内容紹介
DJ ACKKYが、自身初となるソロ・アルバムを完成させた。東京クラブ・シーンを忙しなく活動するこのアーティストの日常を、ちょっとだけ覗くサウンド・スケープ。現場主義を貫くACKKYらしい有機的なつながりが。それは音楽が人や環境と溶ろけて交じり合う瞬間を。ハウシーなフロア・トラック。メローなアーバン・トラック。スモーキーなアンビエント・トラック。シーンを構想するBGM OF LIFEとしての1枚。
「ACKKY、アルバム・リリースおめでとう!!M3, M4, M8といったフロアへの即戦力として使えるダンスチューンが満載なのはもちろんだけど、ラリー・ハードやアズ・ワン a.k.a. カーク・デジョージオのアルバム作品のように、映像喚起的というか、冒頭から最後までストーリーを感じるアルバムの構成が素晴らしい。前半(M1~M4)は抵抗のなかグングン進んでいく感じがあるし、後半(M6~M9)はナチュラルに上がっていく高揚感が特に気持ちいい。アルバム全体にポジティヴでアトモスフェリックな雰囲気があって、聴くたびに味わいが増してくる。フロアでのプレイはもちろん、アームチェア・トラベルのためのサウンド・ノヴェルとして、末永く愛聴できるアルバムだ。」 —— Kenji Hasegawa (gallery)
アーティストについて
Kenji Hasegawa (gallery)、DJ NORI、森広 康晴 (Lighthouse Records)、Larry Heard aka Mr.Fingers (Alleviated Records & Music)、高橋透が推薦コメントを寄稿!
ACKKY プロフィール:
東京生まれ。90年代初頭の東京クラブシーンで活躍するDJやミュージシャンに影響を受け、自身もDJへと傾倒していく。都内を中心に参加するpartyは多数。夏は“LIFE FORCE”など多くの野外partyに出演。DJ活動の他に、HBのMAKI999、ARATA、高木壮太、テッペイらとのバンド“LOVE ME TENDER”ではT.SAXとして参加。オリジナル・トラックの制作も積極的に行い、“TURBOSONIC vol.1”や“underground broadcasting”などへの楽曲提供。インストゥルメンタル・バンド“9DW”や、NYのハウス・レーベル“Strictly Rhythm”などのREMIXを制作。またデザイナーとしても様々なアートワークを手掛けるなど、多彩な活動を続けるアーティスト。