6のアンソロの筈ですが、6に出ていてもアンソロには登場しないキャラ、または6に出ていないのにアンソロには出ているキャラがいましたのでまとめておきます。
●本編に出ていてアンソロにも登場するキャラ
(登場順) アム、ラージュ、クノン、ナツミ、レオルド、イスト、バルレル、トリス、ネスティ、レシィ、マグナ、ハサハ、アルカ、スピネル、ハヤト、ソル、フォルス、ギアン、エニシア、レックス、リシェル、ライ、フェア、ミルリーフ、リューム、セイロン、コーラル、ペリエ、ラディリア、アメル、ソノラ、カイル、トルク、ルヴァイド、アティ、クラレット、カシス、ルチル、バノッサ、カノン、アヤ、トウヤ、ルエリィ、イスラ
(※ただし、スピネル、カゲロウ、ソル、ギアン、エニシア、トルク、ルヴァイド、ルチルは背景に一コマのみ登場や台詞無し。イスラは裏表紙ミニキャラのみ。)
●本編に出ているがアンソロに出ないキャラ
イオス、アトシュ、スカーレル、キール、メルギトス、ダイス、エルスト、ポムニット、アズリア
●本編に出ていないがアンソロに出るキャラ
大人バルレル、ベルフラウ(台詞無・一コマ)
まず基本的に、出番については女の子キャラ優遇です。
男性キャラファンの方は少し期待外れかもしれません。
キャラによって出番にかなり偏りが見受けられ、セリフが極端に少なかったり、出番が一瞬だったり、そもそも出ていないなどの扱いの差があります。残念ながら上記リストで不遇の扱いを受けているキャラファンの方にはオススメ出来ません。
6勢3人は主役なので出番が多くても全く問題ありません。ですがそれ以外のキャラでも出番自体にかなり偏りがあり、色々な話にも登場しセリフを沢山喋っているようなキャラもいれば、一コマだけ遠くに配置してあるだけのキャラや、台詞無しのキャラもいたりして、やはり出番の配分に理不尽さを感じざるを得ません。
それでもアンソロに出ているだけまだマシですが、出ていないキャラが男性キャラに偏っているのはなぜなのかは疑問です。出さないメリットがあったでしょうか。(しかも結構人気が高い面々では?)
6に出ていないのになぜかアンソロには登場しているという特別待遇のキャラもいる中、この扱いの差は何なのかと少し残念に感じます。
(もしも第二弾が出るなら、今度は出番の少なかったキャラ達にスポットをあてて頂きたいです。)
……と、登場キャラについては酷評になってしまいましたが、肝心のアンソロ自体については文句なしに☆5を付けたいくらい面白かったです。
まず絵が綺麗。 5のアンソロは絵もかなり雑でお世辞にも同人誌以下…だったもので、今回6のアンソロにも絵の期待はしていなかったのですが、読んでみればどれも綺麗に線の整った可愛らしい絵柄で、全く読みにくさを感じませんでした。
内容についても面白いし、ほんわかしていて良かったです。
とくに本編であまりいじられなかったイストが、アンソロだと結構ギャグとしていじられているので笑ってしまいました。
ただし、バノッサ推しの方はある話で賛否両論が別れるかと思いますので注意して下さい。
ネタバレになりますが、やや恋愛表現があります。バノッサ→アム のようで、初々しい感じの片思い的な感じです。
これは個人的には和んだのですが、もしかしたら意見が別れるところかもしれないと思った部分です。
サモンナイトシリーズ自体にキャラ同士の恋愛を匂わせる描写はありますが、それは出身作の中で成立して、本編でもそれとなく描写があります。
しかしアムとバノッサは登場作も違う上に、6でアム主人公バノッサエンドにしたとしても、そこまで好き感を匂わせているわけではなかったので、見る人によっては違和感を感じるかもしれません。
(「6はぽっと出の主人公が過去キャラを寝とっている!」とゲーム発売当初に騒がれていた当時は、全く寝とりには見えないし過剰反応だと思っていましたが、このアンソロに至っては寝とり論を加熱させてしまうかと思います)
長くなってしまいましたが、以上です。
キャラの偏りと出番の差が心苦しく感じたため、こちらの評価になってしまいました。
ですが、やはりそれ抜きにサモンナイトが好きな人にとっては買って損はない一冊ですし、永久保存しておきたい作品でした。
三度の発売延期にもめげず、長く待った甲斐がありました。第二弾ぜひ発売期待しております。
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