバラード演奏がある。
その役割を担うのが、曲目で言えば「ムード・インディゴ」「ソリチュード」であり、ソロイストで言えばジョニー・ホッジスが代表だろう(いや、まだまだ他にも…というのは、もちろんだけど)。
それらはこのアルバムでも聴けるが、「マスターピーシィズ・バイ・エリントン」「エリントン・インディゴス」らでの鳥肌モノの凄さに比べれば、どこかあっさり風味である。
また戦後のエリントンの飽くなき音楽的野心は、数々の組曲モノや(ボサノヴァに挑戦とみせかけて不思議な無国籍音楽を作った「アフロ・ボサ」などの)変り種企画にこそ反映されているし。
ショーアップされたオールスターバンドの楽しさは、モントルーなどのライブもので堪能できる。
細密画のようなロココ的構成美は、戦前の録音に求められる(戦後はむしろ、庭園のようなスケール感がある)。
だからこのアルバムが、しばしば初心者向けの最初のエリントンのように紹介されるのは、かなり違和感がある。
どんなミュージシャンでも最初に聴くのは、他にはない、そのひとだけの凄みが包み隠さずあらわになってるものの方がいいのではないか。
このアルバムは、エリントンをある程度聴いたひとが、「こんなリラックスしたのもいいね」と楽しむものだと思う。
そういう意味で、ここでの特徴は、昼間にも聴ける健康的なサウンドだということだ。
エリントンらしさが充分に発揮された録音は、その溢れる色気ゆえ、つい夜に鳴らしたくなるものだが、これなら明るい日差しの下でも気軽に聴ける。
中では「黒と茶の幻想」「クリオール・ラヴ・コール」あたりが比較的野心の感じられる演奏で、最初に聴いた時は最も気に入ったが。
聴き直して「ザ・トゥイッチ」「私が言うまで何もしないで」といった小品に良さが感じられるアルバムではないかという気がした。
とはいえ予想を超えた陶酔の世界へ連れて行ってくれるかというとそうでもなく、標準クラスのエリントンと言えるのではないだろうか。
初心者が聴いて「エリントンってこんなに凄かったのか!」となる可能性は低いのではないかと思う。
例えばエリントンの特徴のひとつに、退廃的なまでに色気が満ち溢れた完熟のバラード演奏がある。
その役割を担うのが、曲目で言えば「ムード・インディゴ」「ソリチュード」であり、ソロイストで言えばジョニー・ホッジスが代表だろう(いや、まだまだ他にも…というのは、もちろんだけど)。
それらはこのアルバムでも聴けるが、「マスターピーシィズ・バイ・エリントン」「エリントン・インディゴス」らでの鳥肌モノの凄さに比べれば、どこかあっさり風味である。
また戦後のエリントンの飽くなき音楽的野心は、数々の組曲モノや(ボサノヴァに挑戦とみせかけて不思議な無国籍音楽を作った「アフロ・ボサ」などの)変り種企画にこそ反映されているし。
ショーアップされたオールスターバンドの楽しさは、モントルーなどのライブもので堪能できる。
細密画のようなロココ的構成美は、戦前の録音に求められる(戦後はむしろ、庭園のようなスケール感がある)。
だからこのアルバムが、しばしば初心者向けの最初のエリントンのように紹介されるのは、かなり違和感がある。
どんなミュージシャンでも最初に聴くのは、他にはない、そのひとだけの凄みが包み隠さずあらわになってるものの方がいいのではないか。
このアルバムは、エリントンをある程度聴いたひとが、「こんなリラックスしたのもいいね」と楽しむものだと思う。
そういう意味で、ここでの特徴は、昼間にも聴ける健康的なサウンドだということだ。
エリントンらしさが充分に発揮された録音は、その溢れる色気ゆえ、つい夜に鳴らしたくなるものだが、これなら明るい日差しの下でも気軽に聴ける。
中では「黒と茶の幻想」「クリオール・ラヴ・コール」あたりが比較的野心の感じられる演奏で、最初に聴いた時は最も気に入ったが。
聴き直して「ザ・トゥイッチ」「私が言うまで何もしないで」といった小品に良さが感じられるアルバムではないかという気がした。
2019年5月9日に日本でレビュー済み
「ソフィスティケィテッド・レディ」を見習おうと、このアルバム
をカセットにしたものを取り出したのですがバッテリーが上がって
しまって聴く事が出来ません。それで懲りもせずにモーツァルト。
先月はクラシックを集中的にやったので未だ余韻が残っていますが、
この月はジャズに生命を捧げます。
戦後の混乱期で特に敗戦国では人々は困窮な生活を強いられ音楽家
も例外ではなかった。「音楽こそは生命の源だ」と信じるベニー・
グッドマンは、奥様の力を借りて、混乱期のウィーンの音楽家達に
救いの手を差し延べた。オーケストラの公演がハネた後、演奏家達
を集めてセッションを行いそれをレコーディングしてギャラを弾ん
だのである。
わたくしが今、聴いているのはモーツァルトのストリング・クイン
テット Eb メジャー。ファースト・ヴァイオリンがアントン・カン
パー、セコンド・ヴァイオリンがカール・マリア・ティッツェ、そ
れにヴィオラがエーリッヒ・ヴァイスにチェロがフランツ・グァル
ダという、普段は「ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団」と名
乗るバンドなのであるが、ここにゲストとして、セコンド・ヴィオ
ラにフェルディナンド・シュタングラーが参加している。
誠に見事なセッションなので皆さまも是非一度は聴いて戴きたい。
因みに、モーツァルトのクインテットでは、セコンド・ヴィオラを
クラリネットで演奏する事が可能で、勿論クラリネットはベニーだ。
わたくしが今、聴いているレコードは東芝EMI株式会社製の”ウェス
トミンスター”盤で:IWB-60038 の番号。勿論日本製¥1、500
で、本題であるデュークであるがまだまだコレクター諸氏にとって
も未知のレコードが存在するそうである。
1987年07月の野口久光さんの解説から引用させて頂く「当時はまだ
LP時代に入る前で、市販レコードはすべて78回転のSPだったわけだ
が、この放送用の(トランスクリプション)レコードは特大の40
センチのシェラック盤にLPと同じく33回1/3回転で録音され、再生
も同じく331/3回転モーターのプレーヤーが使われていた。」。
今回ご紹介する「デューク・エリントン 1946」がこの時期の
録音に当たる。1946年3月から47年の6月までの期間限定であるのだ。
野口氏の引用を続ける:「さて、1946、7年のエリントン・オーケス
トラは、ベン・ウェブスター(ts)、クーティ・ウィリアムス(tp)、
レックス・スチュアート(tp)をはじめ天才的なベーシスト、ジミー
・ブラントンを擁していた1940年、41年ころにくらべてメンバーが、
落ちていたとみる人もいるが・・・」と続く。
勿論この企画は、放送用の特別な16インチへの吹込みであるわけ
だから、デュークが燃えない筈は無い。
A面が「A列車」で始まるのはセオリーだが、続く「クロスタウン」、
「パッション・フラワー」は5本のサックスが官能的である。だが
少しダレる。翻ってB面トップ「リフ&ドリル」はいきなりピアノの
ソロをベースが支えて始まるのだが、コーラスの箇所のコード進行
が”A Train”なのである。これには、わたくしも度肝を抜かれた。
聴きたくなったでしょ、、、、A面の「A Train」が花屋敷のおサル
の電車だとすると、B面の「B Train」はC62の特急「つばめ」か!
御心配無く、日本でもBMGビクター株式会社がLPで復刻してくれて
いる:RJL-3111(HSR-125)
をカセットにしたものを取り出したのですがバッテリーが上がって
しまって聴く事が出来ません。それで懲りもせずにモーツァルト。
先月はクラシックを集中的にやったので未だ余韻が残っていますが、
この月はジャズに生命を捧げます。
戦後の混乱期で特に敗戦国では人々は困窮な生活を強いられ音楽家
も例外ではなかった。「音楽こそは生命の源だ」と信じるベニー・
グッドマンは、奥様の力を借りて、混乱期のウィーンの音楽家達に
救いの手を差し延べた。オーケストラの公演がハネた後、演奏家達
を集めてセッションを行いそれをレコーディングしてギャラを弾ん
だのである。
わたくしが今、聴いているのはモーツァルトのストリング・クイン
テット Eb メジャー。ファースト・ヴァイオリンがアントン・カン
パー、セコンド・ヴァイオリンがカール・マリア・ティッツェ、そ
れにヴィオラがエーリッヒ・ヴァイスにチェロがフランツ・グァル
ダという、普段は「ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団」と名
乗るバンドなのであるが、ここにゲストとして、セコンド・ヴィオ
ラにフェルディナンド・シュタングラーが参加している。
誠に見事なセッションなので皆さまも是非一度は聴いて戴きたい。
因みに、モーツァルトのクインテットでは、セコンド・ヴィオラを
クラリネットで演奏する事が可能で、勿論クラリネットはベニーだ。
わたくしが今、聴いているレコードは東芝EMI株式会社製の”ウェス
トミンスター”盤で:IWB-60038 の番号。勿論日本製¥1、500
で、本題であるデュークであるがまだまだコレクター諸氏にとって
も未知のレコードが存在するそうである。
1987年07月の野口久光さんの解説から引用させて頂く「当時はまだ
LP時代に入る前で、市販レコードはすべて78回転のSPだったわけだ
が、この放送用の(トランスクリプション)レコードは特大の40
センチのシェラック盤にLPと同じく33回1/3回転で録音され、再生
も同じく331/3回転モーターのプレーヤーが使われていた。」。
今回ご紹介する「デューク・エリントン 1946」がこの時期の
録音に当たる。1946年3月から47年の6月までの期間限定であるのだ。
野口氏の引用を続ける:「さて、1946、7年のエリントン・オーケス
トラは、ベン・ウェブスター(ts)、クーティ・ウィリアムス(tp)、
レックス・スチュアート(tp)をはじめ天才的なベーシスト、ジミー
・ブラントンを擁していた1940年、41年ころにくらべてメンバーが、
落ちていたとみる人もいるが・・・」と続く。
勿論この企画は、放送用の特別な16インチへの吹込みであるわけ
だから、デュークが燃えない筈は無い。
A面が「A列車」で始まるのはセオリーだが、続く「クロスタウン」、
「パッション・フラワー」は5本のサックスが官能的である。だが
少しダレる。翻ってB面トップ「リフ&ドリル」はいきなりピアノの
ソロをベースが支えて始まるのだが、コーラスの箇所のコード進行
が”A Train”なのである。これには、わたくしも度肝を抜かれた。
聴きたくなったでしょ、、、、A面の「A Train」が花屋敷のおサル
の電車だとすると、B面の「B Train」はC62の特急「つばめ」か!
御心配無く、日本でもBMGビクター株式会社がLPで復刻してくれて
いる:RJL-3111(HSR-125)
2014年9月25日に日本でレビュー済み
ザ・ポピュラー・デューク・エリントン。1曲目の「テイク・ジ・Aトレイン」のアタマ、ピアノ・ベース・ドラムスによるイントロが始まって、ホーン・アンサンブルが入ってくるところ・・・あっ、エリントン楽団!と、唯一無二のサウンドに酔う。
クーティ・ウィリアムス、ハービー・ジョーンズ、マーサー・エリントン、キャット・アンダーソン (tp)
ローレンス・ブラウン、バスター・クーパー、チャック・コナーズ (tb)
ジョニー・ホッジス、ラッセル・プロコープ、ジミー・ハミルトン (as)
ポール・ゴンザルヴェス (ts)
ハリー・カーネイ (bs)
デューク・エリントン (p)
ジョン・ラム (b)
サム・ウッドヤード (ds)
黄金のメンバー達による分厚いサウンド!
クーティ・ウィリアムス、ハービー・ジョーンズ、マーサー・エリントン、キャット・アンダーソン (tp)
ローレンス・ブラウン、バスター・クーパー、チャック・コナーズ (tb)
ジョニー・ホッジス、ラッセル・プロコープ、ジミー・ハミルトン (as)
ポール・ゴンザルヴェス (ts)
ハリー・カーネイ (bs)
デューク・エリントン (p)
ジョン・ラム (b)
サム・ウッドヤード (ds)
黄金のメンバー達による分厚いサウンド!