ザ・ゴール 2 思考プロセス 昨年5月の発売後にベストセラーになった『ザ・ゴール』の続編。前作で紹介したTOC(制約条件の理論)を単なる生産管理の手法から、マーケティングや経営全般の問題解決にも適用できる思考法へと発展させている。
前作と同じように小説形式で、読みやすさは健在だ。前作では工場閉鎖の危機を救った主人公が、今回は副社長としてグループ会社の経営再建に立ち向かう様子が描かれている。
この本を読めば、「変化を起こし、実行に移すための手法」を自分で体験したかのように理解できるというのがウリ。現在、日本では政治や企業活動を問わず、改革を唱えるだけで現実は何も変わっていない場合が多い。精神論ではない具体的な手法こそ、改革を推進する人々に広く役立つはずだ。
(日経ビジネス 2002/03/11 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
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ゴールドラット,エリヤフ
イスラエルの物理学者。1948年生まれ。『ザ・ゴール』で説明した生産管理の手法をTOC(Theory of Constraints:制約条件の理論)と名づけ、その研究や教育を推進する研究所を設立した。その後、TOCを単なる生産管理の理論から、新しい会計方法(スループット会計)や一般的な問題解決の手法(思考プロセス)へと発展させ、アメリカの生産管理やサプライチェーン・マネジメントに大きな影響を与えた
三本木/亮
1960年、福島県出身。早稲田大学商学部卒。米ブリガムヤング大学ビジネススクール卒、MBA取得。在日南アフリカ総領事館(現大使館)領事部、大和証券国際営業部、国際企画部、国際引受部を経て、92年に渡米。現在、ブリガムヤング大学ビジネススクール国際ビジネス教育研究センター準助教授として教鞭をとるかたわら、日米間の投資事業、提携事業に数多く携わる
稲垣/公夫
ジェイビルサーキットジャパン(株)社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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内容(「BOOK」データベースより)
前著『ザ・ゴール』で、工場閉鎖の危機を見事に救ったアレックス。それから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として手腕を振るっていた。そんな彼をグループ会社の売却問題、家庭の問題など次々と難題が襲う…。ジョナに授けられた問題解決手法で、再び危機を乗り越えることはできるのか。
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出版社からのコメント
出版社 ダイヤモンド社 『ザ・ゴール』の続編
”It’s Not Luck”待望の邦訳!!
あれから10年、主人公アレックスはユニコ社副社長として手腕を振るっていた。その彼を再び難題が襲う。
【内容紹介】
工場閉鎖の危機を見事に救ったアレックス。あれから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ副社長として手腕をふるっていた。その彼を次々と難題が襲う。 ジョナに授けられた問題解決手法で、再び危機を乗り越えることが出きるのか?
『ザ・ゴール』以降、ゴールドラット博士はTOCを単なる生産管理の理論から、マーケティングから教育まで、様々な業界のあらゆる問題解決に応用できる「思考プロセス」へと発展させた。 本書では、その問題解決手法を余すところなく紹介する。
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内容(「MARC」データベースより)
工場閉鎖の危機を見事に救ったアレックス。それから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として手腕を振るっていた。そんな彼をグループ会社の売却問題、家庭の問題など次々と難題が襲い…。
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