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[近藤史恵]のサクリファイス(新潮文庫)
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サクリファイス(新潮文庫) Kindle版

5つ星のうち 4.2 202件のカスタマーレビュー

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商品の説明

受賞歴

第10回(2008年) 大藪春彦賞受賞

内容紹介

ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 327 KB
  • 紙の本の長さ: 290 ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/2/1)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B0096PE48O
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 202件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア 有料タイトル - 10,836位 (Kindleストア 有料タイトルの売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫 Amazonで購入
著者の作品は初めてだったが面白く読み、シリーズ作品にも手を伸ばそうかと思っている。
その割に評価「4」なのは、読後に少しモヤモヤ感が残ったから。

本作は自転車ロードレースの選手が主人公。けっしてメジャーとは言えないサイクルスポーツを舞台にどんな物語が展開されるのだろうと、本書を購入。
ツール・ド・フランスのドキュメンタリーをテレビで見たことがある程度なので、レースチームの在り方やロードレースでの駆け引きなどがどの程度リアルなのかわからないが、ロードレースって面白いなと感じさせる描写になっている。
チームにはエースがいて他のメンバーは彼のアシストにまわる。ロードレースはエースの勝利がチームの勝利となる。
アシストである主人公の心の動きとともに、アシストを言わば踏み台にして走るエースの思いも描かれていて、素直にいいなと感じた。

ただ、後半で起きる重大な事故とその理由にモヤモヤとしてしまう。衝撃的ではあるのだけれど、もうちょっと違う“サクリファイス”はなかったのかなと思ってしまう。
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形式: 単行本 Amazonで購入
ネタバレを含む。
最後の読後感は確かに悪くない。しかし許せない人物がそのままなのが腹立たしいところ。

もちろんロードレースという魅力的な珍しい題材を作者は書きたかったのだろうが、それ以上に、大きなサクリファイスが一見釣り合わない対価に見合う瞬間、等価となる状況と人間を書きたかったのではと思う。サクリファイスのよく知られた訳は犠牲だが、殉じるという崇高なニュアンスも本来は有するだろう。先達に認められたいロードレース後発国、かつ侍のメンタリティも理解しうる、日本を題材にしか出来ない着想だろう。
主人公を狂言回しとして、犯人、その他の登場人物を掘り下げることも捨て、ポイントを集中することでそれは説得力を有して成功したと思う。そして評価している人の多くも、そう感じているからこそと思う。

自転車だけが生活で、誇りを持ってアシストを踏み台にしてきた男が、より大きなチームの危機を回避するため、自分にしか出来ない戦略でアシストを全うした。他の方法があったかもしれない。でも、自分にしか出来ないことに気づいて、彼は笑ったという。
他の人なら自転車に乗れなくなるという行いの贖罪と皮肉に感じたか、あるいは破滅の危機の解決法のシンプルさに頬が緩んだのか。

チームを守ることが、結果的には自分とその夢を守ったはずだ。
だが、今の自分にはそこまで何かに打ち込めるものがない。羨ましくもある。
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形式: 文庫 Amazonで購入
ストーリーセラーの作品を読んで興味がわいて、この本を購入しました。自転車ロードレースの知識はなかったのですが、私が時々行くちょっと山の方のパン屋さんに、ロードレースの選手が寄ったり、その選手が優勝したり?、その選手の為に好物のパンの大きい版をお祝い?に渡したりという話が随分前ブログに書かれていて、その選手2人を思い浮かんだりしながら、どんどん話に引き込まれ夢中で読みました。読みごたえのある本でした。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
ロードレースに興味のない人にも読みやすく説明があり、展開もゆるやかにではあるが盛り上がっていく感じがあり良作であると思う。
エースとアシストの関係やそこに到る感情、犠牲的精神もよく描かれており、初心者にも読みやすいだろう。

しかし後半の展開はさすがにすこし突飛過ぎて前半の良さを殺してしまってると感じた。
なんだかスポーツの小説を見てたらサスペンスの世界に変わってしまっていて少し興ざめしてしまったというのが感想だ。
没入感としてはロードレースに引き込まれたところでこの謎が出てきて
完全にサスペンスがおまけでしかないのでむしろどちらかに固めて書いたほうが良かったとすら感じる。(もちろんロードレース方面に)
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形式: 文庫 Amazonで購入
自転車レースって分かりにくいんじゃないかな?と、
思っていましたが、読み始めたら止まらない。
自転車に乗らない母も熱中して読んだそうです。
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形式: 文庫
自転車を趣味として始めたので、自転車がテーマの作品を探してたどり着く。
続く動きのあるシーンからの物語の始まり。それが否応なく自転車レースの雰囲気を感じさせてくれる。
また大藪春彦賞を受賞しているということで、期待をしながら読み進めていく。
一章はその勢いのまま、あっという間にページを捲らされてしまう。これは傑作なんじゃないだろうか。
そんな期待感が、レースの高揚感と重なり、最初のページで違和感を覚えたことを忘れさせてくれる。
ああ、そう1ページ目の違和感を2章の冒頭で再び感じた。『オンナ』という生き物のために、『サクリファイス』。
成熟していない『オトコ』にとって、『オンナ』という生き物の論理は理解しがたく、それは時に自己否定へと繋がることもあるだろう。
そういった青臭い原動力はあってもいい。まだ主人公が23歳という年齢であるからこそ、この『オンナ』の思惑に引き摺り込まれるというのも、あり得るのかも知れない。
しかしながら、このオンナの魅力はどこにも無い。棒人形のようにあちらこちらへ物語を動かすためだけに配置されたキャラクターの間を動き回る。
主人公の『サクリファイス』へ至る説得力も無く、伊庭というライバルの存在感も無く、先輩のキャラ立ちも無く(赤城と篠崎の区別が付かない)レースの高揚感が章
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