主人公の父・上原一郎は、豪快な男です。
元過激派というキャラクターなんですが、
文章からその迫力が伝わってくる人物描写は素晴らしい。
一つの信念を貫き通す男の生き方は、
カッコイイなって思ってしまう、そんな本です。
また、小学6年生である一郎の息子・二郎が、
大人びていく過程は読んでいて気分がいいです。
二郎の友達・向井くんは異常にマセていて楽しいですし。
好きなセリフがあります。
元過激派の父・一郎は役人に向かって言います。
「楽園を求めている」
すると役人は呆れてつぶやきます。
「いい大人が何を……」
間髪いれずに一郎は言い返すんですが、
これが実に気持ちいい。
言ってみたいセリフですよ笑。
忘れられない本になりました。
文庫になっているようなので、オススメします。
お求めの際は一度に上下巻セットでどうぞ。
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