■メキシコの地酒を世界のスピリッツへと高めた「サウザ家」
「サウザ」ブランドは、2015年の「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC:International Spirits Challenge)」で〈テキーラ プロデューサー オブ ザ イヤー〉を受賞した、ビームサントリー社のブランドポートフォリオのひとつです。
サウザ社の創業は1873年。メキシコの地酒メスカルとの差別化をはかり、原料のブルーアガベ特産地テキーラ村の名で初輸出。テキーラを世界のスピリッツへ高めるとともに、テキーラ原産地呼称制成立にも尽力しました。
多くのテキーラメーカーが契約農家に委託栽培している中、大部分を自社農園で栽培し、化学肥料を避け、最上質のブルーアガベを原料とするサウザ社。収穫後、新鮮な100%アガベジュースを独自の抽出法で採取し、糖化後に秘伝の酵母で発酵します。
ポットスチルでの2回蒸溜により、ブルーアガベの特製が際立ったフレッシュ&スムースなテキーラを生むことに徹します。
3代にわたるクラフト思想のもとに、技術継承と革新、品質追及と香味開発へ傾ける情熱は、21世紀の今も変わることがありません。