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ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か ペーパーバック – 2001/5/18

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『ザ・ゴール2 思考プロセス』 『ザ・ゴール コミック版』 『ザ・ゴール2』コミック版 『チェンジ・ザ・ルール! なぜ、出せるはずの利益が出ないのか』 『クリティカルチェーン なぜ、プロジェクトは予定通りに進まないのか?』
あらゆる問題解決に使える最強の「思考プロセス」が身につく1冊。第1弾のポイントでもあった目標(ザ・ゴール)を設定したあと、具体的にどのようなことをしたらいいのか。その思考プロセスを論理的にかつ簡単に学ことができる実践的な内容になっている。 「企業の目的は何か」を徹底的に考え抜くことができる『ザ・ゴール』を日本版オリジナルストーリーでコミック化。忙しい人でもコミック形式で簡単に理解することができる。 全体最適のマネジメント理論である「制約理論」をもとに取り掛かるべき課題を洗い出し、正しい順序で改善していくプロセスをマンガでわかりやすく掲載している。 『ザ・ゴール』シリーズのコミック版第2弾。あらゆる問題解決に使える最強の「思考プロセス」が簡単に身につく。 「現状問題ツリー:課題の本質を見つける」「未来現実ツリー:実現したい未来を描き出す」など明日からすぐに使える思考のフレームワークも盛りだくさん。 『ザ・ゴール』シリーズ第3弾。経営に必要なのは、仕組みそのものではなく、それを活用するためのルール変更である。ツールを導入しても使いこなせないというのはまさにその典型例なのではないだろうか。流れの早い現代社会でマネジャーが持つべき柔軟性がこの1冊でわかる。 『ザ・ゴール』シリーズ第4弾。TOC(制約理論)を中心にプロジェクトマネジメントの基礎を学ぶことができる1冊。限られた時間のなかで、どの順番でどのように物事を進めたらいいのか。環境の変化への対応や人的リソース不足など、具体的な課題とその解決方法についてまとめられている。

商品の説明

商品説明

   機械メーカーの工場長である主人公のアレックス・ロゴを中心に繰り広げられる工場の業務改善プロセスを主題にした小説。通常、アメリカでベストセラーとなったビジネス書は、すぐに日本語に翻訳されるものだが、本書は世界で250万部売れたにもかかわらず、17年もの間日本での出版だけが認められなかった。いわば「幻の名著」である。

   長引く経営の悪化、工場閉鎖までたった3か月の猶予期間、多忙な日々のなかないがしろにしてきた妻との離婚の危機…。アレックスは、あまりの危機的状況にすっかり意気消沈していた。その前に、モデルは著者と目される恩師、ジョナが現れ、彼にアドバイスを与える。工場を救うために業務改善に挑む登場人物の苦悩や目標達成の興奮が伝わってきて、ビジネスの醍醐味を感じさせるストーリーだ。

   本書は小説ではあるが、その内容は恐ろしいほど実践的で、会計情報の正しい見方や落とし穴、「効率化」の陰に隠された諸問題を浮き彫りにする。魅力的なストーリーの中に複雑な業務改善のノウハウがわかりやすい形で盛り込まれており、ビジネスパーソンやマネジャー必読の内容である。

   また本書は、問題解決にあたってはゴールを共有し、信念を貫くことが重要であること、数字の陰に隠された実態を見抜くことの重要性、情報共有化の意義など、経営において重要な示唆も与えてくれる。

   本書が長い間日本で出版されなかった理由については、「解説」で著者エリヤフ・ゴールドラットのコメントが引用されている。それによると、「日本人は、部分最適の改善にかけては世界で超一級だ。その日本人に『ザ・ゴール』に書いたような全体最適化の手法を教えてしまったら、貿易摩擦が再燃して世界経済が大混乱に陥る」というのが出版を拒否し続けた理由らしい。

   本気か冗談か知らないが、いずれにしろ、アメリカが出し惜しみするほどの名著を日本語でも読めるというのは非常に喜ばしいことである。(土井英司)

メディア掲載レビューほか

ザ・ゴール 企業の究極の目的とは何か
続編として『ザ・ゴール2』も出ており,こちらもお薦めだ。ザ・ゴールは約17年も前に米国で出版され,250万部の大ベストセラーになったが,日本を脅威と感じていた著者によって日本語訳が許可されなかったといういわく付きの本である。

「全体最適化」と呼ぶ考え方に基づいて経営をいかに立て直すか,という著者の実経験に基づいて物語り風につづられている。主人公がある会社の工場に赴任したところ,赤字続きで3カ月後には工場閉鎖というところまで追いつめられていた。そこで主人公は,経営を舵取りする際の思考のプロセスをガラリと変え,工場再建に挑むというストーリである。訳は読みやすく,小説として読み流しても楽しい。しかし,内容はかなり高度な経営理論であり,具体的なノウハウも満載なので,大変勉強になる。

全体最適化の考え方を一言で説明すると,ある部分だけに着目して最適化をしても,決して全体の最適化にはつながらないというものだ。工場で,ある生産工程を最適化して効率を追求したとしても,次の工程が滞ってしまえば生産性は落ちる。では,次の工程を最適化すればいいかというと,前の工程とのつながりを無視していれば結果は同じである。つまり一番大切なのは,常に全体を見てゴールに近づいているかを基準にしなければならないということである。そして,その中でボトルネックを見つけて,全体の中の一部分を必要に応じて最適化すべきだというのが「全体最適化理論」である。

タイトルにもあるゴールとは,経営を立て直して会社が儲かるようにすることだ。経営を再建するとなると,とかく各部署に号令をかけて一律で業務効率アップに取り組みがちだが,逆に最適化しない方が,生産性を向上させる部分があるかもしれない。

本書に書いてあることは,よく考えれば当たり前だったりする。しかし,たとえを多用してわかりやすく書いており,実際に全体最適化のための具体的な思考プロセスがこと細かに書かれているので,すぐに活用できるだろう。

別の視点から見る習慣をつけよう

おもしろいのは,思考プロセスとして全体最適化の考え方が経営以外にも応用できる点だ。本書では,家庭の問題に応用して,家庭生活を円満に切り抜けている。

私の場合は,エンジニアとしての業務にこの思考プロセスを応用している。ネットワークの改善を提案したり,新サービスを設計する場合,ゴールはネットワークの品質がよく,オペレーションがしやすく,コストを安くすることである。ところがよくありがちなのは,目の前にある技術やツール,機器のことばかりに目が奪われてしまい,目標を失いがちなこと。常にゴールを見て全体を最適化する目で取り組めば,本当に必要なこと,やるべきことが自然と見えてくる。

本書を読んだ影響だけではないが,物事はいつでも多面的に見るべきだと最近つくづく思う。ICANNアイキャンやAPNICエーピーニックといったインターネット関連団体で議長職のような仕事をしていると,世界各国から言葉や文化,習慣,性格が違う人たちから,私の想像を超えたおもしろい意見が出てくる。ごくごく単純な話でも,生きてきたバックグラウンドが違うだけでまったく別の見方をする。同じ形に見えても,人によって見ている“面”はそれぞれ違うのだ。

興味深いことに,いろいろな人の違う意見に対してきちんと耳を傾けると,見方が変わるというか画一的だった自分の意見がどんどん成長してくる感覚が味わえる。さまざまな意見のうち,どれかが間違っていてどれかが正しいということはない。すべての意見に一理あるわけで,単にイエス,ノーでは割り切れない。これを踏まえて議論すればするほど,自分の中でみんなの意見が共有でき,自然と全体がよく見えてくる。

物事には必ず裏側にいくつもの面が隠れていて,そのすべてが正しい。技術の裏には経営があるのと同じだ。全体最適化を実践するには,とにかくいろいろな見方ができないと始まらない。技術書以外の本を読んだり,自分以外の人の意見に耳を傾けてみよう。

( 荒野高志)
(日経NETWORK 2002/05/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ 4478420408
  • 出版社 ‏ : ‎ ダイヤモンド社 (2001/5/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2001/5/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ペーパーバック ‏ : ‎ 560ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 9784478420409
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4478420409
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.4 760個の評価

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2017年12月28日に日本でレビュー済み
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2019年12月18日に日本でレビュー済み
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ベスト1000レビュアー
2018年2月11日に日本でレビュー済み
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2020年3月29日に日本でレビュー済み
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2020年6月3日に日本でレビュー済み
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2018年10月14日に日本でレビュー済み
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2018年3月6日に日本でレビュー済み
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