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サブリミナル・インパクト―情動と潜在認知の現代 (ちくま新書) 新書 – 2008/12

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

現代社会は過剰な刺激に満ちている。直接快楽を刺激する音楽と映像。絶え間なくメッセージを投げかけるメディアやコマーシャル。それらは私たちの潜在脳に働きかけて、選択や意思決定にまで影を落とす。が、私たちはそれを自覚しない。意識下にある情動・認知系への介入は、意識レベルでは認識されないからだ。本書は、「情動」と「潜在認知」に関わる認知神経科学の知見をもとに、現代の諸相をつぶさに検証、創造性をもたらす暗黙知の沃野に分け入って、新たな人間観を問う意欲作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

下條/信輔
1955年東京都生まれ。東京大学文学部心理学科卒。MIT大学院心理学科修了(Ph.D.)。東京大学大学院人文研究科博士課程修了。東京大学教養学部助教授などを経て、カリフォルニア工科大学生物学部教授。専門は知覚心理学、認知神経科学。独立行政法人・科学技術振興機構「下條潜在脳機能プロジェクト」研究統括などを務め、脳による情報処理の大半を占めると考えられている、意識に上らない神経情報処理、すなわち潜在認知の研究を継続的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 新書: 314ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/12)
  • ISBN-10: 4480064605
  • ISBN-13: 978-4480064608
  • 発売日: 2008/12
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7 14件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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形式: 新書 Amazonで購入
2003年のイラク戦争以降、情報操作・煽動について、腑に落ちないことが多く常々疑問に思って本を調べていたらアマゾンの関連本にこの本が出てきたが著者のことははじめて知った。

主に第4章の記述からとなるが、
現在の情報操作のパターンは、見え透いても虚報や捏造があちこちからいっせいに初動から繰り返し発せられ、矛盾を指摘されても強引に事を進め、徹底的に黙殺され、むしろ強化される。そして、事が成就すると何事もなかったがごとく一切スルー、後でその虚報が露見して問題になっても既に、事は引き返せない段階に進んでおり、その時点が前提で次の段階の話しになっている。
つまり、目的は完了若しくは予定どうりということになる。
もはや、古典的な認識や概念の操作のような時間と労力は使わなくなったということに集約される。
古典である、リップマンの「世論」やギュスターヴ・ボンの「群衆心理」等の他に、国内でも多くその分野の本が出版されているが、そこには大筋では支配者が気づかれないように大衆の認識や概念を操作することを目的として、情報の発信を主として工作している=という私自身の認識が既に時代遅れである事がこの本の4章にて、うすうす気づいてはいたが一気に整理できた。
新書であまり期待してなかったが、今まで読んだこの分野では、最も論理的で秀逸。、
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形式: 新書 Amazonで購入
『サブリミナル・マインド』のレビューで、サブリミナル・マインドは「凡夫を聖者に変え、聖者をブッダに進化させる<釈尊の教法の真義>の機構を解明できる研究だ」と指摘した。
嬉しいことに、本書は私の予想した<釈尊の教法の真義>を解明する研究として着実に進んでいる。
***

<釈尊の教法の真義>とは、「凡夫が聖者になり、聖者は釈尊と同等のブッダ(阿羅漢)になる」ことである。その聖者とは「凡夫の心」に「ブッダの心」が共存する者である。「凡夫の心」である「欲界(人間世界のこと)の痴」が、「ブッダの心」である「欲界の智」に置き換われば、第一段階の聖者「預流(よる=シュダオン)」に進化する。この「預流」にならなければ<釈尊の教法の真義>は絶対に理解出来ないのである。

凡夫を聖者にするのは、『心の量子トンネル現象』である。「ブッダの心」が「凡夫の心」に染み込む心の量子トンネル現象は、「欲界の痴」=「身見+疑惑+戒取」=「三結(三煩悩)」に気づいた瞬間に始まる。「身見」は『私』および『私のもの』という自尊心(自己中心の思い込み)のこと、「身見」に迷うことで生じる「疑惑」は「懐疑心・偽善心に基づく失敗への怖れや不安(焦燥感)」のこと、「身見」に頼ることで生じる「戒取」は「古い固定観念(迷信や過った先入観)」を絶対視することである。一旦、『心
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形式: 新書
人間の記憶や知覚には顕在領域の他に潜在領域があり、潜在領域は利用される弱点にも創造の源にもなりうる、というのが本書のアウトラインである。まず広告やメディア、娯楽は潜在領域に訴える方向に向かっていると筆者は主張する。潜在レベルに訴える事例として筆者は某ファストフード店では客を長居させず回転をよくするためにイスが硬い素材で作られている、という事例を紹介する。客に直接言葉で注意するというやり方が顕在領域に訴える方法なら、座り心地の悪い硬いイスは潜在領域に訴える方法で、客は「無意識に、なんとなく」立ち上がって店から出て行ってしまうというわけだ。潜在領域はこのように「無意識に、なんとなく」コントロールされてしまう弱点でもあるが、負の面ばかりではなく創造性の源でもあるという。人は何か閃いた時「何かが舞い降りてきた」などと表現するが、これは潜在領域にストックされた知が顕在領域に読み出されたということらしい。潜在領域への働きかけに抵抗するのは難しいと筆者は語るが、本書の潜在と顕在というキー概念を知っているだけで、かなりメディアや広告に対して自由になれるのではないだろうか。とても知的刺激に満ちた一冊であった。
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形式: 新書
本書を読んで、
「これがわたしの好み。」
「これがわたしの価値観。」
「これがわたしの個性。」
と今まで自分で思い込んできたものって、
一体何なんだろう?

そんなふうに深く考え込んでしまった。

情報が多すぎて自分で処理しきれなくなっているがゆえに、
大学の論文やリサーチでさえも原書にあたることをせずに
ダイジェスト本や解説本に依存したり。

情報の操作というものについてもっとよく知りたいと
そう思わせてくれる一冊である。
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