なんとも凄まじい山行をする人がいるものだ。 サバイバル登山はある意味で、8000m級の登山よりも厳しい部分もあるのだろうと想像する。著者はなぜ食料を持たないで自己調達のルールを自分に課すのだろうか? そのくせ、山中で出会った人からのおすそ分けを期待したり、下山後の食事を夢想したりするのだ。その心理は人間らしくて解りやすいし、正直に書いていて好感も持てるが、ぼくは、そのあたりの分裂気味な考え方や、心理をもっと書き込んで欲しいと思う。山行記録形式の今回の本は、それはそれで一気に読んでしまったが、激しい登山の記録を読めば読むほど、なんで、そんなことやってるの?と、素朴な疑問にとらわれてしまう。
人生観や世界観を散りばめたエッセー風の文章も読んでみたいと思った。
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